【Hot Wheels CADILLAC® SIXTEEN 2008-085/196 WEB TRAINING CARS ™ 9/24】
マテル製 税抜き定価300円
実車解説!
実車は2003年デトロイトモーターショーでゼネラル・モーターズが発表したコンセプトカー。
その名の通り、16気筒で排気量は13800cc、1000PSという高級サルーンにそこまでのパワーが必要なのか? と勘ぐりたくなるくらいのパワーを秘めています。
実はキャデラックとV16エンジンというのは深い繋がりがあることをご存知でしょうか。
なにを隠そう、史上初めてV16エンジンを開発したのはキャデラックで、1931年に販売されたモデル「シリーズ452A」こそが世界初の量産型V16エンジン搭載車。
2000年初頭、キャデラックのブランドイメージを強めるための施策として、いにしえの「シリーズ452A」にあやかり、新たにV16エンジンを与えられ生まれたのがこのキャデラックシックスティーンなのです。
量産化はされませんでしたが、2008年から販売されている2台目キャデラックCTSはインテリア、エクステリア共にキャデラックシックスティーンの影響を強く受けたデザインとなっています。
ホットウィール化にあたってのデザインはフィル・リールマン氏が担当。
購入日記!
仕事柄、ほとんど自宅にいる私ですが、月に何度かは会社に行く日もあります。
納品と簡単な打ち合わせだけで終わった日なんかは午後2時くらいにはもう家路につくわけで。
そんな日はちょっと寄り道してミニカーでも見に行くかな~って気になることも少なくありません。
いつもなら「いやいや! 奥さんも待っていることだし、早く家に帰ろう」
ってなるんですが、たまたまその日は奥さんが息子を連れて実家に帰っている日だったので寄り道することに決定!!!
以前大収穫のあったふじみの市のホビーオフまで足を伸ばしたわけです。
ホットウィールの在庫はそこまで多くは無かったのですが、全く無いわけでもなく。
いろいろ見ながらウンウン悩み、最終的にこのキャデラックシックスティーン君を214円にてお迎えしたわけです。
6面図!
購入日記!
全長83.3
全幅30.9
全高20.5
1/68スケール。
キャデラックV16コンセプトは2004年のファーストエディションとして金型が製作されたモデルです。
実車は全長5673㎜と高級サルーンとしても特大サイズ。
そしてこのミニカーも全長83.3㎜と3インチミニカーとしては大柄な80㎜超えで思った以上に迫力があります。
V16エンジンを搭載したゆえのロングノーズなプロポーションはどちらかというと高級サルーンというよりはスポーツカーやマッスルカーのようで、ただの高級車ではない、コンセプトカーならではのスペシャル感がよく再現されていますね。
このモデルは2008年に「ウェブトレーニングカーズ」シリーズの一つとして販売されたもの。
これはブリスターの裏に刻まれたバーコードを読み込むとホットウィールの公式ホームページで遊べるようになっており、このシリーズはその告知、キャンペーン用として展開されていました。
パールがかったメタリックブルーのボディはむら無くキレイにペイントされており、ブラックにホワイトの縁取りが入ったピンストライプも高級車らしいシックな雰囲気。
ホイールは2000年から登場した、フィル・リールマン氏デザインのPR-5ホイールを履いています。
本体、ホイール共に同一デザイナーの作品なので、まとまりが良くしっくりときますね。
車体裏には
Hot Wheels®
MALAYSIA
©2008 Mattel,Inc.
CADILLAC V-16
TM GM
と刻印されています。
シャシーはプラパーツですが、全面クロームメッキと超ド派手。
マレーシア製ですね。
おわりに
というわけで39台目のコレクション、キャデラックV16コンセプトでした。
さすがアメリカン高級車というべきか、前後に長く、サイズも大きいので手に乗せると満足感があります。
家族で出かけるときにミニカーを買うほうが思い出ができていい のですが、たまには一人でミニカー探索も楽しいものですね。
【コレクション台数 39台】
【コレクション使用額 11738円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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