【Hot Wheels TORPEDO JONES™ 2002-030 FASTEDITION No.18/42】
マテル製 税抜き定価300円 販売元バンダイ
実車?解説!
トーピードジョーンズは実車の存在しない、ホットウィールオリジナルのコンセプトカー。
デザインのベースになったのは1910年に速度記録車として作られたフィアットS76。
排気量28338cc!!! というエンジンを積んだモンスターマシンで、もはや自動車というよりも飛行機の機首にタイヤをつけただけといった姿形をしています。
最高速度は290kmを記録しましたが、世界記録を破ることは出来ませんでした。
ホットウィールはこのモンスターマシンのボディを延長し、なんとエンジンを2つ直結!!!
合計56676cc!!! という狂気のホットロッドマシンへと改造してしまったのです!!!
これなら300キロくらい余裕で出そうですが、エンジンを始動した瞬間にバラバラに砕け散りそうですね。
「TORPEDO」とは「魚雷」という意味で、1910年~1930年当時のレーシングカーや速度記録車に見られるボディ後部を涙滴型に絞った形状のことをそう呼びます。
まさに「魚雷ジョーンズ」。
デザインはフィル・リールマン氏が担当しています。
購入日記!
学生はもう夏休みに入ったんですね。
我が家もプチ夏休みということで、3連休を利用して奥さんの実家へ遊びに行ってきました。
奥さんと息子はストレートに帰省したのですが、私は最近伸びた髪をどうしても散髪したかったので、川越で一人電車を降りて散髪屋へ。
サッパリした気分もそのままに、川越一番の楽しみであるオビツ屋へと向かったわけです。
熱いですね~ と店主さんと話をしつつ、いつものようにホットウィール見せて~とお願いするとなんと!!!
「あ、ホットウィールの箱新しいの増やしといたから見てみ」
と新しい箱を見せてくれるではありませんか!!!
いや~ 私も常連として認められたということでしょうか。
ありがとうございます♪ とホクホク顔でニューボックスをチェックすると、どう見ても「フィアット・メフィストフェレ」みたいなホットウィールが片隅に鎮座しているではありませんか!!!
もうこれしかないだろう!!! とトーピード・ジョーンズを324円で購入したわけです。
6面図!
商品解説!
全長77.5㎜
全高25.7㎜
全幅30.5㎜
デザインベースとなったフィアットS76は約4.5m。エンジン一個分胴体を延長しているので、延長部分を約1.3メートルくらいだと考えると5.8m。
よってボディのサイズから計算すると約1/74スケールといったところでしょうか。
トーピードジョーンズは2002年のファーストエディションとして発売されたモデル。
現在まで多くのカラーバリエーションが発売されていますが、このファーストエディションはフィアットS76のイメージに比較的忠実な構成となっています。
ボディ、シャシー共にダイキャスト製で、ペイントは光沢の強い鮮やかなイタリアンレッド。
このペイントが実に良い質感なんです。
ダイキャストの下地が透けているところもまったくありません。
エンジンとフロントグリルは輝きの強いクロームメッキで、撮影時は顔やカメラが移りこんで大変でした。
嬉しい悲鳴なんですけどね。
ホイールは1996年に登場したレースホイール。
古いレーシングカーがベースなので、ワイヤースポークを模した編みこみ風ホイールを履いているのが嬉しいところです。
車体裏には
TOPEDO
JONSE™
Hot Wheels
2000 M.I
MALAYSIA
と刻印されています。
金型の製造年を表す「2000」の最後の「0」がかなり歪んでおり、判別しづらかったのですが一応2000と読み取りました。
マレーシア製ですね。
4気筒28338馬力のエンジンを2基直結した悪魔の56676ccジョーンズエンジン。
ディテールは非常に精密で、デザイン化にあたり実車の構造をよく研究しているのがわかります。
後輪へのチェーンドライブ部分はギア共々繊細な仕上がり。
そしてジョーンズ。
アサフレックス製で、ステアリングはフィギアと一体モールドとなっています。
帽子をかぶり、レース用ゴーグルを装着した鼻デカ口ひげイタリア人といったところでしょうか。
後ろにたなびくマフラーがチャームポイント。
ちなみに、トーピードジョーンズは様々なカラーバリエーションがありますが、ジョーンズの色にもいろいろあります。
黒ジョーンズとか渋くていいんですよね。
おわりに
というわけで35台目のコレクション、トーピードジョーンズでした。
そして!!!
このモデルでミニカー購入金額 がついに10000円を突破するに至りました。
今年の1月から買い始めて早くも半年。
月平均1700円ぐらいならまあ安いものかな? って思うんですが、最近は購入ペースが早くなっているのでちょっと自制心を働かせる必要があるのかもしれません。
でも欲しいミニカーいっぱいあるんだよな~
イオン限定トミカのオロチ兜とか超欲しいんだよな~
ああ欲望が付きません。
【コレクション台数 35台】
【コレクション使用額 10276円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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