【HOTWHEELS VW BUG 2001 240-175 】
マテル製 販売元バンダイ
税抜き定価300円
実車解説
フォルクスワーゲンタイプⅠはドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが1938~2003年まで実に65年にもわたり生産していた小型乗用車。
第2次世界大戦前、ヒトラーが打ち立てた「国民車構想」がタイプⅠ誕生のきっかけとなりました。
一家に一台、ドイツ国民全てに安価で高性能な乗用車を普及させるという壮大な計画で、ヒトラーが要求した厳しい条件を取り入れながらフェルディナント・ポルシェ博士の手で開発されたのです。
ドイツ敗戦後の1946年から本来の乗用車としての生産が始まり、アメリカを中心とした世界中に輸出されることになりました。
タイプⅠは価格が安く、製造元のフォルクスワーゲンが手厚いアフターサービスでバックアップ体制を整えたためアメリカで大ヒット。
日本車が台頭してくる1970年台まではアメリカ国内で輸入車と言えばタイプⅠでした。
中古車も数多く出回ったので貧しい若者でも手に入れやすく、カスタムカーのベースや1960年台に最高潮を迎えた米国ヒッピーブームのアイコンにもなりました。
日本では「ビートル(かぶと虫)」の愛称が有名ですが、アメリカでは「バグ(虫)」とも呼ばれています。
ディズニーピクサーの映画『カーズ』では電灯に寄ってきて飛び回る虫が全てタイプⅠになっており、虫=タイプⅠという認識は相当強いみたいですね。
ホットウィール化にあたってのデザインはラリー・ウッド氏が担当しています。
購入日記
息子が唐突に
「お父さん、僕はタイヤがいっぱいある公園に行きたいんだよ」
と言いだしました。
うちの近所にはもちろんそんな公園ありません。
どこにあるのか聞いてみると、
「東武東上線で小川町方面に行くとき、富士山の方向に見えるんだよ」
とのこと。
そのめっちゃアバウトな情報を頼りに、タイヤがいっぱいある公園探しの旅へと出かけたわけです。
小川町行きの東武東上線に乗り、富士山のある方向を二人でず〜っと見つめていると、坂戸駅の近くで目当ての公園を発見!
電車を降り、ぶらり途中下車の旅ばりに初めて降りる駅を散策しながらタイヤがいっぱいある公園に到着し、息子と一緒にタイヤの上を走り回って遊びました(笑)
この公園は東込道公園というのが正式名称のようで、こんな感じに半分埋められたタイヤが迷路のように並んでおり、息子は飛んだり跳ねたり走り回り、暑い!といってジャンバーを脱ぎ捨てて転げ回っておりました(笑)
ある程度遊んでから息子がマックに行きたいというので隣の若葉駅に移動してリュウソウジャーのハッピーセットを食べ、ホットウィール買いに行こうとなったので川越のオビツ屋へ。
おなじみ店主のおじさんにバンダイ時代のマテル箱をわんさか出してもらい、息子と一緒に漁りまくりました(笑)
今日は店の入り口にロボウィール箱が積まれていました。
いや〜これ買う人は私くらいしかさすがにいないんだろうなあ〜
【Hot Wheels ROBOWheels N5 STREET BEAST】
息子にどう? と聞いて見るといらないとのこと(笑)
私はVWバグを選び、330円にて購入したわけです。
てかオビツ屋の在庫は大体把握しているつもりなんですが、このモデルは今まで全く見たことがなかったので店主のおじさんがいうところの「デカイ倉庫」から引っ張り出してきたヤツなんでしょうね〜
今日も横浜から来たという人がトミカのセット買ってましたし、ミニカーショップオビツ屋の底力には毎度毎度驚かされます。
息子が購入したのはパワーパネル。
2003年のファーストエディションのモデルです。
夏休みに徳島の実家に帰っておじいちゃんのフォレスターに乗せてもらってから息子はSUVもいいなと思い初めたらしく、町でジムニーとかを見かけると「あ、あれSUVだよね」と判別するようになりました。
パワーパネルを選んだのは純粋にデカイのが格好いいと思ったからのようで、
「ほら、ハマーだよ!」
といって見せてくれました(笑)
5面図
商品解説
全長 63mm
全幅 30.1mm
全高 21mm
実車の全長が4070mmなので、計測すると正確なスケールは1/64となります。
1954~1957年に製造されたタイプⅠを立体化しており、楕円形のオーバルなリアウィンドウの形状が判別ポイントです。
わずかに前傾したスタイルはレーシーな印象で、カスタムカーをフィーチャーするホットウィールらしいアレンジでGOOD!!!
このモデルはご存知ラリーウッド氏によるデザインで、初出は1989年という歴史あるモデル。
ですが、2000年に金型を新規で作り直しており、今回購入したのはまさに金型を作り直した一発目、2001年のメインラインにラインナップされたモデルなんです。
ダイキャスト製ボディはマットなチョコレートブラウンにペイントされ、どっちかというと90年代のホットウィールを思わせるチープなフレイムスがタンポ印刷で入ります。
塗装の質感がこれまたしっとりとしたいい感じで、チープさが逆に味を醸し出しているんですよ!
インテリアはレッドのプラスチックで、ウインドウはわずかにスモークがかったクリアープラスチックでスッキリした印象。
シャシーもこの時代のモデルだけありダイキャスト製で重量感は抜群!
ホイールは丸い穴が5個開いた「5DOT(5・ドット)」ホイールを履いています。
このホイール見ると当時感を感じますよね〜
車体裏には
HOTWHEELS®️
©️
MATTEL INC 1988
CHINA
と刻印されています。
塗装の質感がすっごいいい感じだな〜とは思っていたのですが、高品質モデルと名高い中国製だったんですね!
メイドインチャイナのホットウィールに当たると嬉しいのは私だけでしょうか?
終わりに
というわけで249台目のコレクション、VWバグでした。
このモデルはもう一台持っているのですが、改めて調べ直して見るとリツール後の2代目だったとは知りませんでしたね〜
これを知ると初代モデルも欲しくなってきます。
オビツ屋で2000年以前のモデルって見かけないので、次のおやすみは息子と一緒に中古モデルが充実したハードオフふじみ野店にでも久しぶりにいこうかな〜
【コレクション台数 249台】
【コレクション使用額 96945円】
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