【majoRETTE MERCEDES BENZ GCLASS EMARGENCY MODEL】
マジョレット製 販売元カバヤ 定価420円
実車解説
メルセデス・ベンツGクラスはドイツの自動車メーカー、メルセデス・ベンツが製造販売している高級SUV。
今ではファミリーカーとして一般的になったSUVですが、そのルーツは第二次世界大戦で活躍した軍用車、ジープの民生用として始まった経緯があります。
頑丈で悪路も走破可能で、荷物もいっぱい乗る。
そりゃあ便利なわけです。
アメリカはジープ、イギリスはランドローバー、と軍用車直系のSUVはいくつもありますが、中でも一番の高級SUVとして地位を確立しているのがドイツが生んだベンツGクラスでしょう。
ベンツGクラスはもともと1979年にオーストリアのシュタイア・プフ社がヨーロッパのNATO向けに開発した小型軍用車。
今でも受け継がれる箱型のボディは軍用車として生産性の効率化を最優先したためのデザインなんです。
これは加工を最低限に抑え、板状の鉄板や板ガラスだけで組み立てられる工夫なんですね。
このあたりの「いざとなったとき物資が欠乏する準備」の思想は苦い敗戦を経験した国ならではの発想で、昔の自衛隊車両とも共通する部分があり米軍車両と比べると面白いです。
1981年から民生用として販売が開始。
次第に実用性よりも高級車としての性格が強くなり、内装などのラグジュアリー感がどんどん強化されていきます。
が、他のSUVがどんどん「普通車」のような丸みをおびたボディへと変わっていくのに対し、Gクラスは硬派な軍用車である無骨な姿を守っています。
街で見かけたGクラスにパっと目が行くのは、実戦を想定した「戦う車」としての姿に惹きつけられるからなのかもしれませんね。
購入日記
私の本業はプロモデラーで、ほとんど一日中机に向かってプラモデルを朝から夜まで作り続けています。
好きな仕事なので苦にはならないんですが、全然動かないので運動不足が問題になるわけですよ。
お腹とかも結構出てきてポヨンポヨンしてたこともあり、これは運動せねばヤバい!と2年前からジム通いを始めました。
ジムでウェイトを上げ、タンパク質中心の食生活に切り替えるとみるみるうちに体が引き締まり、奥さんからは
「出会ってから一番かっこいい!」
と評判も上々。
このままジム生活で行こう!と思っていたのですが……
最近忙しくなってジムに行くのが難しくなってきたことと、ジムに行くと必ず肩とか背中とか腰が筋肉痛では無い痛みが出るのに悩まされるようになったのです!
あとジムでのトレーニングって非常に強度の高い運動なので、ジムに行ったあとは風邪を引くことも多く、なかなか大きい仕事を抱えているときは怖くて行けなくなってたんですよね。
でも、それはそれで運動しなければしないで座りすぎが原因の腰痛になったりとか、なんとかジムに行かずに自宅でトレーニングする方法を模索しておったわけです。
そんな中素晴らしい本にめぐり合いました!!!
プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ [単行本(ソフトカバー)]
ポール・ウェイド
CCCメディアハウス
2017-07-28
プリズナートレーニングです!!!
この本の著者ポール・ウェイド氏は20年以上アメリカの刑務所に収監された経験があり、そこで囚人がトレーニングマシンを使わず自重のみを使って体を鍛える方法を学び、晴れて出所後、その方法を紹介するという本です。
プリズナートレーニングではとにかく「安全性」「ケガをしない」ことを重視しています。
これはアメリカの刑務所内でケガをして動けなくなった場合、弱者とみなされ徹底的に周りから食い尽くされて即座に死につながるからなんだとか…… いやあ日本に生まれてよかった。
この中では腕立て伏せやスクワットなど伝統的な自重力トレーニングを解説しているのですが、とにかく初心者向けなんですよね。
腕立てもいきなり普通の腕立てするんじゃなくて誰でもできる壁立てから始まりますし、刃牙!って感じの表紙とは裏腹に、女性や老人こそこの本が必要なんじゃないかな〜って思います。
で、この本の中ではプルアップ、つまり懸垂が推奨されているのですが、こればっかりは家でするのは結構難しいんです。
なので散歩がてらに公園に行き、鉄棒で懸垂…のすっごい簡単バージョンのホリゾンタルプルというトレーニングをするようになったのですが!
