【Hot Wheels ’13 SRT VIPER 2017 FORZA MOTORSPORT 5/6】
マテル製 税抜き定価400円
実車解説
バイパーはアメリカの自動車メーカー、クライスラーがダッジブランドで販売していたスポーツカー。
ランボルギーニがチューンしたV10エンジンを搭載したコブラの後継車としてアメリカ市場に送り出されたバイパー。
1991年に発売された初代モデルは大ヒットを記録し、当初3年間の限定生産の予定を覆し増産が決定。
初代モデルの生産終了後も2代目、3代目と代を重ねてクライスラーを代表するスポーツカーへと成長していきます。
2012年にニューヨークモーターショーで発表された3代目バイパーはこれまでのダッジからSRTへと変更されます。
これは2012年頃「ダッジ」ブランドの中核であるトラック部門が「ラム・トラックス」として分離、独立したブランドになったことの影響という見方が一般的です。
もっとも、「SRT」の名を冠したのはたった2年で、2014年には「ダッジ」ブランドに戻ることになりました。
やっぱりバイパーはダッジが似合いますね♪
性能面ではバイパー伝統のV10エンジンを踏襲。出力は640→649hpと小アップぐらいですが、ボディの剛性や時代の進歩による電子制御装置の拡充など、より扱いやすさを重視し、「運転する楽しさ」を重視する調整となっています。
初代バイパーがコブラを模するあまり、速さと出力を追求するため他のアメリカンスポーツカーで一般的だった安全装置などを積んでおらず、エアコンすら無かったことを考えると、格段の進歩ととらえるべきか、毒蛇として牙を抜かれたと見るべきか…… 初代がキングコブラとすれば、3代目はリンカルスあたりなのかもしれません。
2017年に生産は終わりましたが、バイパーの後継車のアナウンスはありません。
経営破綻し、フィアット傘下に収まったクライスラー。
厳しい台所事情でしょうが、ファンとしてはぜひとも新しいバイパーの姿を拝みたいものです。
購入日記
ゴールデンウィークです!!!!!
我が家は子供たちと一緒に東松山にある奥さんの実家にお邪魔することに。
息子はおじいちゃんの家じゃないと遊べないプラレールに夢中。
走り回って線路をけとばして壊す妹としょっちゅう戦争勃発しますが、おじいちゃんおばあちゃんがいるので妹の興味が分散され、そこそこ平和に遊べていたのですが。
「おとうさん、あぴたでとみかとかはかわないよね?」
とミニカー欲しいブローを放ってきたので。
「じゃあ息子、ホットウィール買いに行くか」
「あぴたにほっとうぃーるはうってないじゃん」
「いいか、息子。東松山駅前にバースデーって玩具屋があって、ホットウィールが売って……」
「いく!!!」
と息子の手を引いて東松山駅前のバースデーまで行ってきました。
バースデーに行くのはほぼ2年前のゴールデンウィーク以来。
【ホットウィール】しまむら系列のベビー用品店、バースデイでHW7台セットを980円で購入しました!!!
7台セットを買って2人で分けよう、と思っていたんですが……
ホットウィールコーナー、大幅に縮小されてる!!!
ちょっと残念…… ではありましたが、実車系モデルもそこそこあり、ハズレというわけではない感じで。
私はフォルツァアソートの’2013SRTバイパーを380円で購入。
息子はワイルドスピードシリーズのフォードエスコートを選びました。
おばあちゃんが息子が喜ぶだろう、とBSで放送していた「ワイルド・スピード スカイミッション」を録画しておいてくれたのですが、それを見て以来息子にワイルド・スピードブームが到来したみたいで。
「ほら、わいるどすぴーどだよ」
といいながら車をぶつけたり、上から落としたりとミニカーでワイルドに遊びまくってます(笑)
パッケージのドミニクを見た瞬間「これにする」と速攻で決めてました(笑)
で、帰りはアピタに行ったり、公園でハッスルしたりとひとしきり遊び、おばあちゃんが車で迎えにきてくれるまで西松屋で待つことに。
で、西松屋もホットウィール売ってるんでなにげなく2人でミニカーコーナーを覗いてみると……
なんとドミニクのダッジチャージャーが!!!
