【majoRETTE PEUGEOT BIPPER】
マジョレット製 販売元カバヤ 税抜き定価360円
実車解説!
ビッパーはフランスの自動車メーカー、プジョーが販売している小型商用車。
フィアット フィオリーノをベースとしてプジョーが販売している車で、同じプラットフォームを使用しているシトロエン ネモともにジョイント・ベンチャーとして共同開発されました。
全長3864㎜と4メートルを超えない、ヨーロッパではもっとも小型に分類される商用車で、小さな民間企業に愛用されています。
リアのドアは商用車らしく観音開きとなっており、車体幅もヨーロッパの道路事情に合わせ1684㎜とコンパクト。
実用性を再重視した商用車らしい構造ですが、どことなくオシャレな雰囲気を醸し出しているのはさすがフランス車といったところでしょうか。
マジョレットはあえて商用車のバンではなく、後部座席に窓があるタイプの乗用車型を立体化。
もともと荷物をたくさん積むための空間が乗車スペースとなり、レジャーなどに活躍します。
購入日記!
なななななんと!!!
奥さんがマジョレットミニカーを買ってきてくれました!!!
仕事をしていると奥さんから電話があり、
「今ヤオコーにいるんだけど、マジョレットミニカーが入荷した直後みたいだからなにか欲しいのある?」
とのこと。
私がミニカー好きなんで、出かけたときはいつも気にかけてラインナップをチェックしてくれるんです。
いや~ 趣味に理解のある奥さんをもらえた私は本当に幸せ者ですよ~♪
いろいろ聞いてみると、確実に持っていないのは赤いプジョーのワゴン車だったのでそれを買ってもらうことに。
奥さんの話によると、「ホットウィールみたいなフレイムスが入ったどピンクの車」が凄かったらしいのですが、すでに持っているフォードマスタングBOSSの色違いかな? と思ったのでこちらを選んでもらったわけです。
家で受け取ると、中身はプジョー ビッパー君がコンニチワ。
購入価格は375円とのことでした。
6面図!
商品解説!
全長68.5㎜
全高32㎜
全幅29.5㎜
実車の全長が3864㎜なので、計測すると正確なスケールは1/56となります。
箱を開けて眺めてみるとビックリ!!!
このモデル、驚くほどよく出来ています。
まずダイキャスト製のボディが非常にシャープな造形で、実車に忠実なのもさることながら、ドアの隙間などディテールの彫りが深く立体感が凄い。
ボディカラーはわずかにメタリック粒子の混ざったレッドですが、この手の鮮やかなカラーにありがちな下地の透けなどは全く無いつややかな仕上がり。
ボディサイドのラインやプジョーのエンブレム、ドアノブなどはタンポ印刷での再現ですが、驚くことにドアやリアハッチのパネルラインにはスミ入れまでされています。
インテリアもマジョレットミニカーならではの精密なディテールで、ステアリングもバッチリ抜けています。
クリアーパーツの透明度も抜群で、車内空間の広いビッパーの特徴がよく確認できるのも嬉しいところ。
ヘッドライトはシルバーでペイント済み。
バンパーはシャシーと一体となったプラスチック成型ですが、商用車らしく無塗装のバンパーがむき出しになっている構造のビッパーにはこれが非常に似合い、実車の特徴がよく再現できていてグッド!!!
バンパー後部には牽引用のラッチが附属しています。
ホイールはクロームメッキされた5本スポークタイプのもので、ブレーキディスクのディテールが精密に彫刻され、リアリティを高めてくれます。
車体裏には
majoRETTE CE
REF:205H ECH1/64
MADE IN THAILAND
BIPPER PEUGEOT
と刻印されています。
スケールが1/64と刻印されていますが、実際のスケールは1/56です。
タイ製ですね。
マジョレットミニカー特有のピアノ線を使ったサスペンションギミック。
指で押すとわずかに沈み込みます。
おわりに
というわけで125台目のコレクション、プジョー ビッパーでした。
マジョレットミニカーは これで16台目ですが、私の所有するコレクションの中だとビッパーが一番良く出来ている気がします。
なんというか、設計者の愛を感じますね。
案外自家用車だったからとかそういう理由なのかもしれません。
siku(ジク)のミニカーとかを見ると感じるんですが、ミニカーメーカーによって得意な車種ってあるのかもしれません。
マジョレットは比較的真面目な車のほうが造形的には得意そうですね。
兄弟車であるシトロエン ネモもマジョレットから販売されているので、次はネモを狙ってみるかな~♪
【コレクション台数 125台】
【コレクション使用額 41350円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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