【Hot Wheels ‘71 HEMI® ‘CUDA 2015-210/250 HW WORKSHOP™ 】
マテル製 税抜き定価300円
実車解説!
1971年型プリムスクーダはアメリカの自動車メーカー、クライスラーが製造販売していた乗用車。
フォードのマスタングなどと同じポニーカー(手頃な価格でスポーティーな走りを楽しむことができ、かつデザインにも優れたファッション要素の強い車)として登場しました。
「クーダ」とは1970~1974年に生産された3代目プリムス・バラクーダのハイパフォーマンス使用に付けられたグレード名。
排気量7000ccの426ヘミエンジンが搭載されたクーダはヘミクーダと呼ばれました。
バラクーダの生産が始まった1960年台は第二次大戦後のベビーブーマーたちが自動車に乗れる年齡となった時代で、自動車の販売台数は毎年増加。
好景気に押され、アメリカ車がパワー競争に明け暮れた時代でした。
しかし1970年台に入るとオイルショックや排ガス規制で燃費が悪く、有毒ガスを撒き散らすマッスルカーたちは姿を消していきます。
1971年型ヘミクーダはマスキー法施行直前、マッスルカー時代最晩年に生産された白亜紀のティラノサウルスのようなモデルなのです。
この1971年型のヘミクーダはバラクーダの中でも最も人気が高いモデルとなっており、現在では非常に高価なプレミアムがついています。
特に生産数が少ないコンバーチブルタイプが貴重で、アメリカのオークションでは3億円を超える金額で落札されたこともありました。
購入日記!
娘を出産し、川越の病院で入院中の奥さんのお見舞いに行ってきました。
帝王切開での出産だったこともあり、今日から食事解禁ということだったのでおみやげにコンビニでプリンを買って病室にIN。
さあ食べて!!! と差し出すと悲しげに首を振る奥さん。
なんでもプリンを食べると乳腺が詰まりやすくなるので食べてはいけないとのこと。
ごめんなさい、と謝りつつ、結局プリンは私が食べることに。
幸い私が病室に入った直後に病院食のおやつとして杏仁豆腐とフルーツが出てきたので、お腹を空かせた奥さんの目の前で私だけプリンを食べるというような極悪非道を行うこともなく、二人で楽しくおやつタイムを楽しめました。
生まれて二日目の娘はかなり落ち着いてきた感じで、初日や昨日と比べると人らしくなってきました。
息子よりも細面で、色白に見えるのは親の贔屓目でしょうか。
1時間半ほど奥さんと過ごしてから、ささっと帰宅……する前に。
ちょっくらオビツ屋に寄って昨日から目を付けていた‘71ヘミクーダを324円にて購入、帰宅したわけです。
6面図!
商品解説!
全長74㎜
全幅30㎜
全高19.5㎜
実車の全長が4739㎜なので、計算すると正確なスケールは1/64となります。
ホットウィールの‘71ヘミクーダは2012年のニューモデルとして販売が始まったモデル。
胴体の幅が広い独特のスタイルや、わずかにローダウン気味でタイヤの上端が隠れるホイールのセッティングなど実車の特徴を的確につかんでおり、ホットウィールが最も得意とするアメリカンマッスルカーの真骨頂が楽しめます。
ダイキャスト製のボディは非常にシャープなディテーリングで、ボンネットの止めピンやボディサイドのスリット、1971年型ヘミクーダ最大の特徴である丸4つ目ライトがセットされたフロントグリルなどもしっかりと再現されています。
ヘミクーダの証であるボンネットから突き出たエアスクープはインテリアと一体で成型されたシャープなプラスチック製となっています。
このモデルは2015年に「HW WORKSHOP」にラインナップされたモデル。
深みのあるダークメタリックレッドでペイントされたボディには実車のバイナルグラフィックを模した「HEMI」の文字から始まる鮮やかなフレイムスがタンポ印刷されており、アメリカ車が輝いていた最後の時代を飾るマッスルカーにふさわしい装飾となっています。
ホイールはリムがオレンジメッキされており、赤主体である全体の色調にジャストフィットですね。
車体裏には
made in MALAYSIA
1186 MJ,I,NL
H1 Mattel
Hot Wheels
‘71 HEMI®‘Cuda
Group LLC 2012
と刻印されています。
マレーシア製ですね。
おわりに
というわけで91台目のコレクション、‘71ヘミクーダでした。
メタリックレッドにフレイムスに包まれたマッスルカーというホットウィールらしすぎる一台にシビレまくり。
意外とマスキー法以前で、一番パワフルで輝いていた時代のアメ車ホットウィールって私あんまり持ってないんですよね。
2016年4月22日時点でホットウィールは54台持ってますが、‘65マスタングコンバーチブルと‘68エルカミーノくらいしか無いような……
とりあえず明日は杏仁豆腐系のスィーツを奥さんに差し入れしようと思います。
【コレクション台数 91台】
【コレクション使用額 31321円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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