【Hot Wheels FORD 1932 2001-216 MAINLINE 】
マテル製 販売元バンダイ 定価324円
実車解説!
1934年型フォードはアメリカの自動車メーカー、フォードモーターズが製造販売していた乗用車。
T型フォードで大成功したフォードですが、単一車種の長期量産は会社の停滞を招き、最終的にはゼネラル・モーターズのシボレーに追い抜かれることになりました。
T型フォードの後継として1929年から生産されたフォードモデルAで一時はシボレーから王座を取り戻すものの、大恐慌やユーザー嗜好の変化などで安定したものではありませんでした。
そのモデルAの後継として1932年に登場したのがフォードモデルBです。
Aの次のB、つまり二番目であるため「デュース」の愛称で親しまれました。
残念ながらフォードモデルBはシボレーには敵わず、わずか2年で生産を打ち切られます。
しかし、第二次大戦後に事情が変わります。
中古車やパーツが大量に出回り、構造から改造が容易であったため数々のホットロッドやストリートロッドのベースマシンとなり、「デュース・ロードスター」の名前はホットロッドの代名詞となり、アメリカ改造車文化の象徴的な一台として歴史に残ることになったのです。
ホットウィール化にあたってのデザインはグレイ・セーファー氏が担当しています
購入日記!
一週間くらい前からパソコンが急激に重くなりました。
仕事用の原稿を書くのも支障が出てきたので、原因を調べてみると……
大量に撮影した息子の動画でメモリが6割ぐらい埋まっていました。
ハードディスクに移すか、と久々にハードディスクを取り出してみると、パソコンに接続するためのコードが無い!!!
ネットで買おうにもコードの型式がわからないので、川越の電気屋まで足を伸ばします。
ウエスタ川越に併設されているウニクス川越に入っているノジマ電気で目的のものはすぐに見つかったのですが、せっかく川越に来たので当然のごとくオビツ屋へ。
行くと店主のおじさんと友達らしきおじいちゃんが絶賛立ち話中。
おじさんに挨拶してホットウィールをチェックしていると、自然と話が耳に入ってきます。
お二人共70超えなので、話題の内容は知り合いが亡くなった話がメイン。
飼猫にエサをやろうとして階段から落ち、次の日に胸が痛くなって病院へいき、待合室で待ってる間に亡くなったおじいさんの死因が階段から落ちたときに肋骨が肺に刺さっていることに一日気が付かなかったからとかちょっと壮絶な内容でした。
猫と階段には気をつけよう、と心に刻みながら1932フォードを324円にて購入したわけです。
6面図!
商品解説!
全長60.5㎜(ホイールベース46㎜)
全幅30.5㎜
全高25.5㎜
実車のホイールベースは2845㎜ですが、あきらかにホットロッド化によりホイールベースが延長されているので2㎜くらい短いと仮定して、計算すると1/64スケールとなります。
ホットウィールのフォード1932は1998年のファーストエディションとして販売が始まったモデル。
フォードモデルBの正統派ホットロッド化モデルで、向き出しのエンジンや前傾姿勢の車高といい実にホットウィールらしい一台です。
このモデルは2001年のメインラインの一台として販売されたもの。
ダイキャスト製のボディはマットブラックでペイントされたラットロッド風のハードな仕上がり。
ウインドウはオレンジのクリアーパーツで、ブラックのボディをよく引き立ててくれますね。
シャシーはブラックのプラスチックで成型されており、フォードモデルBらしくちゃんとボディのすぐ下までシャシーがせり出しています。
ホイールは「5SP(ファイブ・スポーク)ホイール」を履いています。
車体裏には
©1997 M,I
CHINA ‘32FORD
Hot Wheels ®
と刻印されています。
中国製ですね。
中国製のホットウィールは’68エルカミーノやフェラーリ456Mなど何台か持っていますが、どれも仕上がりが高品質で満足感が高いです。
フロントにマウントされた巨大なV8エンジン。
非常に精密な造形で、シリンダーヘッドやサイドエグゾーストなどのディテールをクロームメッキがより強調してくれます。
フロントグリルの格子状もモールドも細く彫刻されているのも最高。
このあたりって車の顔なので、できが良いと全体の印象もグっと引き締まるんですよね。
おなじフォードモデルBベースのホットロッドであるフォード1934との比較。
フォード1932はフェンダーを外したハイボーイスタイルなので同じ車ながらガラリと印象が変わります。
おわりに
というわけで104台目のコレクション、フォード1932でした。
この手の直球ホットロッド系モデルって大好きなんです!!!
エンジンもむき出しですし♪
このモデルはバリエーションも非常に多いので、色違いをたくさん並べてみたいものですね。
なお、パソコンは徹底的に無駄を省いた結果かなり高速化しました。
画面表示の簡素化と高電力消費のハイパフォーマンス化、パソコンに最初から入っていた使わないソフトの削除が特に効果的でした。
そろそろ買って5年たつし、買い替え時かな~
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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