いつも練習する公園の近くにサミット藤間店があるんですよ。
で、ここにはマジョレットミニカーが売ってるんですよね〜
トレーニングのついでにちょっと寄って見ると、そんな時に限っていいモデルが入荷してたりするんですよね。
というわけでポケットを叩けばビスケットならぬ、トレーニングすればマジョレットが増える感じで緊急車両シリーズのベンツGクラスを462円で購入したのでした♪
5面図
商品解説
全長 78mm
全高 35mm
全幅 34mm
実車の全長が4873mmなので、計測すると1/62となります。
このモデルは2019年8月に「エマージェンシーコレクション」として発売されたもの。
マジョレットミニカーはカッチリした精密なディテールが特徴で、個人的には3インチミニカー中最強だと思っているのですが、このベンツGクラスみたいな四角いSUVとは特に相性抜群なんじゃないかと思うのですよ!!!
通常版のGクラスにクリアブルーのパトランプを追加し、ドイツ警察風のタンポ印刷が入っています。
サイドの文字も「POLIZEI」としっかりドイツ語になっているのがいいですね♪
昔のマジョレットの日本車パトカーとかすごいゆるい書体で「警視庁」と入ってましたが、ドイツ語になるだけでこんなに格好良く見えるのはなぜなんでしょう?
ドイツ語マジックですね!!!
インテリアもディテールは精密でステアリングの中がしっかり抜けているマジョレット 仕様。
ヘッドライトもクリアーパーツですし、ホイールはブレーキディスクのディテールまでバッチリ入ってますし。
スーパーによっては400円を切る値段で売っている店もあるので、マジョレット って本当にお得すぎるミニカーですよね。
車体裏には
majoRETTE
ECH:61
BK290419 MADE IN THAILAND CE
REF:250B
MERCEDES-AMG G63
と刻印されています。
タイ製ですね。
マジョレットミニカー 特有のピアノ戦を使ったサスペンションギミック。
子供が強く押し付けて走らせても車軸が曲がりにくくなっています。
あまり大きくは開きませんが、内部にはAMG63の特徴であるV8ツインターボ5.5Lエンジンがバッチリ搭載されています!
SUVというとリアゲートが開くミニカーが多いですが、私は車の心臓部であるエンジンが見える方が嬉しいです!
コレクションカードも付属しています。
細かいスペックが書かれているんですが、よくよく見るとミニカーのグラムまで記載されているんです!
これ見て思うのですが、やはりカードを入れたということはよりコレクターへの販売に注力する決意を固めているということなのでしょうか?
我々ユーザーとしては嬉しいことです♪
並べてみる
トミカのベンツGクラスと並べてみました。
よくよく見比べて見るとマジョレット のほうがドアミラーやワイパーなどディテール多めで、開閉ポイントはトミカがドアでマジョレット がエンジンフードと設計思想的な違いを感じます。
子供がガンガン遊ぶならトミカの方が良さげですけど、大人としてはマジョレット の出来の良さについ目がいっちゃうんですよね〜
終わりに
というわけで 258台目のコレクション、ベンツGクラスでした♪
プリズナートレーニング、めちゃおすすめですよ〜♪
私の父も40ぐらいから体を鍛え始めて一時期めちゃくちゃムキムキになっていたことがあったんですが、35超えて衰えてきたとき、そこでしっかり体を整えるか、そのままにするかで男の人生って変わってくるんじゃないかな〜って思います。
体が悪いとミニカーもプラモも楽しめませんし。
目指せ!筋肉ゴリラ!!!
……とまではいかなくても、毎日健康でいられるようにありたいですね♪
【コレクション台数 258台】
【コレクション使用額 100486円】
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