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【HOTWHEELS(ホットウィール)】フォルクスワーゲンビートル2019−364/365 CHECKMATE 8/9

VWビートル黒20191

【HOTWHEELS VOLKS WRGEN BEETLE  2019−364/365 CHECKMATE 8/9】

 マテル製 税抜き定価300円

実車解説

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 フォルクスワーゲンタイプⅠはドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが1938~2003年まで実に65年にもわたり生産していた小型乗用車。

 第2次世界大戦前、ヒトラーが打ち立てた「国民車構想」がタイプⅠ誕生のきっかけとなりました。

 一家に一台、ドイツ国民全てに安価で高性能な乗用車を普及させるという壮大な計画で、ヒトラーが要求した厳しい条件を取り入れながらフェルディナント・ポルシェ博士の手で開発されたのです。

 ドイツ敗戦後の1946年から本来の乗用車としての生産が始まり、アメリカを中心とした世界中に輸出されることになりました。

 タイプⅠは価格が安く、製造元のフォルクスワーゲンが手厚いアフターサービスでバックアップ体制を整えたためアメリカで大ヒット。

 日本車が台頭してくる1970年台まではアメリカ国内で輸入車と言えばタイプⅠでした。

 中古車も数多く出回ったので貧しい若者でも手に入れやすく、カスタムカーのベースや1960年台に最高潮を迎えた米国ヒッピーブームのアイコンにもなりました。

 日本では「ビートル(かぶと虫)」の愛称が有名ですが、アメリカでは「バグ(虫)」とも呼ばれています。

 ディズニーピクサーの映画『カーズ』では電灯に寄ってきて飛び回る虫が全てタイプⅠになっており、虫=タイプⅠという認識は相当強いみたいですね。

 ホットウィール化にあたってのデザインはラリー・ウッド氏が担当しています。

購入日記
 ついに我が地元の新河岸での初ホットウィール購入!となったのが前回の記事の白ビートル。

 購入したセブンイレブン新河岸東口店は仕事に行くときいつも使う駅のすぐ近くで、おにぎりをしょっちゅう買ったりするのでよく行きます。

 白ビートルを買ってから三日後くらい。

 また同じセブンに寄り、ホットウィールを見てみると全然減ってない。

 やっぱりホットウィール買う人ってこの辺りだと少ないんだな〜と思いつつ、白ビートルのレビュー記事も書いてないし2台目は控えておこうとスルーしました。

 で、数日後にまた寄って、と繰り返しているとさすがにちょっとずつ減っては行くのですが、普通だったら速攻で消えるはずのモデルがずっと残ってるんですよ。

 そう、白ビートルの相方である色違いの黒ビートル。

 いやいやビートルだよ?ホットウィールの実車系モデルでもめちゃ人気ある奴だよ?

 ホットウィール最初の16台にだってビートルはあったし、めちゃ由緒あるんだよ?

 なのに誰も買わない!!!

 毎日行くたびにのぞいて見ても消えない。

 今日も黒ビートルは残っているんです。

 いや、誰か買わないの?

 マジョレットミニカーだと黒っぽいモデルが必ず売れ残るという法則があるけれど、ホットウィールのビートルですよ?

 と、コンビニに行ってはぐぬぬと唸る日々をひと月ほど繰り返し。

 思ったんです。

 もうこの子はうちの子にするしかないって。

 意を決し、むんず、と黒ビートルを掴み、いつもいるインド系のお姉さんに

 「これください!」

 と普段おにぎりを買うときよりも39%くらい気合いの入った声で渡し、

 324円にて購入し、息子に絶対に見つからないようカバンの奥深くに入れながら帰宅したわけです。

5面図 

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商品解説

VWビートル黒201911

VWビートル黒201912

 全長 63.1mm

 全幅 30mm

 全高 24.9mm

  実車の全長が4070mmなので、計測すると正確なスケールは1/64となります。

 このモデルは商品名こそ「VOLKS WRGEN BEETLE 」となっていますが、この前紹介した「VW BUG」と同じモデルです。

 1989年デビューの30年選手と非常〜に長期間売られてきた伝統あるモデル。

 リアのオーバルウインドウから、1954〜57年の間に生産されたビートルがモチーフになっていると考えられます。

 2000年に金型を作り直されており、このモデルは2代目に相当します。

 デザイナーはホットウィール界の伝説ことラリー・ウッド氏によるもの。

 このモデルは2018年にセグメント「CHACKMATE」にラインナップされたもの。

 チェスをモチーフとしたセグメントで、このビートルに当てはめられた役割はポーン。

 昨日紹介したビートルとは色違いになります。

 ホットウィールのベーシックカーには「2ndカラー」と呼ばれるデザインは同じで色違いのモデルがあり、2台並べたときの対比が本当~にいい感じなんですよ「。

 チェスをモチーフとしたセグメントで、このビートルに当てはめられた役割はポーン。

 チェス盤をイメージしたチェッカリングや「PAWN」の文字、ポーンのコマのグラフィックがタンポ印刷で入ります。

 で、このモデル、2018年なのに古の伝統を受けついでおり、ベーシックカーながらなんとボディもシャシーもダイキャストなんですよ!!!
 
 いや〜最近昔のホットウィールばっかり開封しててすっかり感覚が麻痺してたんですが、金属の塊的なぎっしり重量感てミニカーにとって大切なポイントだと思うんですよね〜♪

 ホイールはリムがホワイトで塗られた「OH−5(オープン・ホイール・5スポーク)」ホイールを履いています。 

 
VWビートル黒20198

 車体裏には

         made in Malaysia
                           ©︎1988 Mattel        7671

                        L 17   HOTWHEELS

                             Volkswagen
                                 Beetle

 と刻印されています。

 ホットウィールのベーシックカーなのでマレーシア製ですね。

並べてみる

VWビートル黒201910

 昨日の記事で紹介した白ビートルこと

 【HOTWHEELS VOLKS WRGEN BEETLE  2019−364/365 CHECKMATE】

 との並び。

 ホットウィールの実車系モデルで1st、2ndって揃えるのは初めてなんですよね。

 私と息子のコレクション合わせてそろうっていうのはあるんですけどね(笑)

終わりに

VWビートル黒20199

 というわけで253台目のコレクション、フォルクスワーゲンビートルでした。

 今回同じビートル、同じキャストということで、これまでブログに書いてきたビートルの解説文を完全流用したんですが、楽な反面手抜きだよな〜とか、これでいいのかな〜とかプチ罪悪感に苛まれますね。

 プラモやミニカーも新規金型を作るってすっごい手間ですし、流用するのはコストを回収するためには当たり前とは言いつつも、やっぱり新しいのがいいよね〜って。

 次!もし次にビートルの新キャストが手に入ったら、必ず違う実車解説を書くと約束いたしますので、今回の記事は2ndカラーということで許してください〜

 【コレクション台数 253台】

 【コレクション使用額 98399円】

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