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【Hot Wheels(ホットウィール)】シェビー®ブレイザー™ 4×4 2017-34/365 HW HOT TRUCKS™ 8/10

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【Hot Wheels CHEVY® BLAZER™ 4×4 2017-34/365 HW HOT TRUCKS™ 8/10】

 マテル製 税抜き定価300円

目次

実車解説!

 ブレイザーはアメリカの自動車メーカー、ゼネラル・モーターズがシボレーブランドで販売していたSUV。

 ブレイザーはウィリスのジープに始まり、インターナショナルデュラスターのスカウトやフォードのブロンコによって開拓された新しい車種であるSUV市場をゼネラル・モーターズが奪い取るために開発されました。

 ジープやスカウト、ブロンコが「オフロードを軽快に走行できる、走りの実用性」を重視していたのに対し、ブレイザーは見た目こそ似ているものの、まったく違うアプローチによって開発されました。

 ゼネラル・モーターズは得意のマーケティングにより、SUVを求めるユーザーが実用性以上にファッションや乗り心地を求めていることをいち早く見抜きます。

 あくまでSUVに本気の走りを求めているのは極一部のドライバーで、ほとんどの人は「SUVみたいなゴツくて強そうな車に乗ってるオレ超カッコイイ。でも彼女とか乗せてデートしたいから車内はゆったり広くて乗り心地はいいほうがいいよな」と思っていたのです。

 そこで他社のように専用の車種を0から設計するのではなく、自社のピックアップトラックであるシボレーC/Kシリーズにブロンコをより豪華にしたボディを被せてSUVとして売り出したのです。

 華美なボディはユーザーに高評価され、ピックアップトラックのシャシーを流用したことにより結果的に広々とした居住空間を実現した車内は乗り心地もゆったりしておりアメリカ人の好みをピンポイントで突いたものになりました。

 こうして大ヒットしたブレイザーは91年まで生産され、現在でも名前を「タホ」と変えて生産が続いています。

 現在でもSUVは走り以上に乗り心地や居住空間の快適性、見た目のカッコ良さのイメージが求められており、1970年台のマーケティング結果からなんら変わっていません。

 ブレイザーこそ現代SUVの流れを形作った車であり、自動車史に残した影響の計り知れない隠れた名車なのです。

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購入日記!



 仕事が終わり、やっと一息つきました!!!

 息子はもう私の仕事が終わるタイミングを3歳児なりに察しているようで、ひたすら「ほいくえんおやすみになったら、ほっとうぃーるやさんいこうね~」を連発していたので息子を連れてお出かけしてきました。

 電動補助つき自転車をフル充電していざ出発!!!

 最近玩具屋や大型ショッピングモールばかりに連れて行ってたので、ちょっと自然と触れ合わせようとまずは新河岸川沿いの堤防へ。

 新河岸川には大きな鯉がすんごくたくさんいて、上から眺めると川の半分が鯉で埋まってるような場所があるんです。

 そこに息子を連れていき、「ほら、でっかいお魚さんがいるよ~」と見せると息子は大興奮!!!

 1時間くらい堤防を走り回って鯉を追いかけてました。

 そのあとはウニクス南古谷のトイザらスへ向かいます。

 トイザらスは子供が遊べるようにサンプルのオモチャを出して置いてあるので、時間稼ぎには最適なんですよね。

 息子の保育園の友達に会ったり、大型の電動カートに乗せてあげたりしてたらあっという間にお昼になり、昼食を食べにイオン大井店へ。

 マクドナルドでハッピーセットを食べさせ、メインディッシュであるホットウィールコーナーへ足を運びます。

 発売日から1週間過ぎているので、ベーシックカーのラインナップは謎車ばかり。

 今日はサイドラインにでも手を出すかな~思っていたら、いつものように息子が

 「おとうさんはこれ!!!」

 とブリスターを差し出してきました。

 いや、お父さんは別のがいいんだよ、と言いかけたんですがよくよく見るとブレイザーじゃないですか!!!

 「ありがとう!!! これにするよ♪」

 と息子と一緒にレジに行き、税込み213円にて購入したわけです。

 自分がホットウィールコーナーをざっと見たときは全然気が付かなかったのに、息子はよくこれを見つけたものです。

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 息子が購入したのはレスキューデューティーの2017年セカンドカラー。

 息子は以前レスキューデューティーの2017年ファーストカラーを購入しており、色違いを並べたかったみたいなんです。

 ファーストカラーと較べて彩色されている部分が増え、ボディカラーもより鮮やかなレッドとなりレスキューデューティーの中ではかなりの当たりモデルなんじゃないでしょうか。

 なにげにダイキャスト製シャシーもレッドでペイントされていてぱっと見たときの印象がすごくイイんですよね。

商品解説!

