【Hothweels POWER ROCKET 2018 355/365 SUPER CHROMES 9/10】
購入日記
最近はすっかりホットウィール離れが始まった5歳の息子。
「ホットウィールって走るだけじゃん。変形したり自動で動いたりするおもちゃのほうが面白いよ」
「僕もうホットウィールいっぱい持ってるから他のおもちゃが欲しいな」
とか言うんですよ。
それはそれでまだトミカのコースやホットウィールでは遊んでくれてはいるのですが……
そんな息子が日曜の朝布団に入ってきてもごもごしながら
「今日はホットウィール買いにトイザらス行こう〜」
とか甘えてくるではないですか!!!
いや〜もう行くしかないでしょ!!!
というわけで5歳の息子と3歳の娘(合計30Kg)を子供搭載型電動補助つき自転車に乗っけて南古谷のトイザらスへ。
ホットウィールコーナーで3人でいろいろ物色しつつ、あれがいいこれがいいとか、娘がピカピカ光る電動チェーンソーをぐるぐる回してキャラキャラ笑っていたりしていたのですが……
娘が「わたしこれがいい!!!」と絶叫しながらピンク色のシャボン玉を持ってきました。
まあそんなに高くないし、いいよ〜と渡した途端、息子の心にざわつくものがあったようで。
「え?妹ちゃんはシャボン玉? じゃあ僕も他のおもちゃがいい!」
といろんな玩具を物色しはじめ。
ただ、単品でミニカー以外のおもちゃって結構高いんですよね。
「600円までならいいよ」
と伝えたものの息子は値札の読み方がわからない。
「どれ?どれが600円までのおもちゃなの?」
「ほら、ここ。3、9、9、9って書いてあるでしょ?これはさんぜんきゅうひゃくきゅうじゅうきゅう円て読むの。高すぎだから」
「じゃあこれは?」
「これは5999円するじゃん!さっきのより高いよ」
「でもこれさっきのより小さいよ」
「いや、小さくても高いおもちゃっていっぱいあるから」
「わからないよ〜!どれも高すぎなおもちゃばっかりじゃん!」
そうなんです。
なかなか600円くらいで買える玩具って今なかなか無いんですよね。
リアルライダーの豪華版ホットウィールだって699円しますし。
息子はもう何が欲しいかより買うこと自体が目的となり、一向に決めることができず、あっちに行ったりこっちに行ったりして迷いまくっていると……
「もう!おにいちゃんはやくえらんで!お〜そ〜い!!!」
と体験コーナーのリュウソウケンに飽きた娘が怒りを爆発させ。
これはもう600円にはこだわっている場合では無い、と息子が欲しいと行っていた「投げると変形するオモチャ」を999円を買うのを許可し。
私はリアルライダー履きボディ&シャシーダイキャストのフォードGTレーサーが本当は欲しかったのですが、息子のおもちゃの予算アップに従いベーシックカーのパワーロケットを購入。
たまたまその火はホットウィールベーシックカーは147円だったのでまあちょっと安いし!ラリーウッドデザインだし!と3人でレジに向かったわけです。
こちらは息子が購入した「投げると変形するおもちゃ」こと爆丸のドラゴノイド。
で、これめちゃくちゃ良くできたおもちゃなんですよ。
中にバネが仕込まれていて、投げたり転がしたりして衝撃が加わると開いて変形するんですが……
これは強度やパーツのセッティングが非常に考えられており、これを工場の量産品として商品にできるタカラトミーの技術力が本当に恐ろしい。
トランスフォーマーで培った変形技術やベイブレードの射出ギミックなどを高度に融合させた感じで、マグネット入りの六角形ベースに載せると「シャキン!」と中の金属バネが反応して自動変形するのには私も感動ました。
結果としてはいい買い物でした♫
タカラトミー(TAKARA TOMY)
2019-04-20
……一方娘の買ったシャボン玉は海外製で、ケースは可愛かったのですがシャボンが全然膨らまず、お風呂で激怒して奥さんを困らせていました…… 今度いいシャボン液を入れてあげようと思います。
6面図と商品解説
パワーロケットは1995年に販売が始まったモデル。
ぱっと見てホットウィールオリジナルのいかにも謎車!!!というスタイルですが、デザインしたのはホットウィールの元チーフデザイナーでもあり、ホットウィールの生ける伝説そのものでもあるラリー・ウッド氏。
胴体中心部にむき出しのロケットを収めたバットモービル的なスタイルですが、半円状のリアウイング内部から突き出したバーニアノズルが本物のロケットエンジン搭載型ドラッグマシンを踏襲していたりとさすがカーマニアのデザインといった感じです。
SFチックで空想的なデザインでも「しっかり自動車として成立してる」のがホットウィールの素敵なところですよね。
パワーロケットは金型が何度も改修されており、最初期のモデルは今のモデルのようにキャノピーは胴体と同一色なのですが、途中でキャノピーが別パーツになりクリアーパーツとして色分けされたものもあります。
現在の金型は2015年ごろに作り直されたもののようですが、2017年にさらに改修されてキャノピーがボディと一体成型となっています。
というかパワーロケットは「ホットウィール大辞典」で見た最初期の全身パープルのモデルの印象が非常に強かったので、まさかキャノピーがクリアーパーツになってるモデルがあるなんて全然知りませんでしたね……
このモデルは2019年のベーシックカーとしてセグメント「SUPER CHROMES」にラインナップされたもの。
プラ製ボディは輝くゴールドメッキが施され、パワーロケットの空力的な曲面がいい感じに光を反射させよりフォルムが引き立つのが実にいい感じ!
シャシーはダイキャスト製で、ホイールはリムが二重にゴールドメッキされた5SPホイールを履いています。
並べてみる
ロケットエンジン搭載のオリジナルモデル、ということで同時期に発売されたフィル・リールマン氏デザインのエクシブとの並び。
同じロケットエンジン搭載モデルでも、デザイナー次第で全く考え方が変わってくるのが面白いですよね。
エクシブは胴体が左右にぐねぐね曲がるギミック搭載のお得なモデルなので、中古屋さんなどで見かけた時は要チェックですよ!
終わりに
というわけで239台目のコレクション、パワーロケットでした。
パワーロケットは買わないと! と思っていたモデルだったので、この機会にお迎えできて良かったです。
というか今回の記事を書くときに知ったキャノピーがクリアのモデルがすごく欲しい!
手に入ったらぜひとも並べて記事にしたいですね〜
あ、息子と娘はホットウィールを人に見立ててよくおままごとをしているので、我が家ではまだまだ現役です!
【コレクション台数 239台】
【コレクション使用額 93020円】
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