実は息子、映画見て以来ずっと「ぼくはハゲたひとがのってるうしろにたいやがふたつつんであるくるまがいちばんほしい」ってずっと言ってたんです。
「ミニカーはあるの?」って聞かれたときは「ホットウィールはあるけどめっちゃ人気だから絶対買えないと思う」と答えてたんですよ。
ダッジチャージャーをキラキラした目で見つつ、でも今日は一台買っちゃったからな、と諦めの表情で眺める息子。
「今日は特別だから買ってあげる」
とレジに持っていきました。
息子は信じられない、って様子でちょっとホケっとしてましたが、会計を済ませると満面の笑みで「おとうさんだいすき!!!」とジャンプして抱きついてきました。
198円でこの笑顔が見られるなら、安いものですね(笑)
6面図
全幅 32㎜
全高 19㎜
実車の全長が4463㎜なので、計測すると正確な縮尺は1/61スケールとなります。
車体裏には
MADE IN THAILAND
1186 MJ,1,NL
Hot Wheels
K22
2013 Viper Mattel
®TM,©Chrysler
Group LLC 2012
と刻印されています。
重塗装版のサイドラインなのでタイ製ですね。
それにしてもクライスラー車は車体裏の版権表記がGMやフォード車にくらべて長いのはなぜなんでしょう?
商品解説
ホットウィールの’2013バイパーは2012年にベーシックカーのニューモデルとして販売が始まったモデル。
コブラの再来な初代や、ニュルブルクリンクの記録を打ち立てた人気の2代目と比べちょっぴり影が薄いのか、ネームバリューに比べるとホットウィールでのリリースはおとなしめで、金型が作られて6年目ながらバリエーションはまだ10種類に到達していません。
これからのさらなるバリエーションに期待したいところですね。
このモデルは2017年にゲームソフト「FORZA MOTORSPORT」とのコラボレーションモデルとしてリリースされたもの。
「FORZA MOTORSPORT」とのコラボは二度目で、前回はメタルボディ&メタルシャシー、リアルライダー履きの豪華版でしたが、今回は廉価版のサイドラインとしての登場。
「ベーシックカーとの違いが無いのに高い!!!」と不評の廉価版サイドラインですが、人気の無いぶん欲しい車種を入手しやすいので、発売日に並べない私にとっては大好物です(笑)
アルミダイキャスト製のボディーは粒子の細かいメタリックグリーンでむら無くペイント。
で、黒いラインに「XBOX」のタンポが!!!
グリーンにブラックってまさに「XBOX」のテーマカラーなので、ゲームにちなんだアソートとしてはピッタリの一台ですね!
ホイールはリムがクロームメッキされた「PR-5(フィル・リールマン・ファイブスポーク)ホイール」を装着しています。
並べてみる
初代モデルのダッジ・バイパーRT/10との記念撮影。
【Hot Wheels DODGE VIPER RT/10 2017-340/365 HW THEN AND NOW™ 340/365 】
初代コブラ譲りのうねりのあるラインは並べてみると初代からしっかりと受け継がれているのがわかりますね。
バイパー一族は初代のクーペモデルであるGTS、2代目、2代目のレースモデルであるACR、あとV10になる前のコンセプトカーであるV8エンジンを積んだコンセプトカーなんかがホットウィールで発売されています。
どれも欲しいんですが、人気なのでなかなか買えないんですよね。
なんとなくですが、いつも優先順位の高いモデルと一緒に出現する気がします(笑)
終わりに
というわけで233台目のコレクション、’2013SRTバイパーでした♪
ホットウィールコレクション、今年はコルベットな一年にする!!! と決意しているんですが、そんなときに限ってコルベットが見当たりません。
最近はアソートにもあまり入っていないような気もしますし……
なんかカマロとマスタングばっかりなんですよね。
コルベットにも愛の手を!!!
あと6年待ってコルベット70周年を待つしかないのか……!?
【コレクション使用額 90323円】
【コレクション台数 233台】
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