【Hot Wheels VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON 2016 Hot Wheels POP CULTURE NESTLE‐NERDS】
マテル製 税抜き定価???円
実車解説!
フォルクスワーゲンタイプⅡ T1はドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが1950~67年までの17年間生産していた商用車。
汎用性の高かったフォルクスワーゲンビートルのシャシーにワンボックスボディを架装したタイプⅡは価格の安さと機械的信頼性、使い勝手の良さでまたたく間に大ヒットとなり、ヨーロッパとアメリカでセールスを伸ばしまします。
バン、マイクロバス、ピックアップトラックなど数々のバリエーションがあり、ビートルと並んでフォルクスワーゲン勃興基の礎を築いた一台となりました。
T1は歴代タイプの中でも特別人気が高いモデルで、安い中古車が多数出回ったこともあり、若者でも入手しやすい車として1960年台アメリカでビートルと共にヒッピー文化のアイコン的車となります。
特にその平らなボディはさまざまなアートを表現するためのキャンバスとして愛されました。
日本では「ワーゲンバス」の愛称で親しまれ、現在でも取り扱う専門店があるほどの人気を誇っています。
状態の良いT1は300~500万円の値段がついており、古い車ゆえの維持費も相まって今やちょっとした高級車となっています。
購入日記!
いつもながら会社でのお仕事は打ち合わせメインですぐに終わるので空いた時間を利用して下北沢にあるホットウィール専門店のウェアハウスへ久しぶりにGO!!!
今年になって行って無かったんで、すんごく行きたかったんです。
最近はミニカー趣味の方向性がコレクションからカスタムに傾きつつあり、カスタム用の部品取り用ホットウィールが欲しかったんですよね。
改造用のホットウィールをいくつかつまみ、さあコレクション用の一台を選ぼう、と思ってみたのですが面白いモデルが多すぎて迷っちゃいます。
散々悩んだ末、見たことが無い豪華版サイドラインがぶら下がっており、中にはなんとワーゲンバスが!!!
でもワーゲンバスだから高いんだろうな、と思うと値段は驚きの500円!!!
これしかないでしょ!!! と購入し、帰路についたわけです。
商品解説!
全幅19.5㎜
全高28㎜
実車の全長が4280㎜なので、計測すると正確な縮尺は1/64となります。
フォルクスワーゲンデラックスステーションワゴンは元々2008年の「Hot Wheels Collectors.com」で販売された「Neo Classics」シリーズ用に金型が起こされた豪華モデル。
全長70㎜未満と小ぶり、かつパーツ点数もそれほど多く無いのでベーシックカー入りしても不思議は無いと思うんですが、2017年現在では販売は全て豪華版サイドラインのみのリリースとなっています。
タイプ2 T1トランスポーターの中でも人気の23ウインドウのデラックスを立体化しており、ワーゲンバスの顔には欠かせないフォルクスワーゲンのロゴはタンポ印刷のみではなく、立体感のある彫刻で再現されています。
このモデルは2016年の豪華版サイドラインである「POP CULTURE NESTLE」にラインナップされたモデル。
「NESTLE(ネスレ)」世界最大級の飲料・食品メーカー。
スイス発祥で、日本だと一番有名なのはコーヒーのネスカフェでしょうか。
日本人ならネスカフェのCMは誰もが見たことありますよね(笑)
「POP CULTURE NESTLE」はネスレとのコレボレーションシリーズで、ネスレが世界中で販売している菓子やアイスクリーム、清涼飲料水のロゴとパッケージで身を包んだグラフィックのホットウィールとなっています。
ラインナップは’34ダッジデリバリー、カスタム’52シェビー、パワーパネル、フォルクスワーゲンデラックスステーションワゴン、’67フォードブロンコの5種類。
子供向けのお菓子というテーマからか、ブロンコ意外は全て商用車という構成。
このモデルを購入したときウェアハウスには全ての車種が揃っていましたが、見た感じ出来栄えは’67フォードブロンコがキャストのシャープさ、グラフィックの秀逸さ、リアルライダーのマッチングと全てにおいてずば抜けてよく出来ていたんですが、ただでさえレアで入手困難なワーゲンバスが500円で買えるという魅力には敵いませんでした(笑)
モデルは豪華版サイドラインらしくボディ、シャシー共にダイキャスト製の重量感ある仕上がり。
フォルクスワーゲンデラックスステーションワゴンには「NERDS」のロゴとパッケージアートがタンポ印刷よりも高精度なフィルム転写によって再現されています・
「NERDS(ナーズ)」は子供向けの菓子ブランド。
元々は「チャーリーとチョコレート工場」で有名なウォンカ社が販売していたアメリカ発の菓子ブランドでしたが、後にネスレに買収され傘下に入ります。
親会社が変わってもナーズはアメリカのウォンカ工場で生産され続けており、アメリカ人の子供ならだれでも一度は食べたことのある馴染みが深いお菓子なんだとか。
シャシーはバンパーと一体成型で、ダイキャスト地剥き出しのZAMAC仕上げ。
ホイールは豪華版サイドラインということでゴムタイヤのリアルライダー。
ブルーのホイールにホワイトラインが入ったゴムタイヤを履くポップなカラーリングとなっています。
MADE IN THAILAND
© 2008 Mattel
1186 MJ,I,NL
J44
Volkswagen Deluxe
Station Wagon
と刻印されています。
メタルボディ&メタルシャシーでリアルライダー履きの豪華版サイドラインなのでタイ製ですね。
共に23ウインドウのデラックスを立体化したミニカーですが、並べてみると方向性が違うと同じ車でもこんなに違うんだ!!! と驚かされます。
トミカプレミアム版は細部のディテールが精密で、パーツ数も多く窓枠の細さを再現するためにクリアパーツに彩色する構成になっているなどスケールモデルとして正確に実車を再現する方向性。
ホットウィール版はパーツ数は少なく、玩具としてのミニカーに徹した構成ですが、 車というよりも「ワーゲンバス」というキャラクター製を前面に押し出した造形が魅力。
みなさんはどっちのワーゲンバスが好きですか?
おわりに
というわけで185台目のコレクション、フォルクスワーゲンデラックスステーションワゴンでした。
ワーゲンバスはホットウィールの王様と言ってもいいくらい特別な存在。
本命のドラッグワーゲンバスはまだゲットできていませんが、カスタムフォルクスワーゲンハウラーなどなど少しづつ揃ってきているのが楽しい。
ワーゲンバスのホットウィールだと昨今ではクールコンビがよくリリースされますがやはり人気で見たことありません。
いつか ドラッグワーゲンバスとビーチボムを並べてニンマリしたいものです。
ジャンク品とか安く手に入らないかな~
【コレクション台数 185台】
【コレクション使用額 63260円】
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