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【Hot Wheels(ホットウィール)】コルベット®スティングレイ® 2003-015 FASTEDITION 3of42

CORVETTE STINGRAY GMTM (1)

【Hot Wheels CORVETTE® STINGRAY® 2003-015 FASTEDITION 3of42】

 製造元マテル 販売元バンダイ

 定価324円

目次

実車解説!

 商品名は「CORVETTE® STINGRAY®」、車体裏の表記は「CORVETTE STINGRAY GMTM」となっていますが、この車の正式な名称は「シボレー コルベット スティングレイ レーサーコンセプト59」です。

 実車は2代目コルベットであるC2コルベットの源流となった車で、その誕生から活躍まで、非常に興味深い運命をたどった名車でもあります。

 元々はシボレーがコルベットの名前を借りたレーシングカー「コルベットSS」として開発していたこの車。

 華々しい活躍を期待されていたのですが、1957年に起きたNASCARの大事故により、自動車企業のレーシングワークス活動は全面自粛、コルベットSSはそのまま倉庫行き、テストカーとして余生を送るかと思われたのですが……

 そこで救いの手を差し伸べたのがコルベット開発メンバーのビル・ミッチェル。

 コルベットSSのシャシーを流用して製作されたMuleという車をわずか1ドルという価格で引取り、新たなボディを与えて生まれ変わらせたのです。

 こうして生まれたのがこのスティングレイレーサー。

 ビル・ミッチェル自身のプライベート参戦という形でレースに参加し、いくつかのタイトルでは勝利し、活躍を見せました。

 ただ、いろいろと問題のある車でもありました。特にブレーキはディスクブレーキではなくドラムブレーキを搭載していたため、カーブのたびに内輪がスピンしたり、レースを走り終えるたびにブレーキがフェードするなど操縦性には難があったようです。

 デザインは後のC2コルベットに一部が引き継がれ、コルベットの中でもデザイン的にもっとも評価の高い、「コルベットスティングレイ」が生まれることになったわけです。

 車に歴史あり、ですね。

 現在はショーカーとして様々なイベントで展示されています。

CORVETTE STINGRAY GMTM (2)

CORVETTE STINGRAY GMTM (3)

 

購入日記!

 今月の仕事がや~と一段落し、いつものごとく川越に家族で出かけてきました。

 で、川越に行くたびず~っと気になっていた玩具屋があったんですよね。

 蔵造りの町並みに近い、蓮馨寺の目の前にある「オビツ屋」というお店。

 今回は蓮馨寺の裏にある連雀町つどいの広場(もんちっち)というNPO法人が運営する子育てスペースで息子を遊ばせるため、蓮馨寺まで遠出したんですよね。

 なのでちょっと奥さんに時間をもらい、オビツ屋さんにお邪魔してきたわけです。

 店内はちょっと雑然とした印象ですが、店の奥にはぎっしりとミニカーが!!!

 トミカ以外にもホットウィールやマッチボックスも取り扱っており、店主さんに在庫を聞いてみるとかなり充実した内容。

 バンダイが輸入代理店をしていた時代のホットウィールもかなり多く、最近ミニカーコレクションを始めたばかりの自分には非常に魅力的に映りました。

 いろいろと箱を空けて見せてもらい、目についたこのミニカーを購入したわけです。

 店主さんによると、冷やかしでお店に入ってくる人は何十人もいるけれど、実際に買ったのは今日は私が初めてとのこと。

 さんざんダンボールをひっくり返したあげく300円のミニカー一個しか買わないのはちょっと申し訳ないかな~と思ったのですが、買ってくれるだけありがたいとの話でほっと一安心。

 川越蓮馨寺前のオビツ屋にて324円で購入。

6面図!

 

CORVETTE STINGRAY GMTM (4)
CORVETTE STINGRAY GMTM (5)
CORVETTE STINGRAY GMTM (6)
CORVETTE STINGRAY GMTM (7)
CORVETTE STINGRAY GMTM (9)

CORVETTE STINGRAY GMTM (10)

 

商品解説!

 全長72㎜

 全幅30㎜

 全高17.8㎜

 1/64スケール。

 ホットウィールとしてはディフォルメを抑えた実車に忠実な造形が魅力。

 サイドシル下につくエキゾーストパイプはダイキャストの色を活かした鈍い銀色で、これがまた重量感を醸しだしてくれます。

 彩色は現在カーイベントなどで展示されている状態のシルバー一色。

 レーシングカー時代は赤くペイントされていたので、そちらのバージョンもちょっと欲しいですね。

 
CORVETTE STINGRAY GMTM (8)

 車体裏には

     Hot Wheels®

 CORVETTE STINGRAY 
        GM TM

        ©2002 Mattel,Inc.
      MALAYSIA

 と刻印されています。

 マレーシア製ですね。

CORVETTE STINGRAY GMTM(14)
 
 

 オープンカーなのでインテリアの再現はとっても気になるところですが、そこはバッチリ!

 シートベルトまでしっかりとモールドされており、雰囲気抜群

 特にドライバーシートのシートベルトはレーシングカーらしくて非常に良いですね。

62マスタングコンセプトと並べてみる!



CORVETTE STINGRAY GMTM (13)

 ‘62マスタングコンセプトと並べてみました。

 こうして見ると質実剛健なフォード、スタイリッシュなGMと方向性の違いを感じますね。

  62マスタングコンセプトは後のマスタングにはまったく繋がるものが無い車。

 かたやスティングレイレーサーは闇に葬られそうな危機から復活し、後のコルベットに影響を与えた偉大な1台。

 特別なエピソードのある車はやっぱり迫力が違いますね。


 

おわりに

CORVETTE STINGRAY GMTM (11)

CORVETTE STINGRAY GMTM (12)

 

 と、いうわけで16台目のコレクション、シボレー コルベットスティングレイレーサー’59でした。

 いろいろ車輌の解説を書きましたが、実はこのミニカーを買うまでこの車のことは存在すら知りませんでした。

 ブログを書きながらいろいろ調べ、実車のことを知るのは勉強にもなり、本当に楽しいですね。

 オビツ屋はものすごく在庫が充実しており、店主さんも「まだまだいろいろあるよ~」 とか言ってたので、次に行くのが楽しみです。

 【コレクション台数 16台】

 【コレクション使用額 3594円】


  

本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪

 私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。

 3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。

 プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。

 このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!

 こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪

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