MENU

【Hot Wheels(ホットウィール)】’68プリムス バラクーダ フォーミュラS 2018 50TH ANNIVERSARY ZAMAC FLAMES 3/8

’68プリムス・バラクーダ フォーミュラS (1)

 【Hot Wheels ’68 PLYMOUTH BARRACUDA FORMULA S 2018 50TH ANNIVERSARY ZAMAC  FLAMES 3/8】

 マテル製 税抜き定価400円

実車解説

’68プリムス・バラクーダ フォーミュラS (2)
’68プリムス・バラクーダ フォーミュラS (3)

 バラクーダはアメリカの自動車メーカー、クライスラーがプリムス部門で販売していたポニーカー。

 ポニーカーとは第二次大戦後に爆発的に人口増加したアメリカのベビーブーマー層をターゲットにした「価格が手頃で、かつスタイリッシュ、コンパクトで扱いやすい車」まあぶっちゃけていうと「若者が女子をデートに誘うとき乗ってるのモテる車」だと思ってください(笑)

 ポニーカーというとフォードのマスタングが代表格ですが、実はバラクーダはマスタングよりも2週間早く発売されており、世界初のポニーカーはバラクーダのほうなんです!!! 

 1966年に登場したバラクーダはモデルチェンジを繰り返しながら3代目、1974年まで製造が続きましたが、1968年モデルは2代目にあたります。

 2代目バラクーダの中でも「フォーミュラS」はハイパフォーマンスモデルに相当し、エンジンはV8の5.6リッターと6.3リッターの二種類から選ぶことができました。

 アメリカ車は1960年代後半から70年までハイパワー競争に明け暮れており、フォーミュラSが販売されたときは「手頃なモテ車」から「よくわからんエンジンを積んだモンスターマシン」へのシフトチェンジが加速していった時代。

 「フォーミュラS」は加速力があり、運転が容易だったことから当時のドライバー達には高く評価されていました。

 バラクーダ一族だととうしても最強にパワーアップした3代目が注目されがちですが、進化の過渡期にある2代目に目を向けてみるのも楽しいですよ♪

購入日記
 息子と南古谷のトイザらスまで行ってきました♪

 息子と遠出するときは子供乗せ用の電動自転車でスイスイ行きます。

 息子は男の子らしく、自転車の前カゴに乗りたがるんですよね。

 自分がものすごく早く走るみたいに感じるようで、前カゴに乗ってスピードが出ているときは「すげー!!! はやすぎる!!! 57キロでてる!!!」みたいにウキャウキャ喜んでいたのですが……

 息子ももう4歳。 身体は保育園のクラスでも一番大きい部類で、身長は110cm超えてるし、体重も18キロともう前カゴに収めるには成長しすぎちゃったんですよね。

 これはもう前に乗せるとあぶないなあ…… ということで奥さんに説得してもらい、最近は後ろの座席に乗ってもらうようになりました。

 母親と妹と出かけるときは後ろの座席でもそれほど気にならないみたいなんですが、私と2人のときは今でも前に乗りたがりますが、「前に乗ると車にぶつかったら死ぬよ。死ぬの嫌でしょ?」と究極恐怖アピールでなんとか納得してもらってます(笑)

 思えば私も小さい頃、母親の子供乗せ自転車で前カゴに乗りたかったのですが、危ないって載せてもらえなかったんですよね。

 弟は載せてもらってるのに、なんで僕はダメなんだ!!! って(笑)

 当時の気持ちは今でもすっごく覚えていますが、息子が求めるスリリングな欲求よりも、親としては安全を取るのは当然ですよね。

 という感じで後部座席に座ってもらい、家から15分くらいでトイザらスに到着。

 前回購入したパガーニ・ウアイラ同様、安売りのリアルライダー履き豪華モデルもいいかな、と思ったんですが、50周年記念ZAMACのプリムス・バラクーダ フォーミュラSの正統派ホットウィールバリバリのかっこよさにヤラれて431円で購入したわけです。

’68プリムス・バラクーダ フォーミュラS (13)

 息子のが選んだのはスカイドーム。

 クリアーのフードが展開するギミック付きで、エンジンやコクピットのディテール思った以上の秀逸っぷりに驚きました。

 ホイールのペイントが独特で、タイヤ部分にまでクロームメッキがかかっており迫力満点。

 この手の有機曲面デザインの謎車とスーパークロームスの相性って最高ですよね。

 フード取るだけでオープンカーにもなりますし、お手軽カスタムにも相性のいいモデルだと思いました。

6面図とミニカーサイズ、車体裏表記

’68プリムス・バラクーダ フォーミュラS (5)
’68プリムス・バラクーダ フォーミュラS (6)
’68プリムス・バラクーダ フォーミュラS (7)
’68プリムス・バラクーダ フォーミュラS (8)

’68プリムス・バラクーダ フォーミュラS (9)

 全長 76㎜

 全幅 29㎜

 全高 21㎜

 実車の全長が4775㎜なので、計測すると正確な縮尺は1/63スケールとなります。

’68プリムス・バラクーダ フォーミュラS (10)

