【majoRETTE PORSCHE911GT3 2015 RETROSPORTS】
マジョレット製 販売元カバヤ 税抜き定価360円
実車解説!
ポルシェ911はドイツの自動車メーカー、ポルシェが販売しているスポーツカー。
1963年にフランクフルトモーターショーでデビュー。
空冷エンジンを搭載し、RR(後部エンジン配置、後輪駆動)という独特の構造が特徴でした。
5代目996型からはエンジンが水冷式になり、人気の下がった時期もありましたが現在でもポルシェのフラッシップモデルとして生産されています。
マジョレットが立体化したのは2004~2011年にかけて生産された6代目997型のアッパーモデルである「GT3RS」。
ルマンで活躍したポルシェ911ベースのエンジンを搭載し、特別なエアロパーツを装備。
車高の調整など様々なチューンを受けたGT3をさらに進化させたのがGT3RSです。
「ポルシェ911カレラ4」用のワイドボディを使用しており、後輪のトレッドとリヤフェンダーの幅が広がっているのがGT3から変化した特徴です。
日本国内での新車販売価格は1918万円でした。
購入日記!
私の仕事はプラモデルの専門誌でのプラモデル作例製作という、自分で言うのもなんですが変わった仕事をしておりまして。
で、昔から買おう買おうと思いながら、なかなか手が出せなかった工具をついに購入する決意を固めたんです。
それはズバリ!!! モーターツールです!!!
正直言ってしまうと、モーターツールって別にプラモデルを作るのに必須ではないです。
パテを削るのも、パーツをくり抜くのも手作業でなんとかなります。
ただ、ここ最近子育てで思うように製作時間が取れなくなることがあり、作業の効率化をせざるを得なくなってきたんです。
なので奮発してスジ彫り堂製の「高精度モーターツール静芯V2」を一念発起して購入したわけです。
購入価格は20520円。
昔のモーターツールはもっと高かったので、いい時代になったもんですね。
で、クレカ決済しようと思ったら振り込みか代引きでの対応とのこと。
2万以上する商品を代引きはちょっと心もとないので、銀行振込を選択。
上福岡駅前の武蔵野銀行ATMまで振り込みにレッツゴー!!!
さくっと振り込んだあとは西友でホットウィールでも見ようと思ったのですが、ふと予感を感じて普段行かない上福岡駅前のヤオコーに入ってみました。
食玩売り場に向かってみると…… ありました!!! マジョレットミニカーです!!!
しかもニューモデルのレトロスポーツと働く車が揃い踏み。
メルセデス・ベンツ ゼトロスにも心惹かれましたが、この機会を逃すと二度と巡り会えない気がするポルシェ911GT3を税込み388円にて購入したわけです。
以前ここのヤオコーはマジョレットミニカーを取り扱っていなかったので盲点だったんですよ。
6面図!
商品解説!
全長75㎜
全幅33㎜
全高24㎜
実車の全長が4425㎜なので、計算すると1/59スケールとなります。
マジョレットのポルシェ911GT3は実車の997型GT3が発表された時期から販売されているモデル。
このモデルは2015年7月、「レトロスポーツ」シリーズの一台として販売が始まりました。
真っ白なボディを走るブルーとレッドのレーシングストライプがスポーティーなイメージのGT3にはピッタリ。
ボディの塗装はムラなく均一なのが嬉しいところ。
マジョレットミニカーを集めている人ならご存知だとおもいますが、ペイントの個体差が大きいんですよね、
特にホワイトやイエロー、オレンジなどの発色が悪い色でペイントされたモデルは当たり外れが大きく、エッジやスジ彫り部分の塗料が回っておらず下地のダイキャストの色が暗く透けているものがあるんです。
今回はアタリを引けたようですね。
ボディサイドには「GT3RS」のマークが入ります。
実車だと「GT3RS」は「GT3」と違うボディを使っているので、GT3のボディにRSと入れても「GT3RS」になるわけではないのですが、まあ良しとしましょう。
ヘッドライトは嬉しいクリアーパーツでの再現。
インテリアはマジョレットミニカーらしい、プラモさながらの極めてシャープなプラパーツで成型されています。
ホイールは2015年から登場したブレーキディスクのディテールまで入った精密なもの。
リアウイングもプラスチック製ですね。
車体裏には
MADE IN THAILAND
ECH:1/59
majoRETTE CE
REF:209D
PORSCHE 911 GT3
と刻印されています。
マジョレットの表記スケールは間違っていることが多いのですが、今回は1/59とピタリですね。
タイ製です。
ドアの開閉ギミック。
少々固めで、開く角度は少なめ。
ドアトリム内側はシルバーでペイントされており、一手間かけたコダワリを感じます。
マジョレット特有の板バネを使ったサスペンション可動ギミック。
前輪はほとんど動かず、後輪のみ深く沈み込みます。
普段ミニカーの車高はそれほど気にならないのですが、このモデルは少々車高が高めに感じます。
サスペンションの可動ギミックが入ったミニカーはバネのせいでどうしても車高が高くなっちゃうんですよね。
おわりに
というわけで71台目のコレクション、ポルシェ911GT3RSでした。
12月に購入したザ・ビートルカブリオレ以来、2ヶ月ぶりのマジョレットミニカー。
実はいつもマジョレットミニカーを買っていた近所のコープみらいが取り扱いを止めてしまったため、買おうにお買えなくなってたんですよね。
幸いにして新しいマジョレット販売店を開拓できましたが 、できることなら近場で買いたい。
コープみらい、マジョレットミニカー復活してくれないかな~
【コレクション台数 71台】
【コレクション使用額 23342円】
本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪
私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。
3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。
プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。
このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!
こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪
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