【Hot Wheels CUSTOM ‘72CHEVY® LUV™ 2016-148/250 HW HOT TRUCKS™ 8/10】
マテル製 税抜き定価300円
実車解説!
シボレー ラブはアメリカの自動車メーカー、ゼネラル・モーターズが1972~1981年まで販売していた小型ピックアップトラック。
「LUV」とは「Light Utiltty Vehicle」の略で、日本語訳すると「軽量使用車」、つまり軽作業に使用できる車輌という意味合いです。
ラブは当時ゼネラル・モーターズと資本提携していた日本のいすゞ自動車が製造していたピックアップトラックであるファスターをアメリカ向けにOEM供給した自動車。
1970年代に入るとアメリカでは厳しい排気ガス規制法が施行され、それまでパワー拡大競争を繰り広げてきた大型車に変わって、燃費の良いコンパクトな日本車が台頭してきました。
小型ピックアップトラック市場は瞬く間に日本車に席巻され、ゼネラル・モーターズが対抗馬として打ち出したのが出資先のいすゞ自動車からのOEMです。
ゼネラル・モーターズはコンパクトカー製作の経験が薄く、1から設計した車で日本車に対抗するのは得策では無いと判断したのでしょう。
日本車には日本車というわけです。
ラブは好調な売れ行きを見せ、1981年にシボレーブランドが小型ピックアップトラックであるS-10を発売するまで販売されました。
ホットウィールはそんなシボレーLUVをカスタムカーとして立体化。
V8エンジンを搭載し、車高を下げたスタイルにモディファイしましています。
ホットウィール化にあたってのデザインはリュウ・アサダ氏が担当しています。
購入日記!
やっと仕事が一段落。
バースデイで購入したホットウィールセットをぼちぼち開封していこうと思います。
このカスタム‘72シェビー ラブは5月30日にバースデイ東松山駅前店にて購入したホットウィールベーシックモデル7台セットのうちの一台。
7台980円なので、一台あたりの金額は140円ですね。
6面図!
商品解説!
全長70.5㎜(ホイールベース41㎜)
全幅29㎜
全高22.5㎜
実車のホイールベースは2601㎜なので、計算するとスケールは1/63となります。
カスタム‘72シェビー ラブは2015年に金型が製作され、2016年のニューモデルとして販売が始まったモデル。
実車はかなり多くの数が市場に出回ってカスタムカーのベースともなっており、このホットウィールのようにカスタムされたLUVは実在しているようです。
ベースとなっているのは1972年に発売された初代ラブで、フロントグリルが丸型4灯ライト装備となっているのはボディの前半分が流用された初代いすゞフローリアン中期型の特徴を受け継いだもの。
極限まで車高が下げられ、前傾姿勢をとった攻撃的なスタイルにV8エンジン、太陽光をとりこむ大きなサンルーフとまさにホットウィールデザインの根底を流れる「カリフォルニアスタイル」を体現したデザインの一台ですね。
このモデルは2016年に発売されたもので、LUVのバリエーションとしては2台目にあたります。
ダイキャスト製のボディは鮮やかな明るめのレッドでムラ無くペイントされており、80年台アメリカ風のピンストライプがタンポ印刷で再現されています。
なにげにドアノブがシルバーでペイントされており、ボディ側面の印象をグッと引き締めてくれているのが嬉しいところ。
ボディ、エンジン、荷台内部パーツは輝きの強いクロームメッキがかかったシャープなプラスチック製。
ガラスパーツはうっすらとスモークのかかったクリアーのプラパーツで、透明度が高くインテリア内部もしっかりと見えます。
シャシーはややマット気味なレッドのプラスチック製。
タイヤは1995年に登場した「5SP(ファイブ・スポーク)ホイール」を履いています。
車体裏には
Custom ‘72 chevy® LUV™
TM GM
H48 Hot Wheels
©2015 Mattel made in
1186 MJ,1,NL MALAYSIA
と刻印されています。
マレーシア製ですね。
おわりに
というわけで97台目のコレクション、カスタム‘72シェビー ラブでした。
ほぼ10日ぶりのブログ更新。
久しぶりに愛でるホットウィールはいいですね~♪
残りの4台も無理せず一個ずつ開けて、一台一台を大事にしていきたいと思います。
【コレクション台数 97台】
【コレクション使用額 33296円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
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