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【Hot Wheels(ホットウィール)】フェラーリ250 2001‐218

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 【Hot Wheels FERRARI250 2001‐218】

 マテル製 販売元バンダイ 税抜き定価300円

実車解説
 フェラーリ250と一括りにしてしまうと当てはまる車種が大変多くなってしまいますが、ホットウィールが立体化したのは250の中でも「250TR」と呼ばれる1958~62年にかけて作られたモデルです。

 形状的には最初期に製作された1958年型をモデライズしています。

 1958年のスポーツカー世界選手権からレギュレーションの変更によりエンジンの排気量が3000ccに制限されたことにより、新しいエンジンを開発する必要に迫られたフェラーリにより生み出されたのがこの250TRです。

 「250」はフェラーリ伝統の命名法でエンジン一気筒あたりの排気量を表します。

 250TRは12気筒エンジンなので、250×12=3000というわけですね。

 250TRはエンジンの開発中に旧式エンジンとの区別のためカムカバーを赤く塗装しており、そこから「TestaRossa(赤の筆頭)」とネーミングされることになったのです。

 後のフェラーリテスタロッサも、フェイト・テスタロッサもこの250TRがネーミングソースとなわけです( 私的にはサイレンラルゴタイプとか思い浮かべちゃうんですけどね)。

 デビューした当初は初期不良に悩まされるものの、最終モデルである62年型はルマン24時間レースで優勝するなど華々しい成果を残しました。

 250TRは市販車型19台とフェラーリがレースに使用した15台の計34台が生産され、現在ではその伝説的な活躍と希少価値が相まって価格が急高騰。

 オークションで12億円で落札されるなど世界でもっとも高額な車の一台となり、もはや車というよりも芸術品として取引される至高の一台となっています。

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購入日記

 ナイトシフターとナイトロドアスラマー探しの旅第二弾!!!

 今日は普段あまり行かないホビーオフふじみ野店へ足を伸ばしました。

 以前偶然にもスーパートレジャーハントのブームボックスをゲット出来た縁起のいい店なんですが、ホットウィールはあまり置いていないんですよね。

 まあ無くてもいいや、と半分あきらめ気分で向かい、ホットウィールコーナーへと足を伸ばします。

 すると…… いつもホットウィールを置いてある棚には別商品が。

 ホットウィールの在庫はほとんど無かったけど、ついにコーナー自体が消失したか、と残念に思いながら裏側の棚へなんとなく回ってみると……!!!

 なんと壁一面がホットウィールの山山山!!!

 バンダイが代理店をしていたバンダイマテル時代のホットウィールで埋め尽くされているではありませんか!!!

 もうナイトロドアスラマーやナイトシフターとか言ってる場合じゃありません。

 星条旗柄のデオラⅡとか、ニュービートルとか、二代目ラム1500とか、もう数え切れないくらいの欲しいと思っていたモデルが満載!!!

 あれも欲しい、でもこれも欲しい。
 
 もう悩みに悩みまくり、いろいろ手にとって最後の最後に決めたのが……

 フェラーリ250でした。

 ホットウィールのフェラーリって貴重なんで、見つけたらいつも最優先で買うことにしてるんですよね。

 216円で購入し、興奮覚めやらぬ自分は電動補助つき自転車をブッ飛ばして帰宅したわけです。

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商品解説

 全長72.8㎜

 全幅27㎜

 全高19.2㎜

 実車の全長が3959㎜なので、計測すると正確な縮尺は1/54スケールとなります。

 フェラーリ250は1990年に金型が製作され、1991年のホットウィール通常商品として販売が始まったモデル。

 マテルがフェラーリと独占契約していた時代は1999~2015年なので、このモデルはそれ以前に製作されたモデルということになりますね。

 少ないパーツ数ながら、250TRの特徴であるポンツーン・フェンダーから繋がるボディの曲面を非常に上手くとらえた造形となっています。

 このモデルは2001年のメインライン、現在でいうところのベーシックカーとして販売されたモデル。

 ダイキャスト製ボディは落ち着いたシルバーでペイントされたアルジェント仕上げ。

 実在する250TRにもシルバーの個体は存在するので違和感はありません。

 フロントにはフェラーリの証である跳ね馬のエンブレムがタンポ印刷されており、この時代の中国製品らしくズレや欠けの無い美しい印刷がモデルに高級感を加えます。

 クリアー層も厚めで、光沢もしっとり艷やかであるのも高評価なポイントです。

 ヘッドライトは嬉しいことにクリアーパーツでの再現。

 ウインドシールドも色味の無い純粋なクリアーで、ファクトリーストックが似合うフェラーリには嬉しい配色です。

 インテリアとシャシー、エグゾーストパイプはブラックのプラパーツでの再現。

 エグゾーストパイプは別パーツとなっており、モデルによってはクロームメッキ仕上げされているものもあるようです。

 ホイールは「LW(レース・ホイール)」を装着。

 実車の250TRもワイヤースポークのホイールなのでピッタリなチョイスです。

 
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 車体裏には

         Hot Wheels®

        ©MATTEL INC.1990

                                        CHINA

 と刻印されています。

 中国製ですね。

 ホットウィールのフェラーリってこれで3台目ですが、この時代のモデルはどれも中国製で高品質なんですよね。

 フェラーリの権利がマテルからブラーゴに移る直前に発売された599とかそのあたりはどの国で作られているのか気になるところです。

並べてみる

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 フェラーリを倒すために作られたシェルビー コブラ 427S/C 2001-240 MAINLINEとの比較。
0 MAINLINE
 ガッチリした鋼管フレームに軽量アルミボディを被せ、大排気量のパワフルなエンジンを搭載するというコンセプトは同じな両車ですが、並べてみると優雅なボディラインの250TRとムチムチバイーンなボディのコブラ。さしずめ「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーンと「紳士は金髪がお好き」のマリリン・モンローの違いというところでしょうか。

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おわりに

 というわけで175台目のコレクション、フェラーリ250TRでした。

 ホットウィール収拾を始めて二年たちますが、時間が経つと不思議と「これ欲しいけど絶対買えないよな」と思うようなモデルにも巡り合うものですね。

 そんなことより今ホビーオフふじみ野店は絶賛ホットウィール祭りの最中なので、東武東上線沿線のホットウィールコレクターはぜひ行ってみてください。

 コレクションが充実すること間違い無しですよ!!!

 【コレクション台数 175台】

 【コレクション使用額 59788円】

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