【siku 1001 Porsche carreraGT】
siku製 税抜き定価540円
実車解説!
実車は2003年にポルシェから発売されたスーパーカー。
5.7リッターV10エンジンを1380kgのカーボンファイバー製の軽量ボディに収め、最高時速330/kmを叩き出す暴れ馬。
トランスミッションは6速MTでATでのアシストが無く、運転にはプロドライバー並みのドライビングテクニックが要求されます。
その運転の難しさから事故の多い車としても知られ、『ワイルド・スピード』シリーズの主演俳優、ポール・ウォーカー氏が事故死した車としても有名になりました。
スポーツカーに快適性が求められる時代の中、玄人好みな昔ながらのスーパースポーツとして誕生したカレラGTは当初1500台の生産予定でしたが、予定数に到達すること無く1270台で生産を終了しています。
日本での販売価格は5000万円程度でした。
購入日記!
トミカやマジョレットミニカー、ホットウィールに比べるとsikuってマイナーなメーカーですよね。
そもそも売っているところが少ないし。
欲しいミニカーがあっても、いつも買いに行く川越丸広のボーネルンドコーナーの商品がそうそう更新されることもありません。
そこでsikuのミニカーを扱っているところは無いかな~といろいろ調べていたのですが。
なんと、会社のすぐ近くにある京王デパートおもちゃコーナーにボーネルンドの支店があることが判明!!!
これは行かねば!!! と会社帰りに向かったわけです。
カレラGTとかあるといいなあ、と思いながらブリスターパックがつるされたタワーをくるくる回していると……
ありました!!!
即座に税込み583円にて購入。
ず~っと欲しかったミニカーだったので、ホクホク顔になっちゃいましたね。
6面図!
商品解説!
全長85㎜
全幅34.5㎜
全高21.3㎜
1/55スケール。
正確な発売時期はわかりませんが、おそらくプロトタイプがパリサロンで発表された2000年~実車が発売された2003年の間くらいでしょう。
しっかりとした作りに定評があるジクのミニカー。
私はこれまで8台購入ているのですが、その中でもこのポルシェカレラGTは飛び抜けて良く出来ています。
まず目を引くのはむら無く均一にペイントされた深みのあるレッドのボディカラー。
クリアー層がなめらかで、まるで実車のような美しい光沢を帯びており、とても600円以下のミニカーとは思えない質感です。
ヘッドライト、テールライトは共にクリアーパーツ。
タイヤもジク標準仕様である専用設計された実車同様のゴムタイヤを履いているのでリアリティも抜群!!!
タンポ印刷されたエンブレムも一切の潰れなどは無く、全体の完成度UPに貢献しています。
このミニカーが商品化された2000年初旬は中国の人件費がまだまだ安かった時代。
設計や部材にお金をつぎ込む余裕があったこの時代のおもちゃって、どれも良く出来ているんですよね。
車体裏には
PORSCHE CARRERA GT
450KW
612PS
8400/Umin
5733ccm
Sleper GmbH 330/km/h
Postfach 2569 10Zyl
D-58475 Lud
CE siku
100100000
LR14239
Made in China
と刻印されています。
ジクのミニカーは知育玩具として販売されているだけあり、排気量や馬力、最高時速など、実車のスペックがいろいろと刻印されています。
中国製ですね。
ドアの開閉ギミック。
トミカやマジョレットミニカーのドアとは違い、バネが入っていないので少々固めで開くときに力は必要ですが、自分の好きな位置でドアを固定することができます。
インテリアはジクらしい精密な作り。
ステアリングもしっかりと抜けており、好感が持てます。
時速330kmを叩き出す5.7リッターV10エンジン。
ヘックス状のモールドが入ったクリアーのエンジンカバーの中に封入されています。
エンジン自身もよく出来ている感じなので、エンジンフードが着脱可能だったら完璧だったかもしれません。
おわりに
というわけで58台目のコレクション、ポルシェカレラGTでした。
ブログでも何度か「カレラGT欲しいな~」とつぶやいていましたが、やっとお迎えすることが出来ましたね。
働く車も格好いいですけど、スポーツカーもイイですね~
次はヴェイロングランスポーツとかアヴェンタドールとかでも買うかな~
でもトラクターも捨てがたいんだよな~
【コレクション台数 58台】
【コレクション使用額 18280円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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