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【Hot Wheels(ホットウィール)】フェラーリP4 2002-025 FIRST EDITIONS 13/42

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 【Hot Wheels Ferrari P4 2002-025 FIRST EDITIONS 13/42】

 マテル製 販売元バンダイ 税抜き定価300円

目次

実車解説!

 フェラーリ330P4はイタリアの自動車メーカー、フェラーリが1966年に製作したプロトタイプレーシングカー。

 1960年代初頭、フェラーリは数々の国際レースで優勝して名声を高めますが、レース費用がかさんで経営は悪化。

 そのとき買収を持ちかけたのがアメリカのフォードでした。

 当時のフォードは自社のイメージアップのために国際レースに参加することを決めていたのですが、手っ取り早くフェラーリを買収して自社の看板にしたかったのです。

 この買収案は当時のイタリア国内でも批判が多く、フェラーリの経営者エンツォ・フェラーリは買収を断ります。

 面子を潰されたフォードは打倒フェラーリを目標に巨額の費用をかけてフォードGT40を開発。

 初期はトラブルが頻発するものの最終的にフェラーリを破ってル・マン24時間レースで優勝します。

 そんなフェラーリがフォードGT40に対抗して開発したのがこの330P4でした。

 4.2リットル12気筒エンジンを搭載。

 1966年のル・マン大敗の教訓としてブレーキ機構を刷新して機械的信頼性を向上させ、整備を容易にしています。

 こうして1966年秋にデビューした330P4は最終的には1967年ル・マンでフォードGT40マークⅣに優勝を奪われるものの、フォードの本場アメリカでのデイトナ24時間耐久レースでの全勝、イギリスのブランズハッチBOAC500レースで総合優勝するなど輝かしい成績を残しました。

 ホットウィール化にあたってのデザインはマーク・ジョーンズ氏が担当しています。

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購入日記!

 今日、明日と息子を義理の両親が預かってくれることになりました。

 息子はおじいちゃんの家に行くのが楽しみで仕方がないようで、朝食を食べたら即出発。

 途中20分ほど電車に乗るのですが、昔から息子は長時間電車に乗ると暴れだすので覚悟していたのですが……

 びっくりするほど静かなんです!!!

 同じ車輌に息子と同じくらいの男の子が乗っていて、あっちにいったりこっちにいったりしてるのに息子はず~っと落ち着いていました。

 子供って親の知らないところでも驚くほど成長しているんですね。

 駅に到着したら迎えに来てもらってたおばあちゃんの車で一旦耳鼻科に寄り、そのあと奥さんの実家へ。

 私は仕事があるのでそのまま戻ったのですが、せっかくの外出なので帰りに川越のオビツ屋へ。

 店主のおじさんに挨拶すると、「新しい箱出しといたから~」とデデン!!! とマテル印のダンボール箱を積み上げてくれました♪

 箱の中にはこれまで見たことが無いモデルがいっぱい!!!

 復刻番のスウィート16とか、サーフィンスクールバスとか、イーヴィルツインとかこれまで欲しかったモデル満載で、どれにしようかな~ と迷っていたら!!!

 なんとフェラーリP4があるではないですか!!!

 ホットウィールのフェラーリがある時点で選択肢は一つ。

 喜色満面でブリスターを手に取り、324円で購入したわけです。

6面図!

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商品解説!

 全長71.7㎜
 
 全高18.1㎜

 全幅29.9㎜

 実車の全長が4185㎜なので、計算すると正確なスケールは1/58スケールとなります。

 こののフェラーリP4は2002年のファーストエディションとして販売されたモデル。

 商品名は「Ferrari P4」となっていますが、実車の正確な名称は「Ferrari 330 P4」です。

 ダイキャスト製のボディはうねりのある曲面で構成された実車の特徴をしっかりとらえており、スケールモデル
としても満足のゆく出来栄え。

 リベットや各部のディテール表現もオーバーになりすぎず、かといって物足りないわけでもない絶妙加減。

 ペイントは美しいフェラーリレッドで塗装のムラもまったく無し。

 車体各部には「24」のゼッケンがタンポ印刷され、フェラーリ330P4が衝撃的な1-2-3フィニッシュでデビューしたデイトナ24時間耐久レースで2位と獲得した24号車を再現しています。

 インテリアはエンジンと一体成型となったシャープなプラパーツで、美しいクロームメッキ処理が施されています。

 車高のセッティングも絶妙で、レーシングカーらしい低い姿勢がレーシーでグッドですね。

 ホイールはホイール部分がゴールドメッキされた「5SPホイール」を履いています。

FerrariP4 (10)

 

 車体裏には

 Hot Wheels®

 FERRARI P4

 © 2001 Mattel.Inc.
  MALAYSIA

 と刻印されています。

 マレーシア製ですね。

 プラスチック製のシャシーからクロームメッキされたエンジン下部が覗いており、造形へのコダワリを感じます。

FerrariP4 (11)

 

 ミッドシップに配置された4.2リッターV12エンジン。

 エキマニやシリンダーヘッドなど、手抜かりなく精密に再現されています。
 
 クリアーのフードの上からバッチリ眺められるのが嬉しいところ。

 フォーマルな造形の330P4ですが、クロームメッキされたエンジンが見えると一気にホットウィールらしくなりますね。

おわりに

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 というわけで102台目のコレクション、フェラーリ330P4でした。

  マテルは1999年から2015年まで、フェラーリのミニカーを独占的に販売できるライセンスを所持していたため、この時代のフェラーリが3インチミニカーで欲しければホットウィールを買うしかありません。

 以前オビツ屋でフェラーリ456Mを購入できたときも飛び上がって喜びましたが、まさかレーシングフェラーリでも伝説的な330P4が手に入るとは!!!
 
 あの店の倉庫にはまだ見ぬホットウィールのフェラーリが眠っているにちがいありません。

 次に行くときが今から楽しみです♪

 【コレクション台数 102台】 

 【コレクション使用額 34080円】 

本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪

 私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。

 3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。

 プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。

 このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!

 こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪

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