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【Hot Wheels(ホットウィール)】シェルビー コブラ 427S/C 2001-240 MAINLINE

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 【Hot Wheels SHELBY COBRA 427 S/C 2001-240 MAINLINE】

 マテル製 販売元バンダイ 税抜き定価300円

目次

実車解説!

 コブラはイギリスの自動車メーカー、ACカーズが1962年から1967年にかけて生産していたスポーツカー。

 元々ACカーズはレーシングドライバーが考案したスポーツカー「ACエース」を生産していました。

 ACエースは数々のレースで活躍し、そのさらなる可能性にアメリカ人実業家でレーシングドライバーのキャロル・シェルビーが着目します。

 シェルビーはACエースに超強力なフォード製4.2LV8エンジンを搭載を提案。

 このエンジンは元々ACエースに搭載されていたエンジンの3倍近いパワーを誇り、優雅な英国流ライトウェイトスポーツカーは毒蛇の名を持つ最高時速289Kmを叩き出すアメリカンモンスターマッスルカーへと生まれ変わったのです。

 コブラはその後数々のレースで驚異的な活躍を見せますが、売れ行きは芳しくなく、ACカーズの経営は悪化。

 1967年にはアメリカへの輸入が中止され、1970年台後半にはACカーズ自身が倒産してしまいます。

 こうして生産が打ち切られたコブラですが、シェルビーの名声と数々のレースでの活躍により伝説的なマシンとして人気は急騰。

 復刻への熱い要望に答え、1980年台以降はシェルビー自動車が余剰パーツを組み立てた新車を生産し、現在でも販売されています。

 また実車は非常に高価なため、レプリカも数多く作られました。

 ホットウィールがモデル化したのは1965~67年に生産されたACコブラMKⅢを一般公道用に調整して販売された427S/Cと呼ばれるモデル。

 31台しか販売されず、1億5千万円を超える高値で取引されています。

 ホットウィール化にあたってのデザインはラリー・ウッド氏が担当しています。

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購入日記!



 奥さんの携帯電話が調子悪い。

 大学生の頃から使っているガラケーで、最近はFOMAカードを抜き差ししないと電話とメールが使えないくらい老朽化してきました。

 さすがに不便なので、娘のベビーカーを押しながら一緒に川越のドコモへ機種変更しに行くことに。

 スマホにすれば? という話もしたんですが「ネット機能があるとそればっかり見ちゃうし、メールと電話ができればいい。スマホは料金も高いし」ということでまたもやガラケーを選択。

 我が家の家計のことを考えて、あえてガラケーを選んでくれるなんて…… いや、いい奥さんここに極まりですね。

 機種変更を済ませたあとは本川越駅PePe1階のラケルでランチ。

 オムライスでお腹を満たしたら、蓮馨寺前のミニカーショップ、オビツ屋へ直行。

 今回はどっちかというとホットウィールよりも仕事で使うプラモデル探しのほうがメイン。

 店主のおじさんに聞いてみると、バッチリ在庫があったので助かりました。

 ネットで売り切れている商品でも、地域密着型の模型店とかには結構あることが多いんですよね。

 プラモデルを購入して領収書を書いてもらっている間にホットウィールの入ったマテル箱を物色していると……

 なななんと!!! コブラがあるではないですか!!!

 今回は昔間違って買ったカニンガム4CRではなく、正真正銘のコブラ。

 これにします!!! と324円にて購入したわけです。

商品解説!

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 全長68㎜

 全幅30.8㎜

 全高22.8㎜

 実車の全長が4445㎜なので、計測すると正確なスケールは1/65となります。

 ホットウィールのシェルビーコブラ427S/Cは1983年に「THE HOT ONES」のシリーズでデビューしました。

 「THE HOT ONES」は元々早く走ることがウリのホットウィールをさらに早く走らせることを追求したシリーズ。

 従来のよりも車軸を細くし、摩擦抵抗を減らした走りで圧倒的な速さを見せつけました。

 実車が時速289Kmを誇るコブラですから、ホットウィールデビューにはピッタリのシリーズだったんですね。

 エンジンフードが開き、ダイキャストで4.2LV8エンジンが再現されています。

 このモデルは2001年のメインライン、今で言うベーシックモデルとして販売されたモデル。

 原価が安かった時代のモデルだけあり、ベーシックモデルながらボディ、シャシー共にダイキャスト製という豪華仕様となっています。

 ボディ造形は英国スポーツカー風だった初代から各部の強化によりワイルドさを増したコブラMKⅢのうねるよう曲面をよく再現しています。

 コクピット後部のリベットなんかは実車でも特徴的な部分で、ディテールがしっかりしているのも好印象。

 ペイントは深みのあるメタリックマルーンで、控えめながら繊細なフレイムスが全身を引き締めてくれます。

 S/C用の公道仕様ウインドシールドは透明度の高いプラパーツで再現。

 インテリアはタンで成型されたプラパーツで、実車では鋼管フレーム製のヘッドレストも中がちゃんと抜けた状態になっているのが嬉しいところ。

 シャシーはダイキャスト地むき出しのZAMAC仕様で重量感は抜群。

 ホイールはクラシックカーのワイヤーホイールを模した「LW(レース・ホイール)」を履いています。

 コブラの実車もワイヤーホイールを履いているのでベストチョイスですね。

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 車体裏には

          HOT WHEELS®

         ©MATTEL.INC 1982
                                            MALAYSIA

  と刻印されています。

 この時代のホットウィールはシャシーの表記が簡素ですね。

 コブラの根幹を支える強固なラダーフレームもしっかりと再現されています。

 マレーシア製ですね。

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 コブラの心臓部であるフォード製4.2LV8エンジン。

 シャシーではなくボディ側にモールドされています。

 コブラという車の本質は強力なエンジンそのもの。

 マテルがエンジン開閉ギミックを入れたのは大正解ですね。

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 以前コブラと間違って買ったカニンガム4CRとの比較。

 どちらもレーシングドライバー兼実業家が製作した車だけあり、似るのは当然なのかもしれません。

おわりに

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 というわけで136台目のコレクション、シェルビーコブラ427S/Cでした。

 いや~ ついにコブラゲットですよ!!!

 軽量ボディに特大パワー、まさにアメリカンマッスルカーを象徴する人気車なわけで。

 ホットウィール集めだしたときから欲しかったんですよね。
 
  しかしオビツ屋の在庫は奥が深い。

 今回はコブラを購入しましたが、同じボックスに入っていたロジャーダッジャーとかも凄く気になります。

 涼しくなってきたし、またこまめに通おうと思います。

 
 【コレクション台数 136台】

 【コレクション仕様額 43993円】 

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