青島文化教材社製 税抜き定価639円
実車解説!
240Z(初代フェアレディZ)は日産自動車が1969~1978年の間生産していたスポーツカー。
アメリカ市場をターゲットに設計され、ヨーロッパ車のようなスタイリッシュなフォルムと頑丈で修理しやすい機構、そして低価格により爆発的なヒットとなりました。
あまりの人気のため、2代目のS130型へモデルチェンジするときは「デザインを極力変えないでくれ」と言われるほど。
ヨーロッパ車があくまで職人が位置第一台手作りで製作した「工芸品」であるのに対し、しっかりとした生産技術に裏付けられた「工業製品」であり、日本車躍進の一翼を担ったのです。
240ZGは1971年に日本国内で販売された240Zのトップグレードモデルで、フロントバンパーと一体になった「エアロダイナ・ノーズ」の装着により全長が190㎜延長。
ボディサイドにはオーバフェンダーが装着され、ワイドで迫力あるスタイルへと変更されています。
購入日記!
奥さんと子どもたちは一足先に実家に帰っているのですが、私は家でひたすら仕事。
もう朝5時くらいから黙々と作業、作業、ひたすら作業の嵐です。
すると突然iPhoneに着信が!
奥さんからです。
なんだろな~ と電話を取ってみると……
「今東松山のアピタにいるんだけど、どんなミニカーが欲しい?」
なんて嬉しいことを言ってくれるではないですか!!!
奥さんは娘を背負いながらもアピタのミニカースポットを全部チェックしてくれていたらしく、いろんなミニカー情報を教えてくれます。
鉛筆削りのビートルやキンスマートのサンダーバードにも心惹かれましたが、今回は奥さん推薦のグラチャンコレクションを買ってきてもらうことになりました♪
購入価格は税込み690円とのこと。
いや~ 疲れが吹っ飛ぶプレゼントですね~♪
大晦日に奥さんの実家に向かい、開封してみたところ中身は240ZG!!!
奥さん的なオススメはピンクの130ローレルだったらしいのですが、個人的には一番大当たりの240ZGが当たったので大満足。
嬉しいサプライズとなりました♪
奥さん、いつもありがと~♪
商品解説!
全幅31㎜
全高17.6㎜
実車の全長が4305㎜なので、計測すると正確なスケールはほぼ1/64スケールとなります。
アオシマが立体化したのは1971年式の240ZG。
フロントスポイラーにワークスフェンダー、3分割3通ダクト、NSAダクトアルミホイールを装備したスタイルで、週間ヤングマガジンにかつて連載されていた漫画「シャコタン☆ブギ」に登場する清水明の愛車として有名な改造です。
価格は640円と高めのsiku製ミニカーくらいですが、完全な観賞用のため出来栄えは抜群!!!
造形・ディテール共に素晴らしく、メタリックピンクのペイントは粒子が非常に細かく実車さながら。
燈火類も精密な仕上がりで、ヘッドライトとテールランプは当然ながらクリアーパーツ。
シャコタンにセッティングされた足回りに装着されたNSAダクトアルミホイールはタイヤは精密なディテール入りのゴム製で、ホイールはアルミの質感を出すためにフラットシルバーで塗装されているというコダワリにも驚かされます。
そんな凄いミニカーを販売しているのはプラモデル好きならばお馴染みの青島文化教材社。
模型の町、静岡に本社のある老舗プラモデルメーカーです。
カーモデルにかなり力を入れているメーカーで、現在では世界中のプラモデルメーカーの中でも、最も多くカーモデルの新商品を出しているメーカーとなりました。
2000年以降はミニカーにも進出し、1/43、1/64などのスケールで様々な車種を販売しています。
グラチャンコレクションは元々アオシマが1980年代に展開していたカーモデルのシリーズ。
車種によっては20万個も販売されるほどの人気シリーズで、今にいたるアオシマカーモデルの礎を築いたと言っても過言ではありません。
1/64グラチャンコレクションはそんなアオシマ伝統のシリーズを精密にスケールダウンし、ミニカーへと落とし込んだもの。
設計自体は新しいので、かつてのプラモデルよりもはるかに精密な出来栄え。
カーモデルの製作は非常~に難しいので、かつての名作のミニチュアが気軽に手に入るのはファンとして嬉しいところです。
今回購入したシリーズはベストセレクションにあたり、これまでのシリーズから人気車種を集めた選りすぐり。
調べてみると第9段に相当するようで、かなり豊富なラインナップのようです。
ミニカー本体はこのように名前入りの台座にビス止めされ、ブリスターで保護された状態でパッケージングされています。
販売形態は箱を開けてみるまでなにが入っているかわからないブラインドボックス方式。
全6車種×2の12ラインナップとなっており、12個入りのボックスで購入すると一気に全車種揃うようになっています。
個人的にはシルバーのハコスカ2Drあたりにそそられますね。
MADE IN CHINA
AOSHIMA
と刻印されています。
中国製ですね。
おわりに
グラチャンコレクションや京商のサンクスシリーズなど、観賞用の精密な小スケールミニカーは前々から気になっていたのですが、ホットウィールやマジョレットをメインに収集しだした手前、なかなか手が出しづらくなってたんですよね。
そんな自分の固定観念をあっさりと突き破ってくれた奥さんには感謝感謝です。
こうして眺めているとホットウィールのマッドマンガと並べたくなってきますね~
持ってないのが残念です。
そうそう!!! ホットウィールといえば奥さんから聞いたのですが、なんと東松山のアピタがホットウィールの取扱を始めたらしいんです。
奥さんによると「もう狩りつくされたあとだった」 ということなのですが、今から行くのが楽しみです♪
【コレクション台数 163台】
【コレクション使用額 54730円】
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