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【Hot Wheels(ホットウィール)】フォルクスワーゲン バグ 2004 Hot Wheels Classics Series1 ♯25of25 

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【Hot Wheels VW Bug 2004 Hot Wheels Classics Series1 ♯25of25】

 マテル製 定価893円

目次

実車解説!

  フォルクスワーゲンタイプⅠはドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが1938~2003年まで実に65年にもわたり生産していた小型乗用車。

 第2次世界大戦前、ヒトラーが打ち立てた「国民車構想」がタイプⅠ誕生のきっかけとなりました。

 一家に一台、ドイツ国民全てに安価で高性能な乗用車を普及させるという壮大な計画で、ヒトラーが要求した厳しい条件を取り入れながらフェルディナント・ポルシェ博士の手で開発されたのです。

 ドイツ敗戦後の1946年から本来の乗用車としての生産が始まり、アメリカを中心とした世界中に輸出されることになりました。

 タイプⅠは価格が安く、製造元のフォルクスワーゲンが手厚いアフターサービスでバックアップ体制を整えたためアメリカで大ヒット。

 日本車が台頭してくる1970年台まではアメリカ国内で輸入車と言えばタイプⅠでした。

 中古車も数多く出回ったので貧しい若者でも手に入れやすく、カスタムカーのベースや1960年台に最高潮を迎えた米国ヒッピーブームのアイコンにもなりました。

 日本では「ビートル(かぶと虫)」の愛称が有名ですが、アメリカでは「バグ(虫)」とも呼ばれています。

 ディズニーピクサーの映画『カーズ』では電灯に寄ってきて飛び回る虫が全てタイプⅠになっており、虫=タイプⅠという認識は相当強いみたいですね。

 ホットウィール化にあたってのデザインはラリー・ウッド氏が担当しています。
 

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購入日記!

 今月の仕事がやっと終わりました!!!

 会社で最後の納品を済ませ、時計を見ると時間的にかなりの余裕が。

 天気もいいことだし、前々から気になっていたホットウィール専門店までちょっくら足を伸ばすことに。

 向かったのは下北沢にあるウェアハウスというお店。

 前々からネットでホットウィールを検索するとよく出てくるので存在は知っていたのですが、ずっとネットショップ専門店だと思ってたんですよね。

 で、この前「ホットウィールカルチャー」を読んでいたら店舗紹介コーナーに載っているのをたまたま発見。

 これは行くしか無い!!! と向かうのですが、お店のホームページに地図が無い。

 グーグルマップに住所を打ち込むと場所が表示されたのでスマホを頼りに下北沢北口をさまようこと3分。

 ありました!!! 一件普通のオシャレ雑貨店風ですが、店の前にオリジナル系のベーシックカーがずらりと釣られていたので遠くからでもひと目でわかりました。

 店内に入ってみると、自分にとってはまさに夢の国。

 ネットショップでは人気のある車種は弱冠高めな印象を受けたのですが、私が好きなクラシック系ホットロッドやちょっと昔のオリジナルカーなどはかなり安く売られており、お得感満点。

 何時間でもいたいなあ、と思いつつ、息子の世話をしている奥さんの顔が脳裏をよぎったので店を一周したあと、目についたクラシックスのフォルクスワーゲン バグを580円で購入。

 その後下北沢駅南口の模型店「サニー」で1/35のミニタリーカーモデルを物色してから帰途についたわけです。

6面図!

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商品解説!

 全長63㎜

 全幅30.5㎜

 全高26㎜

 実車の全長が4070㎜なので、計算すると1/64スケールとなります。

 フォルクスワーゲン バグは1988年に金型が製作され、1989年から販売が始まったモデル。

 1954~1957年に製造されたタイプⅠを立体化しており、楕円形リアウィンドウの形状が判別ポイントです。

 わずかに前傾したスタイルはレーシーな印象で、カスタムカーをフィーチャーするホットウィールらしいアレンジですね。

 このモデルは2004年に「クラシックス シリーズ1」にラインナップされたもの。

 「クラシックス」は1968~1974年に販売された初期のホットウィールをモチーフとしたシリーズ。

 鮮やかなキャンディペイント(クロームメッキの上にクリアーカラーで塗装したもの)で再現されたスペクトラフレームカラーとレッドラインのホイールが特徴です。

 このモデルはスペクトラフレームオレンジですが、他にもブルー、レッド、ピンク、グリーン、ゴールドのバリエーションがあります。

 スペクトラフレームカラーですが、実際に手にとって見ると非常に鮮やか。

 オールドスタイルのホットウィールらしさを損なわない程度のタンポ印刷もいい感じ。

 ビートルにレーシングストライプがここまで似合うとは思っていませんでした。

 ベーシックカーよりもグレードの高いシリーズなのでボディ、シャシー共にダイキャスト製で重量感も抜群。

 ホイールはお馴染み1995年に登場したファイブスポークホイールですが、レッドラインが入っただけでこうもオシャレになるとは!!!

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 車体裏には

 Hot Wheels®

 ©
 MATTEL INC 1988
   THAILAND

 と刻印されています。

 重塗装のホットウィールってタイ製ですよね。

おわりに

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 というわけで78台目のコレクション、フォルクスワーゲン バグでした。

 ホットウィール専門店に初めて行きましたが、いいですね~♪

 西友だとまずお目にかかれな車種が満載。

 人気車種は定価より高いとはいえ、せいぜい780円とか580円のものがほとんどですし。

 ミニカーコレクションの楽しみがまた一つ増えました。

 ホットウィール専門店は東京にまだ何軒かあるのでいろいろ行ってみようと思います。

 【コレクション台数 78台】

 【コレクション使用額 25433円】

本業はプラモデル制作の専門家「プロモデラー」です♪

 私の本業はプロモデラー、あまり馴染みの無い職業だとは思いますが、プラモデルを作る専門家です。

 3歳からプラモデルを作っている経験を活かし、誰でもお手軽にプラモ製作を楽しめるものから「いや、これ無理でしょ」みたいなマニアックなものまで。

 プラモデルを思い切り楽しむための本「ガンプラ凄技テクニック」シリーズを多数執筆しております。

 このブログを読んでいる、ミニカーコレクションの沼にハマったアナタならついでにプラモ沼にズッポリ頭までハマってもきっと……いや、必ず楽しみまくれるはずです!

 こちらのブログでプラモデルの制作テクニックを解説しておりますので、ぜひ林哲平ワールドを堪能してみてくださいね♪

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