【Hot Wheels XS‐IVE™ 2002-140】
マテル製 定価300円
実車?解説!
XS‐IVEは実車の存在しない、ホットウィールオリジナルデザインの6輪オフロードビーグル。
読み方は「エクシブ」もしくは「エクシーブ」あたりでしょうか。
最大の特徴はボディの前後をひねって稼働するギミック。
これだけボディが動けばどんな荒れ地でも走破可能でしょう。
「ホットウィール大辞典Ⅱ」によると砂浜のレスキュー車がデザインモチーフとなっているとのこと。
沖合で溺れた人の救助用に荷台にはカヌーが積まれています。
エンジンは巨大なタービンエンジンが搭載されており、砂浜のレスキューにつかうには明らかなオーバースペック。
でもそれがホットウィールらしくてグッドです。
デザインはフィル・リールマン氏。
氏のデザインしたホットウィールはギミックを搭載したものが多いのが特徴ですね。
購入日記!
休日といえば我が家の行く先はただ一つ!!!(というほどでもない)
川越しかありません。
息子が蓮馨寺の境内で鳩を追いかけまわしている間、私はいつものごとくオビツ屋でホットウィール探索!!!
今日は店主のおじさんから歴代マイカーの話をききつつ、目当てのホットウィールを探しておりました。
中古のオオタ自動車→スバル360→スバルサンバー→いろいろ→フォルクスワーゲン・ニュービートルと乗り継いできたとのこと。
ニュービートルはリッター6キロしか走らないけれど、月に170キロくらいしか走らない自分にはちょうどいいという話を聞かされ、ニュービートルがそんなに燃費の悪い車だったと初めて知りましたね。
やっぱり趣味車なんだなあ。
モデルチェンジしたザ・ビートルはどんな感じなんだろう?
で、いろいろ話をしつつ、今回はギミック付きのモデルが欲しかったので、ボディの可動ギミックが面白いXS‐IVE君を324円で購入したわけです。
6面図!
商品解説!
全長81㎜
全幅33㎜
全高39.4㎜
実車の存在しない、ホットウィールオリジナルデザインなので正確なスケールはわかりませんが、シートのサイズから逆算するとだいた1/87前後ではないでしょうか。
XS‐IVEは2000年に金型が作られたモデル。
2001年のファーストエディションとして最初に発売されました。
今回私が購入したものは2002年に販売されたもの。
このカラーリングのモデルはホイールの違いで4バリエーションがあり、私の購入したもでるはビレット風にデザインされたゴールドメッキのディレクショナルホイールを履いているタイプ。
胴体をひねる可動ギミックが最大の特徴ですが、なによりも目を引くのがそのサイズ。
ジクの1/55スケールミニカーなみの大きさがあり、他のホットウィールよりも一回り大きくかなりの迫力があります。
サイズが大きいぶん、ダイキャストが使われている部分は少ないのですが、エンジンやキャビンもよく作りこまれているので眺める楽しみもバッチリ。
ボディのタンポ印刷が片側だけなのがちょっぴり残念ですが、案外リペイントとかするとものすごく化けるかもしれません。
車体裏には
©2000 MJ.
MALAYSIA XS‐IVE™
Hot Wheels
と刻印されています。
マレーシア製ですね。
胴体が左右に45度づつ可動します。
これならどんな不整地でも走破可能でしょう。
とくにロックやラッチなどは入っていないので、好きな位置で止めることができます。
ミッドシップに搭載された黄金に輝く謎の巨大タービンエンジン。
人命救助用のレスキュー車に積むにはあまりに禍々しいシロモノですが、それもホットウィールらしくて良し!
沖合で溺れた人を助けるためのカヌー。
これが載っていないとただのSFモンスタービーグルになっちゃいます。
スケボーやサーフボード、カヌーのディテールがあるだけでググっとホットウィールらしく見えてくるあたりが「カリフォルニアスタイル」なんでしょうね。
おわりに
というわけで28台目のコレクション、XS‐IVEでした。
実はホットウィールにはまるあまりついに「ホットウィール大辞典」と「ホットウィール大辞典2」を購入してしまいまして。
そこで新たに知ったホットウィールオリジナルデザインのコンセプトカー軍団の魅力にもうメロメロなんですよね。
XS‐IVEはフィル・リールマン氏のデザイナーインタビューページでも紹介されており、まさか買えるとは思っておらず、ゲットできてラッキーでした。
次は何にするか…… オビツ屋の在庫にあるモデルだとエクスプレスレーンとかツインミルⅡとかも気になるんですが、他にもカッコイイのがたくさんあって迷うんですよね。
ああ、なに買うか迷うのって本当に幸せ♪
【コレクション台数 28台】
【コレクション使用額 7309円 】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
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