 
 車体裏には

   © Mattel     made in THAILAND
                                              © Chryslar Group
                                               LLC 2012      L02

        Hot Wheels     1186 MJ,I,NL
                                               ’68 Plymouth
                                          Barracuda Formmula S

 と刻印されています。

 サイドラインなのでタイ製ですね。

 それにしてもクライスラーの版権表記は長いので毎回打つのが面倒です(笑)

 

商品解説

68バラクーダフォーミュラS (2)
68バラクーダフォーミュラS (1)

 ’68プリムス・バラクーダ フォーミュラSは2013年のベーシックカーとして販売が始まったモデル。

 68年というとホットウィールが始まった年。

 この「50TH ANNIVERSARY ZAMAC  FLAMES」に選ばれた理由にも納得のチョイスですね。

 フォーミュラSは草ドラッグレースでも当時活躍したようで、わずかにフロントが沈み込む前傾姿勢になっているプロポーション取りにはデザイナーのフィル・リールマン氏のこだわりが伝わってきますね。

 ところで、ホットウィールを集めていると、たびたび「ZAMAC」という単語に遭遇することがあります。

 「ZAMAC」というのはホットウィールのボディや超合金トイなどに使われている亜鉛合金のこと。

 亜鉛に4%のアルミニウムと少量の銅、マグネシウムを混ぜた合金で、融点は低いが強度の低い亜鉛の剛性を補強し、流れが良く低価格で様々なものに使えるのでおもちゃ以外にも様々な日用品や家電の部品まで、いろんなものに使われています。

 ちなみに日本では「ダイキャスト」と呼ばれていますが、正確に言うとこの「ダイキャスト」というのは亜鉛合金の名前ではなく、「ダイカスト技法」という鋳造技術の名称。

 超合金トイで「ダイカスト」とついた商品がヒットしたことから、亜鉛合金の名称として日本では定着したわけですね。

 という玩具用和製英語講座でした(笑)

 このモデルは先にも書いた通り、2018年に「50TH ANNIVERSARY ZAMAC  FLAMES」にラインナップされたもの。

 アルミダイキャスト製ボディはシリーズ名の通りにダイキャストむき出しのZAMAC仕様。

 メタルボディ&メタルシャシーの豪華版モデルだとZAMACでも上からクリアーがかかっていて表面が保護されていることもありますが、このモデルは一切上け無しのガチZAMACです。

 個人的にはクリアーがかかっているよりはむき出しの金属地肌のほうが無骨で無機質でいかにもダイキャストミニカー!!! って感じで大好きです。

 その分サビや変色しやすいので、タミヤモデリングワックスを塗り込んだりしてこまめなメンテナンスをわすれないようにしたいですね。

タミヤ メイクアップ材シリーズ No.36 モデリングワックス 87036

タミヤ メイクアップ材シリーズ No.36 モデリングワックス 87036 [おもちゃ&ホビー]

タミヤ(TAMIYA)

1992-06-30

 タンポ印刷されたフレイムスは鮮やかなイエローとグリーン。

 フレイムスっていうとレッド!!! ってイメージが強いですが、この配色は不思議と金属地肌によく似合い、息子も買った跡に「やっぱりこっちがいいからこうかんして」とか行ってきました。

 もちろん拒否です(笑)

 ホイールはリムがホワイトでペイントされた「PR-5(フィル・リールマン・ファイブスポーク)ホイール」を履いています。

 本体のデザインもフィル・リールマン氏なので、ベストマッチですね♪

並べてみる

’68プリムス・バラクーダ フォーミュラS (11)

 3代目のハイパフォーマンスモデルである、クーダと並べて記念撮影。

 【Hot Wheels ‘71 HEMI® ‘CUDA 2015-210/250 HW WORKSHOP™ 】

 2代目バラクーダまではバラクーダ以前のクライスラー車であるヴァリアントの発展形なのですが、3代目バラクーダはクライスラー初のマッスルカーであるダッジチャージャーの兄弟車として開発されています。

 なので名前が同じ、2代目と3代目と関わりはありますがまったく違う車なんですよ。

 「ポニーカー」という概念が通用したのは登場した当時ぐらいで、すぐさまマッスルカーへとパワーアップしていく歴史を感じさせますね。
 

おわりに

’68プリムス・バラクーダ フォーミュラS (12)

 というわけで235台目のコレクション、’68プリムス・バラクーダ フォーミュラSでした♪

 今年はホットウィール50周年イヤー。

 記念モデルがいろいろ発売されていますが、やっとひとつゲット!!! ってところです。

 普段ベーシックカーだと手に入りづらい、ハイパワー競争時代のマッスルカーが手軽に手に入るのは本当にありがたい!!!

 発売日に走って買いに行くのは無理そうですが、売れ残りでの充分嬉しいのでこのペースでゆっくりコレクションしていこうと思います♪

 【コレクション台数 235台】

 【コレクション使用額 91289円】

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次