【Hot Wheels AUBURN 852 2002-175 MAIN LINE】
マテル製 販売元バンダイ 税抜き定価300円
実車解説!
実車は戦前に存在したアメリカ自動車メーカー、オーバーンが製造していたスポーツカー。
852は1936年、オーバーン最後の年に製造されました。
その中でもこれは「スピードスター」と呼ばれる代表的なモデルで、大幅に延長されたホイールベースに流れるような美しいボディライン、当時の高級車の証とも言えるボートテイルとスタイリッシュなデザインで当時のアメリカで大人気となりました。
4938㎜という長大なボディにもかかわらず、乗員は二人のみという超豪華仕様。
1936年というと日本でトヨタが初の量産型市販車を発売した年ですから、アメリカっていうのは本当に凄い国です。
第二次世界大戦前のアメリカ黄金時代の富の象徴とよく語られるデューセンバーグに比べると安い価格で、高級品ではあっても手が届くと夢を与えたのも若者から人気があった理由の一つかもしれません。
購入日記!
4月17日は4回目の結婚記念日でした。
奥さんとどこかに出かけよう!!! となったんですが、息子も小さいのでそんなに遠出もできません。
というわけでいつものように家族で川越散策となったわけです。
「もっといつもと違う所に行かなくていいのかい?」
と奥さんに聞くと、
「あなたと一緒ならどこでも楽しい旅行してるようなものだから」
とのこと!!!
いい奥さんをもらって幸せだ~♪
と惚気つつ、奥さんが息子連を雀町つどいの広場(もんちっち)で遊ばせている間にちょっと時間をもらってオビツ屋までミニカーを物色しにいったわけです。
11時くらいに行ったのですが、店は開いていてるように見えるのにカギが閉まっており、
「誰かいますか~?」
と呼ぶといきなり隣から
「居るよ~」
と店主さんが出てきて超びっくりしました。
オビツ屋は「玩具屋」「模型屋」「人形屋」を店主さん一人で見てるので、開いているのに入れない、という謎な現象が起こるのが面白い。
で、ホットウィールを漁りながらいろいろ話をしていると、私のミニカー購入ルールの話になったんです。
店主さん「10個くらい買っていってよ~」
私「いや、妻との約束で一個1000円以下のミニカーを一回に一個しか買わないっていうルールがあるんです」
店主さん「え~!!! そりゃ厳しすぎでしょ!!! あ、わかった。あんた奥さんに養ってもらってる身だな。それならしかたがない」
と店主さんの中で私は「奥さんに養ってもらっている、安いミニカーしか買えないかわいそうな人」となったようです(笑)
あとでこのやりとりを奥さんに話すと爆笑してました(笑)
今回はコブラと3代目ダッジラム、そしてこのオーバーン852の3つで悩んだのですが、クラシックカーはまだ1台も持っていないのでこれを選びました。
川越蓮馨寺前のオビツ屋で324円で購入。
6面図!
商品解説!
全長81㎜
全幅30.5㎜
全高23㎜
1/60スケール。
80㎜を超える大柄なサイズで、シャシー、ボディ共にダイキャスト製。
クラシックカーらしい重量感で、持つと手にズシリと重みが来るのが嬉しいところ。
車体裏には
HOT WHEELS®
©MATTEL INC.1978
MALAYSIA
と刻印されています。
マレーシア製ですね。
ファーストランは1978年と30年以上前、私が生まれる3年前という古い金型ですが、造形や車輌の雰囲気といったポイントは今のホットウィールに一切引けを取りません。
大柄なボディはローコスト化が進む最近の3インチミニカーには無い迫力を与えてくれます。
1978年だとアメリカ国内で金型を製作していた時代ですから、この迫力こそアメリカンスタイルなのかもしれませんね。
おわりに
と、いうわでで17台目のコレクション、オーバーン852スピードスターでした。
ホットウィールのクラシックカーにはデューセンバーグモデルJ や1936年型コードなどもラインナップされており、超欲しいんですよね。
コードグループ3台を並べたいとは思うものの、自分の購入ルールではなかなか手に入れるのは難しそう。
次オビツ屋に行ったら徹底的に漁らせてもらおうかな~
【コレクション台数 17台】
【コレクション使用額 3919円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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