【siku 1443 VW Pick-Up】
ジク製 輸入販売元ボーネルンド株式会社 税抜き定価680円
実車解説!
アマロックはドイツの自動車メーカーフォルクスワーゲンが2010年から製造販売しているピックアップトラック。
「AMAROK(アマロック)」とは北極圏に住むイヌイットの言葉で「狼」を意味します。
生産はアルゼンチンのパチェコ工場が担当し、南米やヨーロッパ圏が主な市場となっています。
全長5180㎜と日本人の感覚では大きく感じますが、これでもピックアップトラックの中では小型に分類されていると聞いて驚きました。
アメリカのフルサイズピックアップトラックには6メートルを超えるものもあるので、そういった「化け物級」と比べて小型だということのようです。
アマロックは日本での販売はありませんが、並行輸入車を購入した場合、500~600万円くらいの費用がかかります。
雪。
一歩進むたびに足首まで埋まり、骨の髄まで浸透する冷気は感覚をマヒさせます。
納品で会社に行く日に限って大雪とは。
アンラッキーとしかいいようがありません。
電車の遅れが無く、平常通りに運行していたためスムーズに新宿まで行けたのは不幸中の幸いでしょうか。
会社での用事をささっと終らせ、さあ帰るかと時計を見ると時間的には余裕があります。
いつもなら上福岡で降りて西友でホットウィール狩りに勤しむところですが、雪の中上福岡から自宅まで歩くのは拷問です。
なので本日は新宿駅周辺のミニカースポット参りに決定!!!
ヨドバシホビー館、京王百貨店ボーネルンドジクコーナーと巡り、フォルクスワーゲンアマロックのスパルタンなスタイルに一目惚れ。
734円にて購入し、寒空の下ミニカー魂だけは暖かく帰宅したわけなのです。
6面図!
商品解説!
全長88.5㎜
全幅32㎜
全高28.5㎜
実車の全長が5180㎜なので、計測すると1/58スケールとなります。
ジクが立体化したのはダブルキャブのアマロック。
ゴルフシリーズに酷似したフロント周りとエンブレムが無ければフォルクスワーゲン車とは気付くことも難しい、力強いスタイルをジクらしいかっちりとした造形で立体化しています。
このアマロック、持ったときの重みが実にいい。
フルサイズでは無いといっても大型車であるピックアップトラック。
ダイキャストの重量感がズン! と手に響きます。
メタリックブルーの塗装も最高!
クリアー層が深めで、覗きこむとボンネットに顔が映るような光沢には感激です。
ヘッドライト、テールライト共にクリアーパーツでの再現。
ヘッドライトは車体にはめ込むためのピンをライト風にアレンジしており、設計者の工夫を伺わせます。
フロントグリルは細かく彩色されており、色のハミ出しなども全く無し。
「AMAROK」のロゴやVWのエンブレムは高精度のタンボ印刷で再現されており、拡大してもボケや粗はありません。
タイヤは実車通りのデザインに専用設計されたプラスチックホイールにゴムタイヤを履かせたリアルなもの。
ジクのミニカーは褒めるところが多過ぎて文章が多くなっちゃうので大変です。
車体裏には
VW AMAROK TDI
1443 CE siku
163PS 4.2Zyt
120kw 1988 ccm
4000 U/min 180 km/h
と刻印されています。
ジクのミニカーは知育玩具として販売されているため、シャシー裏の面積に余裕がある乗用車シリーズには馬力や排気量、最高時速などのスペックが細かく記載されています。
カシメの取り付け口を予備タイヤ中心に持ってくる配置がグッド!!
生産国の表記はありませんが、ブリスターパック裏面にMADE IN CHINAと表記があります。
中国製ですね。
ドアの開閉ギミック。
ジクのミニカーはトミカやマジョレットミニカーと違い、扉固定用のバネが入っていません。
開くとき少し硬いのですが、好きな位置でドアを固定することができます。
というわけで64台目のコレクション、フォルクスワーゲンアマロックでした。
ジクのミニカーの中でも、ブリスターパックをギリギリまで使っている大型車輌は重量感がハンパ無い!!!
アマロックの隣に並んでいたランドクルーザーなんか手に取ると重い重い。
トラクターもいいけど、ピックアップトラックやSUVのようなでっかいミニカーにも心惹かれますね。
アマロックはマジョレットミニカーにもラインナップされているので、いつか並べて比べられる日が来るといいな。
【コレクション台数 64台】
【コレクション使用額 20784円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
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