【Hot Wheels HW40™ 2008 DESIGNERS CHALLENGE™】
マテル製 販売当時税込み定価578円
実車?解説!
ホットウィール40は実車の存在しない、ホットウィールオリジナルデザインのコンセプトカー。
2008年、ホットウィール40周年を記念して企画された「ホットウィール・デザイナーズ・チャレンジ」シリーズの一台としてデザインされたホットウィールです。
「ホットウィール・デザイナーズ・チャレンジ」は実車メーカーのデザイナーにホットウィールのデザインを依頼、商品化するというスペシャルな企画。
アメリカのビッグ3や日本の三菱とホンダ、イギリスのロータスが参加しましたが、自動車メーカーだけではなく、マテルのホットウィールチームも参加。
それがこのホットウィール40なのです。
デザインを担当したのは現在ホットウィールのチーフデザイナーとなっている日系人のジュン・イマイ氏。
独特のスタイルはホットウィールを代表するオリジナルカーであるツインミルと、自らがデザインしたトヨタ200GTモチーフのナーヴ・ハマーのイメージをミックスしたもの。
もちろんクロームメッキされた巨大なエンジン、レッドラインタイヤなど、ホットウィールのコンセプトもしっかり踏襲されており、ホットウィール40周年記念にふさわしいモデルとして完成しています。
購入日記!
今日は奥さんと娘を連れて川越駅周辺までウォーキングしてきました♪
最近、というか基本運動不足なのでなにかしらきっかけを作って歩かないと足が退化するんじゃないかという危機感をひしひしと感じます。
すごしやすい秋空の下、楽しく話をしながら歩くと5キロなんてあっという間ですね。
川越駅に到着したらクレアモールのデニーズでランチし、向かうのは当然ながら川越最強のホットウィールスポットであるオビツ屋です。
今日は前から目を付けてたサーフィンスクールバスにでもするかな~ と箱から抜き出し、会計しようとすると店主のおじさんが「新しい箱は見た?」というので一応チェック。
いや、欲しいんだけどこの箱は定価1600円するコレクティブルばかりで私は買えな……!!!
おおっと!!! コレクティブルにまざってホットウィールデザイナーズチャレンジのホットウィール40が混ざっているではないですか!!!
デザイナーズチャレンジのホットウィール40は「いつか欲しいなリスト」のかなり上位アイテム。
「これにします!!!」とおじさんに手渡すと「じゃあ1600円ね」といきなり値段を間違えてきました。
私「あの、これは1600円もしないですよ。もっと安いです」
おじさん「だったっけ。忘れちゃったなあ~」
私「この前「オレはこの店にある商品5000点の値段は全部覚えている」って言ってたじゃないですか」
おじさん「忘れちゃったなあ~」
とは言いつつも私も正確な値段を覚えておらず。
サイドラインだから700円くらいでしょう、という話をするとじゃあそれでということになり、税込み756円にて購入したわけです。
帰宅したあとネコ・パブリッシング刊「ホットウィールカルチャー」で価格を確認したところ発売当時の税込み価格は578円でした。
まあ190円ぐらいならば保管料と思えばまったく問題ありませんね。
商品解説!
全幅30.5㎜
全高20.5㎜
実車の存在しない、ホットウィールオリジナルデザインの車なのでスケールはホットウィール標準の1/64となります。
ホットウィール40は前述したように、2008年にホットウィール40周年記念企画「ホットウィール・デザイナーズ・チャレンジ」でデビューしたモデル。
ツインミルとナーヴ・ハマーをモチーフとしてデザインされており、ツインミル譲りの有機的なボディラインとナーヴ・ハマーのようなクリアーパーツからクロームメッキされたエンジンが見える構造などが特徴です。
ホットウィールが凄いのが、40周年記念モデルにあえて当時の若手だったジュン・イマイ氏を登用したところでしょう。
HW40のデザインは今見ると「普通のホットウィールオリジナルデザインのコンセプトカー」に見えますが、このデザインは今のXレイサーズや未来的ホットロッドスタイルのコンセプトカーなどの源流になっていることがわかります。
常に新しいことにチャレンジし続けるため、未来のホットウィールデザインを見据えたまさに正真正銘の「デザインコンセプトカー」と言えるでしょう。
このモデルは2008年「 DESIGNERS CHALLENGE™」シリーズにラインナップされたもの。
重塗装版の豪華モデルだけあり、テールライトやボディサイドのインテーク、車体後部のフューエルタンクなど細かなディテールが塗り分けられています。
「 DESIGNERS CHALLENGE™」ではメタリックグリーン、ブルー、レッド、ブラックの4色のバリエーションがあり、このモデルはボディペイントがブラックのもの。
重厚感あるダイキャスト製ボディが光沢の強い、滑らかなブラックでムラ無くペイントされており、光に当てると有機的なラインを強調するかのような艶が出るので高級感は抜群。
エンジンとインテリア、車体後部の燃料タンクはクロームメッキされたプラパーツでの再現。
エンジンのディテールは精密で、ビッシリと打たれたリベットやハニカム状のメッシュ構造のディテールはオリジナルデザインのコンセプトカーにリアリティを与えてくれます。
キャノピーと一体になったボンネットは透明度の高いクリアープラスチック製で、エンジン内部やインテリアの構造がよく見えるので、細部まで作り込まれているHW40を余すところなく味わえるのが素晴らしい。
シャシーはシボ加工されたつや消しグレーで成型されており、光沢あるボディとの対比がモデルにアクセントを与えてくれます。
ホイールは内側がマットシルバーでペイントされ、リムがレッドメッキされた「CM6(CO・モデル・6スポーク)」タイヤを履いています。
さすがホットウィール40周年記念モデルだけあり、レッドラインタイヤとの相性は抜群です。
車体裏には
THAILAND
Hot Wheels
HW 40 ™
と刻印されています。
ベーシックモデルよりもグレードが高いシリーズだけあり、タイ製ですね。
おなじくデザイナーズチャレンジモデルであるダッジ XP 2012 MYSTERY MODELS™ 10/24との並び。
低い車高にロングノーズ、バットモービルのようなキャノピーとデザインの方向がよく似ています。
同じデザイナーズチャレンジのモデルだとミツビシ・ダブルショッツも同じ方向性なので、当時の流行だったのかもしれませんね。
おわりに
というわけで141台目のコレクション、ホットウィール40でした。
デザイナーズチャレンジでデビューしたモデルはベーシックモデルでも多数色替えが販売されているので手に入りやすいですが、やはりデヴューシリーズで揃えたいものですよね。
このホットウィール40はよっぽどベーシックモデルで買っちゃおうかと思っていたのですが、思わぬところでデザイナーズチャレンジ版が手に入ってラッキーでした♪
欲を言うとカードのイラストとして描かれているメタリックグリーンのモデルが欲しいんですが、今はこのモデルを眺めているだけで幸せですね♪
【コレクション台数 141台】
【コレクション使用額 45835円】
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