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【Hot Wheels(ホットウィール)】ダッジ サイドワインダー 2001-88 COMPANY CARS SERIES 4/4

ダッジサイドワインダー (1)

 【Hot Wheels DODGE SIDEWINDER 2001-88 COMPANY CARS SERIES 4/4】

 マテル製 税抜き定価300円

実車解説

ダッジサイドワインダー (2)

ダッジサイドワインダー (3)


 サイドワインダーはアメリカの自動車メーカー クライスラーが1997年にダッジブランドで発表したコンセプトカー。

 開閉式トップを備えたオープントップ、コンバーチブル様式のスポーツトラックで、エンジンは当時クライスラー最強だったダッジバイパーのV10エンジンをさらにチューンナップして搭載していました。

 名称も「SIDEWINDER(ヨコバイガラガラヘビ)」とバイパーの系譜であることを強く押し出していました。

 残念ながら製作はコンセプトカーのみに留まり量産化には至りませんでした。

 もっとも、後にゼネラル・モーターズがシボレーSSRというサイドワインダーのコンセプトをそっくり受け継いだコンバーチブルスポーツトラックを販売しているのですが、ほとんど売れず苦労したそうなので量産化しなかったのは正解だったのかもしれません。

 
 

購入日記
 奥さんの仕事に大口の注文が入りました!!!

 うちの奥さんは和張り子という伝統工芸品の職人で、ネットに店を構えているのですがこのたびとてもいいお仕事が舞い込んだんです。

 和張り子宗家林庵

 はりこのはやしや

 ですが土日に子供がいると当然ながら出来ないわけで。

 なのでいつもは奥さんが私の仕事が進むように子供たちを外へと連れ出してくれているのですが、今日は私が息子と娘を一日連れ出すことにチャレンジしてみました♪

 同じ場所にずっといると飽きてくるので、少しでも飽きてきたら別の場所に移動する作戦を実行するべく計画を練ります。

 ベビーカーに娘を搭載し、息子と手をつないで駅に向かい、まずは川越の児童館へ。

 ある程度遊ばせたら、アトレ1階にあるミスタードーナツで甘いもので胃袋を満たしておとなしくさせます。

 というか娘、1歳7ヶ月なのにドーナツ2個ぺろりと食べておかわり要求するとは……

 食後はアトレ6階の雑貨屋に新設された木製レールの鉄道玩具コーナーで二人を遊ばせます。

 いつもは玩具を取り合ってすぐ戦争を始める二人ですが、身体の中にドーナツが詰まっているおかげかなんと20分も喧嘩をせずに一緒に遊ぶことができました。

 しばらくしたら娘がぐずってきたのでベビーコーナーに連行してオムツを交換。

 タイミング良くベビーカーの中で寝たので、寝ている間にクレアモールを通って本川越駅に移動し、西武新宿線に乗り換えて航空公園へと向かいます。

 電車好きの息子は久々の西武線に大興奮! いまいち電車の良さがいまだにわからない自分には理解できませんが、喜んでいるので良しとしておきましょう。

 航空公園駅に到着したら、すぐさま公園内の航空記念館へ行き、息子はヘリやセスナに乗ってご満悦。

 と、ここで娘が起床。

 ベビーカーから身をよじって脱出し、お兄ちゃんの後ろにくっついて走り回ってました。

 身体が小さい子供だと、進入禁止ロープの下を通って展示されているニーンエンジンの隙間とかに入ろうとするのでヒヤヒヤしますね。

 そのあと航空公園のアスレチックで遊ばせたのですが、なかなか二人が帰りたがりません。

 「帰りにオビツ屋でホットウィール買って帰ろうよ」

 と息子を釣り、お兄ちゃんを崇拝する妹も自動的に帰る気持ちになったので西武線で本川越まで戻ります。

 電車の中で娘が座席の上で走り回りたいとダダをこねて絶叫しましたが、まあ移動は楽なほうで助かりました。

 川越に戻ったら一路オビツ屋へ。

 久々だったのでちゃんと開いているか心配でしたが、お店の前にくるとお馴染みのおじさんの姿が。

 「ホットウィール3人分ください!!!」

 とお願いするとダンボール箱を5箱くらい出してくれたので、店の前の道路に箱を起き、親子三人でバンダイマテル時代のお宝ホットウィールを物色しまくるという贅沢を堪能させていただきました(笑)

ダッジサイドワインダー (4)

 息子が選んだのはトゥーンド 三菱エクリプス。

 なかなか手に入らない日本車ホットウィールです。

 配色もエンジンのディテールも良く、トゥーンドながら妙にリアリティの高い一台です。

 正直、自分が欲しかった……

ダッジサイドワインダー (5)

