【Hot Wheels Hot Wheels500 2001 FINALRUN 7of12】
マテル製 定価???
実車解説!
ホットウィール500はインディアナポリス500マイルレースを走る専用のレーシングカー、いわゆるインディカーをモチーフとしたホットウィールオリジナルデザインのミニカー。
インディ500は時速380キロとF1を超えるスピードで加速するというアメリカらしいレースですが、事故も非常に多く、名ドライバーが亡くなることも少なくありません。
現在インディカーにはエンジンやボディ、タイヤなどに明確な規定あり、ほとんどの車輌がほぼ同じ形状となっています。
このモデルは1990年台初頭ごろのインディカーをモチーフとしているようで、現在のインディカーとはちょっと形は違っていますね。
購入日記!
先日家族でふじみ野市にあるホビーオフまで出かけてきました。
目的は息子のおもちゃ。
まだ一歳7カ月なので新品のおもちゃを買い与えてもすぐに壊してしまう息子。
ハードオフなら安くいろいろ揃えられるので、息子にあれこれせがまれても安心です。
ダイキャスト製の鉄道模型がギッシリ詰まったカゴを目の前に、どれにするか真剣に悩んでいる息子の瞳は私そっくり。
で、息子がウンウン悩んでいる間に私もミニカーコーナーを物色。
3インチミニカーはトミカが中心でしたが、ホットウィールもある程度の在庫があり、どれにするかな~とか思っていたら!!!
なんとファイナルランシリーズがぶら下がっているではないですか!!!
これにするしかない!!! と583円にて購入したわけです。
商品解説!
全幅31.4㎜
全高19㎜
実車が無いため正確なスケールはわかりませんが、この時代のインディーカーの平均的サイズから考えるとだいたい1/64というところでしょうか。
ホットウィール500は1995年に商品化され、この「ファイナルラン」タイプのモデルは2001年の商品です。
「ファイナルラン」シリーズはその年の生産を最後に金型を破棄して廃盤になるモデルの最終ラインナップという位置づけにあり、ラストを飾るにふさわしい豪華仕様となっています。
シャシー、ボディ共にダイキャストで成形され、カラーリングもベーシックモデルと比べると色数、塗り分けともにグレードアップ。
さらにゴム製のリアルライダータイプのタイヤを履いているのでリアリティも段違いです。
2001年のファイナルランリシーズは正規の輸入ルートは日本国内だとトイザらスのみでの流通で、人気のモデルだとかなりの高値がつくことも。
583円で買えて本当にラッキーでした♪
モデル自体はぱっと見小柄に見えますが、全長は80㎜越えで迫力的にも問題無し。
クロームとメタリックレッドのギラギラしたボディに黒いフレイムスのタンポ印刷と悪っぽいカラーリングが不思議な高級感を醸しだしています。
シャシーが黒くペイントされているのもインディーカーらしくていいですね。
もちろん塗りムラなども一切ありません。
さすがはファイナルランといったところでしょか。
Hot Wheels®
© 1992 MATTEL. INC.
THAILAND
と刻印されています。
金型の製作は1992年、発売まで3年ほど寝かされていたみたいですね。
最近になってようやく気がついたのですが、ベーシックモデルはマレーシア。
重塗装版やアッパーバージョンのモデルはタイで生産されているんですね。
履いているとテンションが上がるリアルライダータイプのタイヤ。
グッドイヤーのロゴもしっかりとタンポ印刷されています。
タイヤのトレッドパターンも精密に再現。
実物は1cmも無いのにこの密度感!!!
ちなみに、現在のインディーカーにはファイアストンのタイヤのみが使われており、グッドイヤーのタイヤは1999年までしか使用されていなかったとか。
おわりに
というわけで29台目のコレクション、ホットウィール500でした。
「ホットウィール大辞典Ⅱ」を読んで以来、こういった重塗装版のアッパーモデルが欲しくてたまらなかったんですよね。
ただ、そういうモデルはどうしても値が張りますし、自分のミニカーコレクションルールである「1000円以下のものしか買わない」 を念頭におくとなかなか入手もできません。
いや~ハードオフなどのリサイクルショップって本当にいいですね。
息子ともどもハマっちゃいそうです(笑)
【コレクション台数 29台】
【コレクション使用額 7892円 】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
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