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【Hot Wheels(ホットウィール)】’69コルベット レーサー

69コルベットレーサー (1)

【Hot Wheels ’69 CORVETTE® RACER 2017-352/365 HW RACE TEAM】

 マテル製 税抜き定価300円

 

実車解説

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 広大なアメリカ大陸。

 広々とした平地広がる大地は格好のレーシングスポットでもあり、フォードが車を大衆に広めて以来、数々のドライバーがレースを楽しんできました。

 「GLASS RACE(草レース)」とは今では街道を使った即席のレースを指しますが、かつては草がまばらに生えたただっ広い荒野でめいめいに持ち寄った車でレースをしていたのが発祥なんです。

 この’69コルベットは3代目コルベットの草レース仕様カスタムカー。

 排気ガス規制法でパワーダウンして骨抜きになる前の69年型をベースに、ルーフやシートを取り払っての軽量化やエンジン強化を匂わせるふくらんだボンネット。

 排気管はサイドエグゾーストへと改造されていますが、車体後部には元々の排気管が通るはずだった凹みがそのまま残っているのも実に当時の草レーサーらしいポイントです。

 そもそもコルベットは軽量かつハイパワーな典型的なアメ車マッスルカーで、最近のモデルになるまで直線番長と揶揄されることも多かったですが、それだけ加速力に優れており草レースには最適な車でした。

 また、ボディがFRP製で改造しやすかったというのも好まれた理由の一つです。

 ハイパワー競争末期、排ガス規制という隕石が落ちる直前のマッスルカーが繰り広げる草レース。

 当時にタイムスリップできるなら、ぜひとも見てみたいものですね。

購入日記
 そういえば最近ヤオコーに全然行ってないな?

 と唐突に思い立ち、会社帰りにちょつといつもと違う駅でおりてヤオコーに寄ってきました。

 謎車しかないことも多いですが、ヤオコーのホットウィールコーナーって意外な掘り出し物に遭遇することが多いんです。

 期待とあきらめ、半々を胸に秘めながら玩具コーナーを覗いてみると……

 大当たり! ポンティアックGTOと’69コルベットレーサーが置いてあるではありませんか!!!

 悩みます。おおいに悩みます…… が!!!

 同じアメリカのマッスルカーが並んだとき、自分の優先度はフレイムス>チームホットウィールレーシング>その他なのでコルベットに決定。

 324円で購入し、ついでに最近壊れてしまった寝室用の時計も買って帰宅したわけです。

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商品解説
 全長 75㎜

 全幅 33㎜

 全高 20㎜

 実車の全長が4625㎜なので、計測すると正確な縮尺は1/61スケールとなります。

 ’69コルベットレーサーは2015年のベーシックカーとして販売が始まったモデル。

 ホットウィール化にあたってのデザインはマーク・ジョーンズ氏が担当しています。

 このモデルは2017年のベーシックカーとして、セグメント「HW RACE TEAM™」にラインナップされたもの。

 ダイキャスト製ボディは伝統のホットウィールレーシングチームカラーであるメタリックブルーでペイントされ、ボンネットとボディサイドに大きく「Hot Wheels」のロゴがタンポ印刷で入ります。

 ルーフは切り取られて補強用のバーのみとなった実に速さ重視な当時のアメリカ草レーサーっぽい仕様となっており、シルバーのプラパーツでの再現。

 インテリアはスカイブルーのプラパーツで、フロントグリルやライト周りと一体となる構造。

 サイドエグゾーストの突き出たシャシーはホワイトのプラスチック製。

 ここは欲を言うならクロームメッキパーツにしてほしかったところですね。

 ホイールは内側がグレーでペイントされた「5SP(ファイブ・スポーク)ホイール」を装着しています。

 

69コルベットレーサー (10)

 車体裏は白成型なので猛烈に見にくいんですが、

            69 Corvette Racer
              TM GM
              DWH81

            k31    Hot Wheels

             ©2016 Mattel
            1186 MJ,1,NL

                                              made in Malaysia

 と刻印されています。

 ホットウィールのベーシックカーなのでマレーシア製ですね。

並べてみた

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 同じくチームホットウィールカラーに身を包んだダブルビジョンとの並び。

 【Hot Wheels Double Vision® 2008-147/172 HOT WHEELS® RACING 03/04 】

 チームホットウィールレーシングは伝統あるカラーリングで数多くのホットウィールがその身にまとっているんですが、なにげに私の手元にあるのはそれほど多くないのでその中でも一番のお気に入りであるダブルビジョンとパシャリ。

 ネコ・パブリッシング刊「ホットウィール大辞典2」の巻頭にホットウィールレーシングチームをずらっと横に並べたコーナーがあり、それを見て以来「ああ、なんてカッコイイんだ!!!」と自分の中では特別なカラーリングになっています。

 本当にこのカラーに包めばどんな車でもホットウィールっぽく見えますからね。

 ここ最近だとランチア・ストラトスのチームホットウィールレーシングカラーが欲しかったですね~

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おわりに
 というわけで228番目のコレクション、’69コルベットレーサーでした。

 コルベットといえばアメリカンマッスルカーの代表選手なんですが、私はあまりホットウィールで持っておらず、他にあるのはこれまたホットウィールレーシングチームカラーの6代目コルベット一台のみ。

 いつか初代C1から最新型のC7まで並べてコルベット特集を組みたいんですが、意外と揃いませんね…… 

  自分が持っているホットウィールで一番歴代の順番が揃っている車って…… 無い気がする(笑)

 マスタング、カマロ、コルベットのどれかを歴代揃えるのを今年の目標にでもしようかな~

 【コレクション台数 228台】

 【コレクション使用額 88559円】

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