【siku Pstenbully SK1037】
ジク製 定価530円
実車解説!
ピステンブーリー圧雪車はドイツの機械メーカー、ケースボーラー・ゲレンデファールツォイグ社が販売している圧雪車です。
スキー場のゲレンデ整備が主な活躍の場で、前面についたブレードで雪面を平らにし、後ろについたティラーで雪を砕いて固めます。
1969年に販売が開始。
油圧駆動による雪上での機動性を高めた性能が特徴でした。
日本では1972年の札幌冬季オリンピックで初登場。テレビに映るその姿は、世界中にピステンブーリー圧雪車の存在を知らしめます。
その後大ヒット商品となり現在でも世界中で活躍、18000台以上が販売されました。
ジクが商品化したのは最新型のPB600シリーズです。
購入日記!
またもや川越にお出かけしてきました。
いつものように息子を川越丸広6階にあるおもちゃコーナーへ連れて行くのですが、今回はサンリオコーナーにあるキティちゃんのお家に夢中。
いつもは車とか電車に釘付けなんですが、飽きもせずキティちゃんのお家で家具を並べ続ける続ける。
息子はサンリオコーナーからまったく動かないので、私はその隙にジクミニカーコーナーへGO!!!
前から狙っていたピステンブーリー圧雪車を危なげなくゲットし、583円にて購入しました。
商品解説!
全長80.5㎜ 本体のみ42㎜
全幅56.8㎜ 本体のみ37㎜
全高27.3㎜
1/87スケール
ミニカーのモチーフにはいろいろありますが、働く車の中でも特別マニアックな圧雪車という異色のラインナップ。
ピステンブーリーを生産しているのはドイツのケースボーラー・ゲレンデファールツォイグ社なので、ジクとしては外せないラインナップだったのかもしれません。
モデルは最新型のピステンブーリー600を立体化したもの。
キャビンと後部ティラーの赤い部分がダイキャスト製で、ほかはプラパーツとなっています。
インテリアの再現度は非常に高く、透明プラスチック製の窓ガラスの向こうには実車通り座席が3つ並んでおり精密感は抜群。
雪上を走るための幅が広い履帯が織りなす独特のシルエットもしっかりと再現されています。
正面のブレードと背面のティラーは裏側にまでディテールが入っている凝った仕様。
履帯を履いた車輌というのは3インチミニカーで再現するには難しい部分も多いですが、このピステンブーリー圧雪車はかなり頑張っているほうだと思います。
車体裏には
CE siku
1037
と刻印されています。
乗用車やスポーツカーなど、いわゆる「普通の車」なジクのミニカーは排気量や馬力、最高速度などが刻印されている のですが、バスや働く車などには特に刻印されてはいないようですね。
おわりに
というわけで53台目のコレクション、ピステンブーリー圧雪車でした。
ジクのミニカーとしてはちょっとチープな雰囲気が否めない感はありますが、マニアックな車種なので立体化されているだけでありがたいものです。
なお、ジクからは一回り大きい1/50スケールでピステンブーリー圧雪車が販売されており、こちらは大きいぶん細かくパーツ分割されており、とんでもなく良くできています。
クレーンも付いている超豪華仕様。
もちろんお値段もそれなりにするのですが。
ドイツレベルあたりから1/35でプラモデルが発売されればいいのにな~
圧雪車はブレードやティラーなど、ゴツゴツしたものがたくさんついているので立体映えするんですよね。
【コレクション台数 53台】
【コレクション使用額 16915円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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