【GREENLIGHT 1941MILITARY 1/2 TON 4×4 ALL-TERRAIN】
グリーンライト製 税抜き定価???円
実車解説
第二次世界大戦で…… というよいりも現在でも無類の強さを誇るアメリカ軍。
第二次世界大戦では一次大戦以上に軍隊の機械化が進みましたが、全部隊を完全に機械化できたのは唯一アメリカ軍だけです。
ここでいう「機械化」というのは自動車などを使って人力や馬に頼らず、兵士や兵器を移動させて作戦行動できるかということ。
機械化された部隊による電撃戦を展開したドイツ軍ですら100%の機械化は果たせず、馬や自転車も使っていたのは意外と知られていなかったりします。
アメリカ軍は国力と豊富な資源、そして圧倒的な生産力をもって兵士や物資を運搬するためのトラックを大戦中数多く生産しました。
それこそ、桁が違います。日本が一年かけて生産できる数を一月どころか一週間で生産するのも可能でした。
それまでアメリカの車社会を支えたビッグ3の工場がそのまま戦地へ送るためのトラック軍需工場となったのですから、恐ろしい勢いで生産されていきます。
1941 1/2トン 4×4トラックもそんな一台なんです。
アメリカ軍が戦争中に大量生産したトラックだと6輪のGMC CCKWが最も有名ですが、4輪駆動の小型トラックも数多く生産されました。
戦後は民間に払い下げられ、安く購入できることから改造車のベースとしても使われました。
戦争のために作った車をホットロッドにしてしまう…… そのあたりの破天荒さがアメリカ人の強さの秘訣なのかもしれませんね。
購入日記
息子と久々に南古谷のウニクスにあるトイザらスに行ってきました♪
息子は4歳ながらかなりのイオン信者で、お出かけの行き先にはほぼイオンを指定します(笑)
今回は「トイザらスのほうがホットウィールいっぱい売ってるよ」「サンプルのおもちゃがいっぱいあるから遊べるよ」となんとか説得を重ね、約五ヶ月ぶりのトイザらスゆきが実現したわけです。
トイザらスはクリスマス商戦真っ只中。
なのでお目当ての展示サンプルが撤去され、その変わりに積み上げられた玩具の山!!!
幸いながら息子は久しぶりのトイザらスが新鮮だったらしく、上機嫌でおもちゃを見ていたので助かりました。
私も久しぶりなので、ミニカーコーナーのラインナップがガラリと変わっており楽しめました。
最後までマッチボックスのデラックスシリーズのシボレーブレイザーと悩みましたが、今回はなんと!!! 初のグリーンライトミニカーにチャレンジしてみました。
いや、前から欲しかったんですけど、1000円近い値段になかなか手が出なかったんですよね……
899円という自分が購入出来る価格帯になっていた、1941ミニタリー1/2 4×4を手に取り、二時間トイザらスで遊びきって疲れた息子をレジに引きずりつつ、税込み970円にて購入したわけです。
息子が選んだのは…… よりにもよってフォルツァレーシングのランボルギーニガヤルドスーパーレジェーラ。
またリアルライダーですよ。
ベーシックカーにしてほしかったんですが、あまりに熱烈にお願いされたので根負けして買ってあげました。
最近、息子はゴムタイヤ&ボディとシャシーがダイキャスト製であるという価値がわかってきたみたいなんですよね…… これは成長であると喜ぶべきなのか。
幸いめちゃくちゃ気に入ってるみたいで、家に帰ってからも最近珍しくずっと遊んでいるので結果的には良かったです♪
商品解説
全長 87㎜
全幅 42㎜
全高 47㎜
実車の正確な全長はわからなかったのですが、一応パッケージに1/64スケールと表記されています。
もうちょっと大きいような気もするけど、軍用車だから実車が大柄なのかもしれません。
グリーンライトはアメリカのミニカーメーカーで、1/18から1/64まで、さまざまなスケールのミニカーを販売しています。
インディカーの独占販売権を持っており、佐藤琢磨氏の車両などもラインナップされているみたいですね。