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 全長74㎜

 全幅28㎜

 全高36㎜

 実車の全長が4694㎜なので、計算すると正確な縮尺は1/63スケールとなり、デザインはラリー・ウッド氏が担当しています。

 金型が複数存在しており、大きく分けると1983年に製作されて1984~1996年まで生産された初代モデルと、2015年に新たに金型が造り起こされた2代目モデルが存在します。

 初代モデルはホットウィールとしては珍しくドアが開閉するギミックが搭載されており、ボディ&シャシー共にダイキャスト製の非常に豪華なモデルでした。

 その後2004年に一度再販されていますが、それ以降は10年以上販売されず。

 2016年にはレッドラインクラブで初代金型風のブレイザーが販売されていますが、このモデルはドア開閉ギミックがオミットされており、初代の金型を改修したのか、それとも新たに初代風の金型を作り起こしたのかは現物を見てみないとわからないですね。

 2015年に金型を新たに作り起こした二代目でブレイザーは初代モデルの特徴をおおよそ踏襲しているものの、ドア開閉ギミックがオミットされた変わりにグラスルーフとなっているのが最大の特徴です。

 このモデルは2017年にベーシックカーとして「HW HOT TRUCKS」にラインナップされたもの。

 ハイリフトされたスタイルが魅力的で、容積率の高い大柄なモデルなので迫力満点です!!!

 エッジのしっかりしたカッチリした造形のボディはダイキャスト製。

 光沢のある明るめのブルーでペイントされており、80年台アメリカ車特有のストライプ風バイナルグラフィックスが全身にタンポ印刷されています。

 ウインドウシールドやルーフはクリアーブルーのプラスチック製。

 グラスルーフ部にはジェリカンやバッグ、チェーンソーが積まれており、北米の森林の奥へいますぐ探検に行けそうな重装備がニクイところ。

 ライト部もクリアーパーツで再現されており、コダワリを感じますね。

 インテリアはブラックのプラパーツで、荷台にはバッグとラジコン?もしくはスケボー?のような遊具がディテーリングされていますが、これは分解してみないとわかりませんね。

 シャシーと前後バンパーは一体式で、クロームメッキされたプラパーツで再現。
 
 フロントグリルのディテールもしっかりしており、古のアメ車プラモデル風で再現度はかなり高いんじゃないでしょうか?

 ホイールはリムをクロームメッキした「BLOR(ビーズ・ロック・オフ‐ロード)タイヤ」を装着。

 オフ‐ロードタイプのホイールはどれもディテールが凝っているので、装着するだけでモデルの完成度がグン! とUPしますね♪

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 車体裏には

          Blazer 4×4 TM GM
            ©1983,2015 Mattel

                                          Hot Wheels
 
               J34

          1186 MJ,1,NL
                                 made in MALAYSIA

 と刻印されています。

 ホットウィールのベーシックカーなのでマレーシア製ですね。

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 カスタムフォードブロンコ 2016‐153/250 HW‐DAREDEVILS™ 8/10との比較。

 質実剛健なフォードらしく、走りを追求したブロンコとマーケティング命のゼネラル・モーターズが送り出したファッショナブルなブレイザー。

 ブロンコもフォードがSUV市場を綿密にマーケティングし、それ以前にヒットしていたスカウトを参考に開発した自動車なのですが、そのブロンコをさらに解析して生み出されたブレイザーの前に敗北します。

 同じ自動車メーカーといっても、マーケティングの読みかたや車への反映の仕方がまったく違うのは面白いところ。

 ただ、結果的に上辺だけを取り繕う部分に長けたGMは破産し、底力のあったフォードは破産せず自己再建を成し遂げたので時代の流れに左右されない技術力こそが生き残りには必須なのかもしれません

おわりに

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 というわけで180台目のコレクション、シェビーブレイザー4×4でした。

 ブレイザーはブログ友達であるにわかマニアさんがホットウィール情報まとめ

 「CHEVY BLAZER 4×4(DHX72)のレビュー。20年ぶりに復活を遂げたハイリフトトラック。」

 「2017年シリーズのCHEVY BLAZER 4×4(DHX76)のレビュー。タンポが違えば表情が変わる」

 の非常に優れた記事を執筆されており、それを見て以来すごく欲しかったんです。

 今回の記事はこの2記事をかなり参考にさせてもらいましたので足を向けて寝られません。

 ブレイザーはぜひともドア開閉ギミックの入った初代モデルを手に入れたいところですが、最後に発売されたのが1996年と 日本でホットウィールの販売が再開されたばかりの時代なのでなかなか入手は難しそうです。

 ハイリフトモデルなので、カスタムの方向性としては他のトラックモデルのシャシーを流用して車高下げてファクトリーストック風にしたり、米軍が使っていた車輌のように迷彩塗装しちゃうのも面白いかも。

 【コレクション台数 180台】

 【コレクション使用額 61256円】

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