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【TOMICA(トミカ)】メルセデス・ベンツ Gクラス

ベンツGクラス (1)

 【TOMICA  No.35 MERCEDES BENZ GCLASS】

 タカラトミー製 税抜き定価450円

実車解説

 メルセデス・ベンツGクラスはドイツの自動車メーカー、メルセデス・ベンツが製造販売している高級SUV。

 今ではファミリーカーとして一般的になったSUVですが、そのルーツは第二次世界大戦で活躍した軍用車、ジープの民生用として始まった経緯があります。

 頑丈で悪路も走破可能で、荷物もいっぱい乗る。

 そりゃあ便利なわけです。

 アメリカはジープ、イギリスはランドローバー、と軍用車直系のSUVはいくつもありますが、中でも一番の高級SUVとして地位を確立しているのがドイツが生んだベンツGクラスでしょう。

 ベンツGクラスはもともと1979年にオーストリアのシュタイア・プフ社がヨーロッパのNATO向けに開発した小型軍用車。

 今でも受け継がれる箱型のボディは軍用車として生産性の効率化を最優先したためのデザインなんです。

 これは加工を最低限に抑え、板状の鉄板や板ガラスだけで組み立てられる工夫なんですね。

 このあたりの「いざとなったとき物資が欠乏する準備」の思想は苦い敗戦を経験した国ならではの発想で、昔の自衛隊車両とも共通する部分があり米軍車両と比べると面白いです。

 1981年から民生用として販売が開始。

 次第に実用性よりも高級車としての性格が強くなり、内装などのラグジュアリー感がどんどん強化されていきます。

 が、他のSUVがどんどん「普通車」のような丸みをおびたボディへと変わっていくのに対し、Gクラスは硬派な軍用車である無骨な姿を守っています。

 街で見かけたGクラスにパっと目が行くのは、実戦を想定した「戦う車」としての姿に惹きつけられるからなのかもしれませんね。

ベンツGクラス (2)

ベンツGクラス (3)

購入日記

 家族でららぽーと富士見へ行ったときに購入しました。

 今ではトイザらスがありますが、このGCLASSを買ったときはまだできる前。

 息子とミニカーを買うところといったらアカチャンホンポのトミカコーナーかヤオコーのマジョレットコーナーくらい。

 両方サーチし、マジョレットは在庫が悲しい状態だったので、息子と一緒に460円くらい? で購入しました。

 私はベンツGクラス、息子はハマーと親子でSUV祭りしてました(笑)

4面図とミニカーサイズ

ベンツGクラス (4)
ベンツGクラス (5)
ベンツGクラス (6)
ベンツGクラス (7)

ベンツGクラス (8)

 全長 72.5(予備タイヤ含めると75.2)㎜

 全幅 31㎜

 全高 30.5㎜

 実車の全長は4480㎜なので、計測すると性格な縮尺は約1/62スケールとなります。

 トミカのベンツGクラスは2018年2月にラインナップに加わったモデル。

 ゲレンデヴァーゲンことGクラスは外観がどれも似通っており、ぱっと見て区別がつきにくいですが、トミカは2012年から生産されている現行モデルのW463型、ロングボディの通常型であるG500タイプを立体化しています。

 トミカはNò1~120までのシリーズ全体を通じてコスト調整をしているため、低コストモデルと高コストモデルの完成度にかな~り差があるのですが、このGクラスはどう見ても高コストモデルであり、大当たりなアイテム。

 かっちりした平面がしっかりと出ている箱型ボディ。

 ダクトやモールのシャープなディテール。

 丁寧に塗り分けられたベンツの証であるスリーポインテッドスターやグリル内側、灯火類などなど。

 SUVらしくサイズも大柄で、シルバーのペイントもギラつきすぎず、かといってくすみすぎない高級車らしいしあがりで雰囲気も抜群。

 なんというか値段が1クラス上の本場ドイツのミニカーであるsikuのミニカーと見紛うほどの出来栄えなんです。

 以前紹介したトヨタランドクルーザー70ハマーH2もそうでしたが、トミカのSUVにはハズレって無いですね。息子が持ってる自衛隊高機動車もすんごい出来栄えですし。

 タイヤもオフロードタイプのものを履いており、ホットウィールを見慣れた目だとどうしてもきになってしまうホイールベースの隙間やタイヤの大きさもほとんど気になりません。

 見れば見るほど褒めるところしか見つからない良モデルです!!!

シャシー裏の表記

ベンツGクラス (11)

 車体裏には

 TOMICA      NO.35
 ©TOMY       S=1/52
           2017

  Mercedes-Benz
  G-Class
        MADE IN VETNAM

 と刻印されています。

 ベトナム製ですね。

 

ギミック
ベンツGクラス (9)

 指で押すとシャシー内部に入った板バネのぶんボディが沈み込むサスペンションギミック。

 このサスペンションのおかげで子供が強く押し付けて遊んでも、車軸が曲がりにくくなっています。

ベンツGクラス (10)

 ドア開閉ギミック。

 SUVモデルだとリアゲートの開閉ギミックがはいっていることが多いのですが、Gクラスはドアが開きます。

 SUVとはいえ高級車ですから、荷物を積む遊びより、誰かをエスコートすることを連想させるほうが楽しいですね(笑)

並べてみる
ベンツGクラス (12)

 マッチボックスのレンジローバーとの並いぶみ。

 どちらも軍用車をルーツに持つSUV。

 実用性からラグジュアリーな高級車へと進化していく方向性は同じにもかかわらず、原初の形を残したままのGクラスの質実剛健なスタイルには目を奪われます。

 やっぱりSUVは四角くないと!!!

終わりに

ベンツGクラス (13)
ベンツGクラス (14)
ベンツGクラス (15)

 というわけで 236台目のコレクション、メルセデス・ベンツGクラスでした♪

 私は戦車モデラーなんで、軍用車ルーツのSUVって大好きなんですよね。

 ジープにレンジローバー、ランドクルーザーやパジェロ。

 どれもすっかり見た目が丸くなってしまいましたが、質実剛健な姿をそのままに残したGクラスって特別なんですよね。

 レンジローバーとランドクルーザー、Gクラスが揃ったのであとは本家ジープがあれば軍用ルーツSUV祭りが開催できる!!!

 さ、ホットウィールのジープラングラーを探しにいこっと♪

 【コレクション台数 236台】

 【コレクション使用額 91749円】

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