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【Hot Wheels(ホットウィール)】カスタム ’56 フォードトラック 2017-215/365 HW HOT TRUCKS™ 2/10

カスタム1956フォードF (1)

 【Hot Wheels COSTOM ’56 FORD TRUCK 2017-215/365 HW HOT TRUCKS™ 2/10】

 マテル製 税抜き定価300円

実車解説

カスタム1956フォードF (2)

カスタム1956フォードF (3)

 実車はアメリカの自動車メーカー、フォードが製造販売しているピックアップトラック。

 フォードFシリーズは全米でもっともたくさん売れている車で、全ての自動車部門で28年、トラックにかぎれば31年間もの間トップという、まさにアメリカを代表する車なのです。

 20世紀末からの経営不振に喘いだアメリカのビッグスリーのうち、フォードのみ自己破産を免れたのはこのFシリーズがあったからに他ありません。

 56年型は1953~56年の間に生産されたFシリーズの2代目。

 2代目Fシリーズはぽっこりと膨らんだボンネットと瞳のようなヘッドライト、ぽっかりと開けた特徴的なフロントグリルの形状から「パンプキン」と呼ばれ、歴代Fシリーズのなかでも人気が高く、今でも根強いファンが多い車両です。

 中でも56年型は「ビッグウインドウ」とよばれる2代目の中でももっとも人気のあるタイプで、現在ではプレミアムのついた価格で取引されています。

 

購入日記
 なんでも最近西松屋にホットウィールが売っているらしいじゃないですか。

 というわけでバイパーをゲットした帰りに西松屋ふじみ野店にちょろっと寄ったわけです。

 どこかな~ と探してみると…… ありました!!!

 玩具コーナーの奥に5列20台ほどぶら下がるホットウィールたち。

 ラインナップは…… ほとんどが謎車ですが、なぜかピックアップトラック型の実車モデルがかなり混ざっています。

 おそらく、西松屋の対象年齢なお子様にはまだピックアップトラックの渋さはなかなか理解されがたいんでしょう。

 もっとも3歳くらいでピックアップトラックを熱く語るような子供がいたらそれはそれで怖いような……

 なにげにここ数ヶ月にアメ車型ピックアップがよりどりみどりだったので悩んだのですが、意外にも持ってなかった昔のフォードFシリーズであるカスタム ’56 フォードトラックに決定。

 赤ちゃんを抱っこしたお母さんが並ぶレジで一人籠にもいれず手に持ったミニカーを買う36歳男…… というプレイを楽しみつつ、215円で購入したわけです。

 

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商品解説
 全長 74㎜

 全幅 31.5㎜

 全高 27㎜

 実車の全長が4803㎜なので、計測すると正確な縮尺はピッタリ1/64スケールとなっています。

 今回の記事を執筆するにあたり、ホットウィールにわかマニア氏が運営する情報サイト「ホットウィール情報まとめ」の記事

  CUSTOM ’56 FORD TRUCK (DTX35) のレビュー!風化した感じのめちゃ渋パンプキン

 を参考にさせていただいております。

 特に金型改修ポイントについては非常に参考になりました。

 にわかマニアさん、クオリティの高いレビュー記事をありがとうございますm(__)m

 ホットウィールのカスタム ’56 フォードトラックは2008年にリアルライダー履き、シャシー&ボディがダイキャストの豪華版サイドライン「ウルトラホッツ」でデビューしたモデル。

 このモデル、アジア人件費の高騰により、コストダウンに翻弄されるホットウィールの哀愁を体現した悲劇のモデルでもあります。

 最初にデビュー当時の目玉だったエンジンとボンネットの開閉ギミックが削られ、本来繋がっているはずのフロントグリル下側が別パーツになってシャシー側に配置されたり、荷台の駆動部のディテールが簡素化されたり…… 前回紹介したダッジバイパーRT/10は奇跡のバージョンアップでしたが、カスタム ’56 フォードトラックは撤退戦につぐ撤退戦、豪華版サイドラインの名残は大柄なボディのみだったり…… 

 もっとも、豪華版のままではコスト的にベーシックカーで販売できないでしょうから、気軽に手が届く、という点ではいいのかもしれません。

 こうなるとぜひとも初版のウルトラホッツを手に入れて並べてみたいものです。

 このモデルは2017年のベーシックカーとして、セグメント「HW HOT TRUCKS」にラインナップされたモデル。

 ダイキャスト製ボディはマットなダークグリーンでペイントされ、タンポ印刷でホットウィールのロゴに加えてサビがほどこされたラットロッド仕上げ。

 ラットロッドとはサビでボロボロのボディの車をホットロッドマシンに仕上げる、というアメリカのカスタム手法で、「まるでネズミが住み着いているようなボロボロ感」というのがネームの語源。

 といってもあくまでカスタムカー。

 ボディはボロボロなのに、エンジンとホイールはメッキでピカピカ、みたいな車両も多いので、このモデルみたいな構成は以外と実車寄りでリアルな表現だったりするんですよね。

 フロントグリルは以前の金型ではボディと一体式でしたが、このモデルではフロントグリルはボディやトラックベッドと繋がるメッキパーツ、下側はプラ製のシャシーと一体になっています。

 実車の再現性を重視すれば初期モデルがいいのかもしれませんが、200円くらいで変えるミニカーとしては、フロントグリルが色分けされているほうがリアルに見えますし。これはこれで正解なんじゃないでしょうか?

 ホイールはクロームメッキされた「5SP(ファイブ・スポーク)ホイール」を履いています。
 
カスタム1956フォードF (10)

 車体裏には

           DTX35
          Custom ’56
           Ford Truck

     Hot Wheels    K12

          ©2008,’16 Mattel
          1186 MJ,1,NL
                                        made in Malaysia

 と刻印されています。

 ホットウィールのベーシックカーなのでマレーシア製ですね。
 

並べてみる
カスタム1956フォードF (11)

 最新式のFシリーズと並べるのもいいかな~と思ったのですが、ここはFシリーズ以前のフォードピックアップトラックである1941フォードピックアップと記念撮影。

 【Hot Wheels 1941 FORD PICKUP 2003-053 FAST EDITONS™41/42】

 二次大戦を挟んで15年の年月が離れた両車ですが、どちらもフェンダーがぼっこりしていた時代の車なので内部構造はともかく意外と見た目は似ているような。

 ちなみに2代目Fシリーズはクラシックな外見をしていた最後の時代の車で、3代目Fシリーズからはかなり現代的な普通のトラックになってしまいます。

 そのあたりのノスタルジーを感じさせるのも「パンプキン」が愛される理由の一つなのかもしれません。

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カスタム1956フォードF (14)

終わりに
 というわけで220台目のコレクション、カスタム ’56 フォードトラックでした。

 2代目F-100は実車の人気もあり何度もホットウィール化されており、集めだすとキリが無さそうです。
  
 カスタムのベースにも良さげなんですが、なんだかんだいって人気モデルなんで、気軽に潰すわけにもいかないのが悩みですね。
 
 この量産型ラットロッドウェザリングを見ているとAFVモデルで培ったガチウェザリングをやってみたくなります。
 
 予備が手に入ったら、久々にホットウィールHOWTO講座でもやりますかね~♪

 【コレクション台数 220台】

 【コレクション使用額 76551円】

 

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