【Hot Wheels DODGE XP 2012 MYSTERY MODELS™ 10/24】
マテル製 定価???円
実車解説!
実車の存在しない、ホットウィールオリジナルデザインのコンセプトカー。
2008年、ホットウィール40周年を記念して企画された「ホットウィール・デザイナーズ・チャレンジ」シリーズの一台としてデザインされたホットウィールです。
「ホットウィール・デザイナーズ・チャレンジ」は実車メーカーのデザイナーにホットウィールのデザインを依頼、商品化するというスペシャルな企画。
ダッジXP-07はクライスラーのデザイナーズチャレンジモデルで、クライスラーが1963年に発表したタービンエンジン搭載車「クライスラー・ターバイン」がモチーフとなっています。
2基のタービンエンジンを搭載し、マフラーではなく排気ノズルが後方に突き出しているのが実に攻撃的。
エクステリアの全体的なフォルムはバットモービルを参考にしており、特にキャビンの絞りこみなどは劇場版バットモービルと見まごうほど。
フロントグリルはダッジの証としてちゃんと十字架状になっています。
玩具化のためのデザインとはいえ、あくまで「本物の車」というスタンスを貫き通しているところがさすが実車デザイナーの作品といったところでしょうか。
デザインはマーク・レイセンが担当しています。
購入日記!
またまた会社へ納品兼打ち合わせに行ってきました。
物を渡し、簡単な確認のみで終わったので家路につく時間もとっても早め。
なので上福岡の西友にミニカー寄り道してきました~~♪
もちろん目当てはホットウィール。
一人でじっくりと見られる利点を利用し、ずっと気になっていたミステリーモデルの検分をしてきました。
ホットウィールのミステリーモデルは袋に入っており、中になにがはいっているのか一見わからないようになっているのですが、袋の片隅に丸い透明部分があり、そこから中を覗けばだいたい中にどんなホットウィールが入っているのかわかるんですよね。
ただ、上福岡西友に置いてあるミステリーモデルはなんと2012年版。
3年間も放置されているわけで。
サーチしてみたところ、人気の高い実車系は当然のように狩り尽くされたあと。
なにかいいのは残っていないかな?と調べてみるとなんと!!!
前々から欲しいと思っていたデザイナーズチャレンジのモデルが残っているではないですか!!!
というわけでダッジXPを305円にて購入してきたわけです。
6面図!
購入日記!
全長68.5㎜
全幅29.9㎜
全高18㎜
実車が存在しないので正確なスケールはわかりませんが、シートのサイズから逆算するとだいたい1/64スケールくらいではないでしょうか。
ダッジXP-07は前述したように、2008年にホットウィール40周年記念企画「ホットウィール・デザイナーズ・チャレンジ」でダッジのカーデザイナー、マーク・レイセン氏がデザインしたホットウィールです。
このモデルは2012年のミステリーカーにチョイスされたもので、商品名は「ダッジXP」となっていますが07が外れただけでまったく同じものです。
マットブラックにペイントされているので、デザインの参考にしたというバットモービルのイメージにさらに近づきました。
このデザインにはブラックって本当によく似合いますよね。
フレイムスのタンポ印刷は鮮明で発色も良く、マットブラックのボディをひときわ引き立てます。
左右に搭載されたタービンエンジンはゴールドメッキで、これもブラックに映えるカラーリング。
マットブラックというのは地味になりがちなカラーリングですが、センスの良いカラーコーディネートのおかげで落ち着きながらもホットウィールらしい派手さを失わない、素晴らしいモデルに仕上がっています。
ホイールは2000年から登場したフィル・リールマンデザインのPR-5ホイール。
キャノピーと同様のクリアーオレンジに成型されており、モデルに未来的ドラッグレーサーのような印象を与えてくれます。
車体裏には
made in Malaysia
Mattel
E03
M3312
1186 MJ,I,NL
と刻印されています。
ホットウィールとしては珍しく、モデル名は刻印されていません。
「M3312」というのは開発段階でのダッジXP-07のコードネームかなにかでしょうか?
マレーシア製ですね。
ミステリーモデルの中には簡単なパンフレットが入っています。
表は実車版のデザインにリファインされたツインミルの格好いいイメージイラスト。
裏側はラインナップの一覧表です。
この中ではランボルギーニ・エストーケあたりが大当たりでしょうか。
しかし表のイラストにバン!!! と載っているツインミルはラインナップされていません。
謎ですね。
おわりに
というわけで記念すべき40台目のコレクション、ダッジXP-07でした。
「ホットウィール・デザイナーズ・チャレンジ」のモデルはどれもどれも独創的なデザインで、前々からすんごく欲しかったんです。
定期的にレギュラーモデルにラインナップされているので手に入らないわけでは無いのですが、「ホンダ・レーサー」 や「ミツビシ・ダブルショッツ」などの国産メーカーのデザインモデルは即ハントされるので見たことが無いんですよね。
気長に巡りあうときを待ちますかね~♪
【コレクション台数 40台】
【コレクション使用額 12043円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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