【Hot Wheels FERRARI 456M 2002-213】
マテル製 販売元バンダイ 税抜き定価300円
実車解説!
フェラーリ456はイタリアの高級車メーカー、フェラーリが1992年から2003年まで生産していた2+2シーターのグランツーリスモ。
グランツーリスモとは居住性が考慮されており、場合によってはGTレースなどにも出場可能な高性能高級車だと思ってください。
「456」という名称は搭載している12Vエンジン1気筒あたりの排気量が456ccmであることがネーミングソースとなっています。
456Mは1998年にボディ各部の形状を変更したマイナーチェンジ後のモデルで、エンッォ・フェラーリを手がけたことで有名なカーデザイナーの奥山清行氏によってデザインされています。
456と較べて前後のバンパー形状が変更されたことによりフォグランプが丸くなり、ヘッドライト後部のエアダクトが廃止されたことにより全体的に丸みを帯びた形状となりました。
中古車市場では600万円~850万円くらいで取引されており、庶民でもギリギリ手が届きそうなフェラーリと言えるかもしれません。
ホットウィール化にあたってのデザインはミッチェル・コリンズ氏が担当しています。
購入日記!
やあああっと今月の仕事が終わりました!!!
雪に振られたり、風邪引いたり救急車で運ばれたりと散々な一ヶ月でした。
おかげで身体はボロボロ。
咳が止まらず喉も痛いので、余裕があるうちにと川越の病院へ見てもらいに行きました。
午後からの診察は13時30分から。
受付に書類をもっていき、看護婦さんに「あとどれくらい待ちますかね~?」と尋ねると
「あ、4時までに戻ってくればOKですよ」というステキな返事が!!!
二時間半も待合室で時間を潰すのは苦行なので、昼食ついでにオビツ屋へ行くことに。
今日は時間もたっぷりあるのでホットウィールの在庫を隅から隅まで入念にチェック。
「10個くらい買ってきなよ~」という店主のおじさんに、そのうち息子と一緒に買いに来ますからと話しつつ、みつけたのがなんとフェラーリ456M!!!
これっきゃ無いでしょ!!! と即座に324円にて購入しました。
6面図!
商品解説!
全長75㎜
全幅31㎜
全高20㎜
実車の全長が4730㎜なので、計算するとスケールは1/63となります。
ホットウィールのフェラーリ456Mは1999年に金型が製作され、販売が始まったモデル。
このモデルは2002年に販売されたもの。
ホットウィールらしからぬ、ディフォルメを廃した実車に忠実な造形が魅力で、ドアノブやキーシリンダーまでディテーリングされています。
ボディ、シャシー共にダイキャスト製でフェラーリらしく高級感も抜群!
インテリアはクリーム色のプラスチックで成型されており、ドアの内張りまでしっかりと再現。
シートのディテールなんかもシャープな造形でコダワリを感じさせます。
ボディはギラギラとした粒子感のあるメタリックブルーで塗装され、フェラーリのトレードマークである赤い跳ね馬のエンブレムは3㎜程度のサイズながら「FERRARI」のロゴ字まで読めるほどの精密ぶり。
ホイールは1995年から使われているファイブスポークホイールですが、前輪・後輪とも小さいサイズのホイールが使われており(通常のホットウィールは前輪が小さく、後輪が大きい)、実車のスタイルに近づけようという情熱が伝わってきますね。
車体裏には
©1999Mattel、Inc
CHINA
Hot Wheels®
FERRARI
456M
と刻印されています。
珍しくマレーシア製ではなく中国製ですね。
おわりに
というわけで68台目のコレクション、フェラーリ456Mでした。
マテルは1999年から2015年まで、フェラーリのミニカーを独占的に販売できるライセンスを所持していたため、3インチミニカーでフェラーリが欲しいとなるとホットウィールを買うしかありませんでした。
なのでず~っと欲しかったのですが、売り切りご免な販売スタイルのホットウィールですから、人気モデルであるフェラーリは一瞬で刈り取られ、見たことすら無かったんですよね。
今回念願のフェラーリを手に入れることが出来て本当にラッキーでした♪
現在フェラーリのライセンスはマテルから離れてミニカーメーカーのブラーゴやマイストを参加に持つ中国の玩具メーカー「May cheong Group」に移っており、ブラーゴからは様々なサイズのフェラーリが販売されています。
1/64サイズのラフェラーリが欲しいんですけど、いつも行くヨドバシには売ってないんですよね。
再入荷してくれないかな~
【コレクション台数 68台】
【コレクション使用額 22263円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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