 そして娘が選んだのも日本車で、なんとトヨタセリカをチョイス。

 あの、これも私が欲しかったやつなんですが……

 娘は速攻でセリカを選び、家に帰るまで手放しませんでした。

 お兄ちゃんがいつもミニカーで遊んでいるせいか、ぬいぐるみとかお人形に反応しないんですよね……

 兄妹そろってレアな日本車をゲットした二人を尻目に残った箱をサーチしていると、ダッジサイドワインダーを発見。

 この前バイパーを買ったことだし、エンジン同じな毒蛇一族だからこれにしよう、と324円にて購入したわけです。

 

ダッジサイドワインダー (6)
ダッジサイドワインダー (7)
ダッジサイドワインダー (8)
ダッジサイドワインダー (9)
ダッジサイドワインダー (10)

ダッジサイドワインダー (11)

商品解説
 全長 71㎜

 全幅 31㎜

 全高 21㎜

 実車の全長が4800㎜なので、計測すると正確な縮尺は1/67スケールとなります。

 ダッジサイドワインダーは1998年のファーストエディションとして発売されたモデル。

 実車の発表は1997年ですから、熱が覚めないうちにすぐさま発売されたみたいですね。

 プロポーションは実車よりもちょっとゴツめ。

 実車はもっとボンネットが前方へ向かってなだらかに下がるような曲面で構成されているのですが、ホットウィールだとトラックであることを重視し、ラム寄りの力強いディフォルメとなっています。

 このモデルは2001年のベーシックカーとして販売され、セグメント「COMPANY CARS」にラインナップされたもの。

 「COMPANY CAS」はそれぞれ車メーカーのロゴが大きくタンポでプリントが入ったグラフィックが特徴。

 全4種類で、ビッグ3に加えてなぜかジャガーがラインナップされています。

 オビツ屋の箱にジャガー、入ってたなあ……

 ダイキャスト製ボディはメタリック粒子輝くバーガンディでペイントされ、DODGE のロゴたタンポ印刷で入ります。

 ウインドシールドはスモークの入ったクリアーパーツ。

 インテリアはブラックのプラスチック成型で、後ろのトノカバーと一体となっています。

 トノカバーは一見外れそうだったんですが、残念ながら固定式でした。

 ホイールはクロームメッキされた「3SP(3・スポーク)」ホイールを装着しています。

ダッジサイドワインダー (12)

 
 車体裏には
           ©DCC
          MALAYSIA   Hot Wheels®

          DODGE SIDEWINDER

 と刻印されています。
 
 ホットウィールのベーシックカーなのでマレーシア製ですね。

並べてみる
ダッジサイドワインダー (13)

 兄弟車であるダッジバイパーRT/10との並び。

 【Hot Wheels DODGE VIPER RT/10 2017-340/365 HW THEN AND NOW™ 340/365 】

 バイパー一族の人気は凄まじく、いろんな商品が発売されています。

 このサイドワインダーなんてコンセプトカーながら、アメリカレベルからプラモデルまで発売されているんですよ。

 確かにアメリカレベルはコンセプトカーのプラモデルを数多く販売していますが、この地味目なサイドワインダーの発売はバイパーパワーのなせる技でしょう。

 ……でもサイドワインダーにそっくりなシボレーSSRもプラモあるから、もしかしたらただ開発者がコンセプトカー好きなだけなのかも……?

 気になるところです。

ダッジサイドワインダー (14)
ダッジサイドワインダー (15)

ダッジサイドワインダー (16)

終わりに
 というわけで記念すべきゾロ目な222台目のコレクション、ダッジサイドワインダーでした。

 娘はお兄ちゃんと同じミニカーがよほど嬉しかったのか、石仮面を手にしたDIOの「俺は人間をやめるぞジョジョッ!!」のポーズでずっと絶叫してました。

 興奮が止まらないようで、川越のメインストリートのクレアモールをベビーカーで進む間もずっとそのポーズで叫んでいたので、きっとすれ違ったホットウィールコレクターから「このセリカを持った赤ちゃんは何者なんだ!!!」と警戒されたにちがいありません(笑)

 それにしてもオビツ屋はいいですね~ こう、魂の故郷的な安らぎがあります。

 バンダイマテル時代のモデルは今のモデルと比べ塗装もしっかりしていますし、ホイールのメッキも全然禿げない。

 今年中にもう一回くらい買いに行けたらいいな♪

もちろん今度は一人で♪

 【コレクション台数 222台】

 【コレクション使用額 77845円】

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