【Hot Wheels Doctor Waniacs Mutant Maniacs Fire Engine Truck 2002 Hot Wheels HAULERS】
マテル製 税抜き定価600円
実車? 解説
ドクターワニアックス ミュータントマニアックス ファイアエンジントラックはホットウィールオリジナルデザインの大型消防車。
はたらく車の筆頭として子どもたちにも大人気の消防車ですが、その歴史は古く、消防ポンプを装備した運搬車は蒸気機関やガソリンエンジン発明以前から人力や牛馬の牽引車として存在していました。
はるか昔から火事は全てを焼き尽くす災いとして恐れられ、対処する方法を人々は試行錯誤してきたのです。
蒸気機関の発明によって消防ポンプの性能は飛躍的に上がりましたが、構造的に複雑で大きく、故障も多く使いづらいものでした。
ガソリンエンジンが発明される時代になると消防ポンプの性能も上がり、実用に値する消防車が現れ始めます。
日本では1914年にメルセデス・ベンツ製の消防車各都市に導入されたのをきっかけに消防車の普及が始まりました。
現在では消防車の機能はより細分化され、ポンプ車のみならずビル火災など高所の消化に適したハシゴ車、水では消せない化学石油工場の炎を消化する化学消防車、人が入れない危険な場所で消化活動をする無人消防車など様々な消防車が活躍しています。
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購入日記
TSUTAYAにビデオを返却するついでにホビーオフふじみ野店まで足を伸ばしてきました♪
目的はコレクション用…… ではなく、カスタム用ホットウィールに使うための部品取り用ミニカー。
今作っているカスタムホットウィールは窓を開けてるため、インテリアが丸見えになっちゃうんですよね。
せめてハンドルはホットウィール標準の埋まったディスク状ではない、内部が抜けたのにしたいのでリアルなハンドルを求めてジャンク漁りをしていたんです。
運良く100円で売られているジャンク品に目当てのアイテムを発見。
今日はコレクション用のホットウィールを買う気は無かったんですが、せっかく来たんだから、とホットウィールコーナーを覗くとなんと探し求めていたオシュコシュ除雪車が!!!
これに決めた!!! と手にとってなんとなく店内を散策しているとちょっと大きなミニカーが目に入ります。
ダイヤペットぐらいのサイズだな~ と見てたんですが、なんでこんなにエンジンがデカくてメッキされてるんだろ? と手にとって見ると!!!
「Hot Wheels」とバッチリロゴが入ってるじゃないですか!!!
ハシゴ車や牽引トラック、ショベル搭載トラックなどなどバリエーション満載でどれにするか迷いましたがダイキャスト比重の大きさと、造りがしっかりしていたことからドクターワニアックス ミュータントマニアックス ファイアエンジントラックを324円で購入したわけです。
商品解説
全長120㎜
全幅41.5㎜
全高34.5㎜
実車の存在しないホットウィールオリジナルデザインも消防車なので正確な縮尺はわかりませんが、キャビンのサイズから逆算すると1/72スケールくらいではないでしょうか?
世界最速のミニカーとして1968年に誕生したホットウィールですが、走らせる以外にもホットウィールを乗せて遊んだりできる、コンテナを搭載した大型トレーラーなどが定期的にサイドラインにラインナップされてきました。
このモデルがラインナップされていた「Hot Wheels Haulers」は1997~2002年の期間展開されていたシリーズで、今販売されている商品だとカスタムフォルクスワーゲンハウラーなどがラインナップされている「TRUCK STARS」に相当します。
ベーシックカーよりも二回りほど大きなサイズが特徴で、ホットウィールを搭載できるトレーラーを牽引するモデルがメインを占めますが、バスやクレーン車など車両搭載ギミックの無いモデルもラインナップされています。
日本ではバンダイがマテルの代理店だった時代に発売され、当時の定価は600円でした。
変わった特徴としては各モデルごとに固有の名称が設定されていないこと。
今回商品名は「Doctor Waniacs Mutant Maniacs Fire Engine Truck」と表記していますが、これはebayで販売されていたアメリカのショップの商品表記から持ってきたものでマテル公式の正式名称ではありません。
また、ネコ・パブリッシング刊「ホットウィール大辞典2」によると「Hot Wheels Haulers」にもトレジャーハントに相当するレアモデルが存在するとか……
もしこの大型サイズでスペクトラフレームカラー、リアルライダー履きだったら相当に豪華なモデルになるんでしょうね。
ドクターワニアックス ミュータントマニアックス ファイアエンジントラックはシリーズ最晩年、2002年にリリースされたモデル。
大ボリュームのボディは全長120㎜で、脅威のオールダイキャスト製。
ディテールもしっかりしており、大きいからといって大味にはならないしっかりした出来栄え。
全身イエローでペイントされており、ドア部には「Hot Wheels」のロゴがタンポ印刷で入ります。
車体後部には紙シールで名前の由来でもある「Doctor Waniacs Mutant Maniacs」というロゴがアメリカンなモンスターと一緒にペタリと貼り付け。
ルーフにはクリアーブルーで成型された救急ライトを装着。
シャシーはブラックのプラスチック成型で、窓ガラスもシャシーと一体となっており、車内インテリアはオミットされているようです。
ホイールは「1DOT(1・ドット)ホイール」を装着しています。
非常に珍しいタイプのホイールで、このモデル以外で履いているのは見たことないですね。
ちなみに「1ドット」とは穴が一つだけ開いているデザインという意味。
ちょっと昔のベーシックカーだと「5DOTホイール」を履いていたモデルもありましたね。
©1999 MATTEL INC
HOT WHEELS©
と刻印されています。
いい出来だな~とは思いましたが、ホットウィールでは高品質モデル揃いで名高い中国製のようです。
精密な造形のエンジンに注目!!!
このモデル最大の見せ場はクロームメッキされたエンジン回りと消防器具です。
大型エンジンを2基搭載しており迫力は抜群!!!
サイドから伸びるエキゾーストパイプは別パーツで成型されており、立体感ある仕上がりとなっています。
スーパーチャージャーの空気吸入口もバッチリモールドされています。
消防用の計器類やハシゴ、ホースリールなども精密かつ有機的なホットウィールらしい出来栄え。
ホットウィールにはカッコよく魅せるためのコンセプトとして「クロームメッキした大型エンジンを露出させる」というデザイン戦略が取り入れられています。
マイナーなサイドラインながら、そのコンセプトをここまで強く押し出したモデルってなかなか無いんじゃないでしょうか?
並べてみる
エンジン自慢のホットウィール同士ということでロジャーダッジャー 2017‐73/365 HOLIDAY RACERS 3/5との記念撮影。
リアリティ重視のファクトリーストック風モデルもいいですけど、やはりホットウィールならばメッキされたエンジンがババン!!! と乗っかっているほうがより「らしい」と思うんですよね。
終わりに
というわけで199台目のコレクション、ドクターワニアックス ミュータントマニアックス ファイアエンジントラックでした♪
ベーシックカーならまだしも、ホットウィールにはまだ見ぬ謎モデルが山のようにあるんだな…… と「Hot Wheels Haulers」を調べてしみじみと感じました。
「Hot Wheels Haulers」シリーズだと個人的に一番欲しいのは流線型をしたバスのモデルで、これは残念ながらホビーオフふじみ野店には在庫は無く。
ま、でも思わぬところで探し求めるモデルにバッタリであうのがホットウィール収拾って趣味の醍醐味ですから、これも気長に探してみます(笑)
大きいホットウィールも迫力があっていいものですね~♪
【コレクション台数 199台】
【コレクション使用金額 68965円】
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