【Hot Wheels FORD 1934 2003-093 RADICAL WRESTLERS™4/5】
マテル製 販売元バンダイ 税抜き定価300円
購入日記!
1934年型フォードはアメリカの自動車メーカー、フォードモーターズが製造販売していた乗用車。
T型フォードで大成功したフォードですが、単一車種の長期量産は会社の停滞を招き、最終的にはゼネラル・モーターズのシボレーに追い抜かれることになりました。
T型フォードの後継として1929年から生産されたフォードモデルAで一時はシボレーから王座を取り戻すものの、大恐慌やユーザー嗜好の変化などで安定したものではありませんでした。
そのモデルAの後継として1932年に登場したのがフォードモデルBです。
Aの次のB、つまり二番目であるため「デュース」の愛称で親しまれました。
残念ながらフォードモデルBはシボレーには敵わず、1934年いっぱいで生産を打ち切られます。
モデルB最後の年に生産されたフォードの正確なモデル名は「モデル40B」といい、後継モデルの「モデル48」からは形状もガラリと変わり、ここで完全にフォードモデルBは潰えるかと思われました。
しかし、第二次大戦後に事情が変わります。
中古車やパーツが大量に出回り、構造から改造が容易であったため数々のホットロッドやストリートロッドのベースマシンとなり、「デュース・ロードスター」の名前はホットロッドの代名詞となり、アメリカ改造車文化の象徴的な一台として歴史に残ることになったのです。
ホットウィール化にあたってのデザインはラリー・ウッド氏が担当しています。
購入日記!
娘の誕生から早くも4日。
今日も奥さんを見舞います。
昨日、一昨日で差し入れがほとんど禁止ということをやっと理解できたので本日は差し入れ無し。
奥さんは病院食のフルーツ、私は昨日買ったどらやきで本日のおやつタイムを楽しみました。
奥さんに娘の様子を聞くと、とっても元気とのこと。
喘息もかなり良くなってきたようで、やっと夜気持ちよく眠れるようになってきたようでほっと一安心です。
お腹のキズは? と尋ねると、だいぶん痛みも収まり、明日には抜糸できるみたいで。
お腹を切って出産するって、本当に大変だと思います。
奥さんと別れたあとは当然ながらオビツ屋へ。
最近はニューモデルばっかり購入していたのですが、今日は気分を変えて久しぶりに昔の在庫を漁らせてもらうことに。
箱を開けていろいろ漁り始めると…… 明らかに前見たことが無いモデルばかり!!!
店主のおじさんに聞くと、「在庫は一杯あるから、こまめに変えてあるよ~」とのこと!!!
初めて見るモデルばかりで目移りしましたが、最終的に1934フォードを324円で購入したわけです。
6面図!
商品解説!
全長70.3㎜(ホイールベース44㎜)
全幅29.7㎜
全高28.8㎜
実車のホイールベースは2845㎜なので、計算すると1/64スケールとなります。
ホットウィールの1934フォードは1979年に金型が製作され、1980年にサイドライン「ハイ-レイカーズ」で販売が始まったモデル。
「ハイ-レイカーズ」は後輪がせり上がって車高を変えられるギミックが搭載されたシリーズで、1984年までシリーズが存続しました。
その後1987年からは金型改修されてギミックが廃止されたモデルがベーシックモデルなどで販売され続け、現在では何十種類ものバリエーションがあります。
35年以上前の金型とは思えないキレのある造形のボディはダイキャスト製。
フェンダー、インテリアと一体になった足掛けはプラパーツでの再現。
エアスクープがボンネットから突き出るV8エンジンとフロントグリルはクロームメッキされたプラパーツで、ディテールを再現するためにそれぞれ別パーツになっているのは嬉しいところです。
このモデルは2003年にセグメント「ラディカルレスラーズ」にラインナップされたもの。
「ラディカルレスラーズ」を直訳すると「過激なレスラーたち」といったところでしょうか。
鮮やかなレッドにペイントされたボディには「SUMO SAMO(スモー サモ)」という右半身がグリーン、左半分がレッドで、胸にホットウィールロゴをあしらったレスラーがタンポ印刷されています。
デュースロードスターの特徴であるフレームの一部がボディ側面にむき出しになったシャシーはダイキャスト地をそのまま活かした仕上げ。
ホイールは「SB(ソー・ブレード)ホイール」を履いています。
車体裏には
HOT WHEELS ®
©MATTEL INC. 1979
MALAYSIA
と刻印されています。
マレーシア製ですね。
おわりに
というわけで93台目のコレクション、フォード1934でした。
最近は最新車種が手に入るのでおろそかにしがちでしたが、この時代のホットウィールもカッコイイ!!!
3ウインドウ‘1934はものすごくバリエーションが多いモデルなので、ホットウィールWIKIを見ていると色違いも欲しくなってきちゃいます。
しばらくはオビツ屋の過去在庫にお世話になりそうです。
【コレクション台数 93台】
【コレクション使用額 31969円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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