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【Hot Wheels(ホットウィール)】1935キャデラック 2001‐115

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 【Hot Wheels 1935 Cadillac 2001‐115】

 マテル製 販売元バンダイ 税抜き定価300円

目次

実車解説!

 1929年に起きた世界大恐慌はアメリカの高級車市場に大ダメージを与えました。

 バタバタと高級車メーカーが倒産する中、キャデラックが大恐慌後に送り出したのがモデル355です。

 「355」の名称は容積率355立方インチのV8気筒エンジンを搭載しているところから名付けられました。

 1年ごとにマイナーチェンジを繰り返すゼネラル・モーターズの販売方法により、1931年型の「モデル355A」から1935年型の「モデル355E」まで5種類のバリエーションが存在します。

 当初は不景気と販売方法の失敗などから売上は伸び悩みますが、年ごとのマイナーチェンジによりキャデラックは赤字を脱出。

 1934年にはシャシーやボディをまるごと再設計するなどフルモデルチェンジに近いマイナーチェンジを決行します。

 1935年に販売されたモデル355Eは実質的に前年に販売されたモデル355Dから大きな変更はありませんでしたが、バンパーの変更やエンジンの調整が行われ、出力が120から130馬力へとUPしました。

 1936年にはキャデラックのフルサイズモデルはよりモダンなスタイリングのシリーズ70に移行しますが、大恐慌下のもっとも厳しい時代を生き抜いたモデル355はキャデラックの歴史を支えた一台と言えるでしょう。

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購入日記!



 会社に行く前に時間があったので、ちょっくら下北沢まで足を伸ばしてホットウィール専門店「ウェアハウス」で買い物してきました♪

 いつもウェアハウスに行くとなにを買うか迷いまくるのですが、今日はいつも以上に悩みに悩み。

 アメリカ本国から直輸入しているお店なのですでに2017年モデルがズラリと並んでおり、アートカーズのリンカーン・コンチネンタルとかもいいなあ…… と手にとってみたものの、もしかしたらヤオコーでゲットできるかもしれないしと戻し、また手に取りを繰り返しましたが……

 最終的にはここでしか買えないものがいいよね、と2001年発売の1935キャデラックを280円で購入したわけです。

 高級クラシックカーって好きなんですよね~♪

商品解説!

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 全長81㎜

 全幅30㎜

 全高24.8㎜

 実車の全長が5270㎜なので、計測すると正確なスケールは1/65スケールとなります。

 1935キャデラックは1981年に金型が製作され、1982年から販売が始まったホットウィール。

 全長81㎜と3インチミニカーとしては大型で、パーツ点数も多く高級車らしいデラックスな構成となっています。

 特に関心するのが予備タイヤの表現。

 ホイール部にシャシーと一体となったダイキャスト部が収まるようになっており、設計者の工夫には脱帽モノですね。

 このモデルは2001年のメインライン、つまり現在で言うベーシックカーとしてラインナップされたもの。

 35年前の金型とは思えないくらい優れた造形のボディはダイキャスト製。

 シックなシャンパンゴールドでペイントされており、ホワイト地にレッドの縁取りが入った「35 CADILLAC」のロゴがタンポ印刷されています。

 フェンダーはグロスブラックのプラスチック製。

 フロントグリルとヘッドライトはクロームメッキされたプラパーツで、グリルやライトの網掛けまでディテーリングされています。

 インテリアはホワイトのプラパーツで、シートなどはディテールが深く、高級車らしい座り心地の良さを感じさせます。

 一体成型にされがちなステアリングも別パーツとなっており、内部がしっかり抜けているので運転席の精密感は抜群です。

 ウインドウシールドもキレイなクリアパーツで、分解していないのでちょっとわかりませんが車体前部と後部では別々のパーツになっているようです。

 シャシーはダイキャスト地むき出しのZAMAC仕上げですが、安っぽい感じはまったくナシ。

 ホイールはワイヤースポークを模した「LW(レース・ホイール)」を装着。

 クラシックカーにはピッタリのホイールチョイスですね。

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 車体裏には

        HOT WHEELS ®

        ©MATTEL INC.1981 MALAYSIA
                                                      1935 CADILLAC®

 と刻印されています。

 マレーシア製ですね。

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 コンセプトカーであるキャデラックシックスティーンとの並び。

 キャデラックは世界で初めてV16エンジンを市販車に搭載するなど、先進技術を取り入れることに積極的なブランドでした。

 ちなみにキャデラックを創業したのは投資家から援助をうけたヘンリー・フォード。

 フォードは出資者と喧嘩してすぐにキャデラックを辞めるのですが、自身が興したメーカーがライバル企業の高級車部門になっているのを見てどう思ったのでしょうか?

おわりに

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 というわけで155台目のコレクション、1935キャデラックでした。

 最近はベーシックカーにはあまりラインナップされてないですが、ホットウィールってクラシックな高級車がわんさかラインナップされてるんですよね。

 デューセンバーグモデルJとか、’37ブガッティとか、メルセデス・ベンツ540Kとか。

 ってこの3台は2000年台初期にファイナルランを迎えて金型が破棄されちゃってるのでニューモデルにラインナップされようが無いんですけどね……

 オークションやネットショップを使わない自分にとって、昔のモデルも安価で売ってくれるウェアハウスさんは本当~にありがたい存在です。

 次行けるのはいつになるかな~

 【コレクション台数 155台】 

 【コレクション使用額 50369円】

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