今回購入したのは1/64のコレクティブルシリーズで、トイザらスに行くとホットウィールコーナーの片隅に釣られています。
1/64シリーズは安いもので900円くらい、一番多い価格帯は大体1400円くらいで、このサイズのミニカーとしては高額で、子供用のトイユースでは無く完全に大人のコレクター向けアイテムとなっています。
1941 ミニタリー 1/2トン 4×4は以前から販売されていたモデルの荷台に銃座とスコップ、ツルハシをセットしてより軍用車をイメージしたスタイルへとチェンジしたもの。
もちろんこの姿で第二次世界大戦を戦っていたわけではなく、払い下げられた1/2トントラックを現代風にカスタムした車両をモチーフにしたものなので要注意。
さすが高額ミニカーだけあり、パーツ数も多くリアリティは抜群です。
ちょっとググってみるとホットロッド風のフレイムスをあしらったモデルなんかもあり、見てるとそっちも欲しくなってきます。
ボディは当然ながらダイキャスト製。キャビンとフェンダーから繋がる荷台部分の2パーツに分かれており、キャビンはシルバーのでのペイント、荷台部分はダイキャスト地剥き出しのZAMAC仕上げとなっています。
フロントウインドウは透明度の高いクリアーパーツで、窓枠のメッキモールまでしっかりペイント済み。
インテリアはさすがコレクティブルなミニカーだけあり、ステアリング内部もバッチリ抜けています。
大口径タイヤはホイールはプラスチック製、タイヤはゴム製で、トレッドパターンのディテールも非常にしっかりしたもの。
値段さえ安ければ、カスタム用にたくさん欲しいですね~
GREENLIGHT®
GREENLIGHT®
©2016
15817 14562WB GL098
1941 Military 1/2 Ton 4×4 86079
と刻印されています。
シャシーに生産国表記はありませんが、ブリスターカードに中国製との表記があります。
コレクティブルならではの精密なディティール
このミニカー、なんといってもディテールが凄い。
ホットウィールのハイリフト系モデルだと埋まっているシャシーは複数のパーツを使って立体的に再現されています。
ぶっちゃけ、このモデルを買おうと思ったのはこのシャシー構造に惹かれたからだったり。
トラックってキャビンやベッド以上に、シャシーこそが本体なのでこだわりがあるモデルには弱いんですよね~
フロントグリルは抜けており、内部のエンジンを覗き見ることができます。
フチも薄く、リアリティは抜群です。
まさかここが開いているとは思いませんでした。
荷台には二連機関銃を搭載。
この機関銃は別パーツで、開封後荷台に組みつける構造となっています。
ただ、接続ピンのサイズが合っておらず、デザインナイフで削り調整してからやっと収めることができました。
このあたりのアバウトさはアメリカならではなのかも。
並べてみる
タイヤが大きいもの仲間ということでホットウィールのモンスタートラック、グレイブディッガーとの記念撮影。
【Hot Wheels GRAVE DIGGER 2016 MONSTER JAM】
久しぶりに引っ張り出してきましたが、迫力満点ですね…… 値段とディテールに勝るミニタリートラックを完全に食っちゃってます。
終わりに
というわけで221台目のコレクション、1941ミニタリー 1/2トン 4×4でした。
初のグリーンライトミニカー。
これを買ってしまうとジョニーライトニングとか他のアメリカンミニカーにも目移りしちゃいますね…… ただ、これ一台でホットウィールのベーシックカーを4台買ってお釣りが来ることを考えると、そうしょっちゅう手を出すわけにはいきませんね。
値段聞いた奥さんの眉がつり上がってましたし(笑)
久しぶりのトイザらスはすっごく楽しかったので、また頑張って息子を説得しないと!
【コレクション台数 221台】
【コレクション使用額 77521円】
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