【Hot Wheels SLIDE OUT® 2007-133/156 HOT WHEELS® STARS 】
マテル製 税抜き定価300円
実車?解説!
スライドアウトはホットウィールオリジナルデザインのミジェットカー。
ミジェットカーは舗装されていない楕円形のオーバルコースでの周回レース用専用マシーンで、小型軽量のボディにオープンホイール、左回りコースに特化した左右非対称のウイングなど特徴的なスタイルをしています。
ミジェットカーの価格は他のモータースポーツカーとに較べて格段に安く、参加の敷居が低いのが利点で、ミジェットカーレースでデビューし、腕を磨いたレーサーがインディ500やNASCARで活躍しています。
ダートオーバルコースでのレースはハンドリングが難しく、コースアウトはミジェットカーレースでは日常茶飯事。
「スライドアウト」という名称はこのコースアウトから取られているわけですね。
ホットウィールはそんな4気筒や6気筒がメインのミジェットカーにV8エンジンを搭載してハイパワー化。
少しでも操作を間違えば凄い勢いでコースから「スライドアウト」すること確実です。
デザインはフィル・リールマン氏が担当しています。
購入日記!
またまた息子と一緒に西友まで行ってきました。
前は西友まで一目散に走る息子でしたが、最近はだいぶ知恵がつき、一緒に歩いていると視界にはいるすべてのものを指差して「あれはなに? これはなに? なんで?」と訪ねてきます。
唐突に側溝に石を入れだしたり、蝶を追いかけて畑に突入したり、車のタイヤをさわさわしたりとまったく前に進みません。
なんとか息子に前身を促し、やっとのことで西友に到着。
息子はカーズ2トミカのフィン・マックミサイルを迷わずチョイス。
前回息子にホットウィールを選んでもらったら大当たりだったので、今回も選んでもらおうとしたのですが……
「おとうさんはこれ」
と大量に売れ残っているプレーンズトミカをひたすら渡してきます。
これが車輌ならまだいいんですが、さすがに飛行機はコレクション対象でありません。
仕方がないので前々から目をつけていたスライドアウトを手に取り、「お父さんはコレ!!!」と宣言して142円で購入したわけです。
息子が選んだカーズ2トミカのフィン・マックミサイル。
一見地味ですがバンパーやサイドモール、燈火類も丁寧に塗り分けられており質感が高くてグッド!!!
タイヤも専用設計されたもので抜かりなし。
息子はカーズ2を見ながら「たたんたーん♪ たたんたーん♪」とカーチェイスごっこをおもいきり楽しんでいます。
見てると私も欲しくなってきますね。
6面図!
商品解説!
全長62.8㎜
全幅30.3㎜
全高46㎜(ウイングを外した状態だと26.5㎜)
実車が存在しないため正確なスケールはわかりませんが、実物のミジェットカーのサイズから考えると1/64~1/58スケールくらいでしょうか。
ホットウィールのスライドアウトは1998年のファーストエディションとして販売が始まったモデル。
ミジェットカーらしいロールバーが目立つボディはダイキャスト製。
左右非対称の特徴的なウイングとフロントのエアロパーツはプラスティック製で脱着可能となっています。
このモデルは2007年に販売されたもの。
ボディはホワイトにペイントされ、レッドのウイングとシャシーとのコントラストが際立つカラーリングです。
インテリアとエンジン、リアのロールバーは一体となっており、ブラックのプラスチックでシャープに成型されています。
エンジンから伸びるエキゾーストパイプのディテールが特に素晴らしく、実物のミジェットカーそのもの。
ホイールは「PR-5(フィル・リールマン・ファイブスポーク)ホイール」を履いています。
本体とホイールのデザイナーが同一なので統一感がありベストマッチですね。
車体裏には
©1996 M.L.
MALAYSIA Hot Wheels
SLIDEOUTTM
と刻印されています。
マレーシア製ですね。
ウイングを外した状態。
最近のミジェットカーレースはオンロードでのレースが多く、ウイングをつけていないのでこちらの姿のほうが見慣れている人が多いのでは?
ウイングの下にもしっかりディテールが入っています。
プラスチック製のエアロパーツ。
脱着可能で、ホワイトのレーシングストライプとブラックのフレイムスがタンポ印刷で再現されています。
おわりに
というわけで105台目のコレクション、スライドアウトでした。
なにげにギミックつきのホットウィールって初だったりします。
ボディがガバっと開くミニやワーゲンバスに比べれば地味ですが、結構嬉しい。
最近のモデルだとオミットされていることが多いので、また川越のオビツ屋あたりで探してみようかな~
【コレクション台数 105台】
【コレクション使用額 34688円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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